zogliさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

2.6

2020/6月に劇場鑑賞してたけどレビューしてなかった

おとなの御伽話

前半長回しでひたすらなんか食ってるの観せられててチャレンジングな作品だなーと思ったけど
よそのおうちの👻さんと意思疎通はかる
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

2.4

終わり方がものすごく良かった!

そんな短時間に使い物になるなんて、おっさんの方が天才的嗅覚の持ち主なんじゃないのか?とか
ホテルの寝具の洗剤の残り香が気になるとか言いながら革の香りの仕事してる最中の
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

2.3

※だいぶ前に観てたけどレビュー忘れ

ストックホルム症候群て被害者が生き残るために状況に適合し、加害者に対して否定や拒絶をせず共感的支持的に対応する事でその場を乗り切ろうとする的なヤツだと認識してたん
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ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

2.4

セバスチャンスタン出演作なのでUS円盤買って観てはいたんだけど、略語を含む軍事用語と政治用語、サラッと流しで映るだけの新聞記事の見出しとか書類とかはやはりなかなか手強いので日本語化されたやつを観に行っ>>続きを読む

スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)

2.7

前作のラストで風呂敷広げ過ぎておいおい大丈夫かよと思ったけどやっぱり大丈夫じゃなかったしまた小さくまとまめてたわー😂
でもこのシリーズ、ストーリー気にしたら負けだよね!

冒頭に前作までのおさらいがあ
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

2.9

ハエの羽音も隠さず、牛舎の臭いが漂ってきそうな作品

身体的に後遺症が残るような病をした高齢の叔父と、引き取られた姪との2人きりの、質素な田舎の農場の日々の生活を映しているデンマーク映画
牛のお産(の
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

英字幕版円盤を鑑賞

1942年、フランス
スイスに亡命する道中にドイツ軍に捕らえられ移送トラックの中で知らぬユダヤ人から持っているサンドイッチ半分と引き換えに読めもしないペルシャ語の本を譲り受けたベ
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

2.5

Netflixで見られるけど、ドラマをビンジウォッチするのはともかく映画を観るのどうも慣れなくて…なんとなくオスカーノミニーを自宅でタブレット鑑賞するのって失礼かなぁとも思って近場でやってる劇場での上>>続きを読む

キンキーブーツ(2018年製作の映画)

4.2

曲も話も知ってたけどそれでもぐしゃぐしゃに泣いた
最高だった

ミュージカルは元々好きで(各種来日公演とかも行くは行くけど、残念ながらどうしても現地公演とはパフォーマンスのレベルが違うので)休暇にはウ
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天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.5

チャーミングなスレイマンおじさんとめぐる世界の街角 って感じ
low keyで退屈なのにおかしくて、独特の不思議なムードとテンポ
夜に自宅で観てたら寝るだろうけど、劇場で観てきた今日は一瞬たりともつま
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アウトポスト(2020年製作の映画)

2.4

タリバン兵相手だけど斬首も無いし、全体的にグロ・ゴア描写も無いので観てて辛くはならないけど、絆や努力が奇跡を起こさないので全くドラマティックでもなく、負傷した仲間に対して救命救護する様を細かく描いては>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.6

4DXで鑑賞

4DX、既知作でも新たな楽しみが出来るので懐古厨用アトラクションだと小馬鹿にせず是非試して欲しい
トラック戦のとこガコガコ揺れて楽しいし、水飛沫飛んでくるのほとんどオイルのシーンじゃね
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ナショナル・シアター・ライヴ 2016「戦火の馬」(2014年製作の映画)

4.5

舞台芸術の真骨頂

インターバルの休憩で聴ける原作者並びに演出家のひとりのお話まで全てが見逃せない作品だった
原作小説はなんと、馬の一人称で全て進むのだと言う!
原作者(全身赤のコーディネートでニヤニ
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.4

観終わってすぐに円盤を買って手元に置いておきたいと思った映画は久々だったなー

半人半魚との大人の御伽噺
デルトロの半魚話はハマる気満々だったのにあまりハマれなかったけど、これは良かった
隣のおばちゃ
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

2.4

トレイラーの印象よりもわりと真っ当な感じだったけど、どのくらいの間偽司祭として滞在していたのかダニエルが何歳なのかがみえてこないのと、いろいろエピソードを持ってくる割にどれも中途半端な感じだったので話>>続きを読む

アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)(1969年製作の映画)

3.7

イコン画家の話なのに全く絵を描くシーンが無いとかいう驚きの作品

『僕の村は戦場だった』でイワン役として驚異的な芝居をみせていたあの子役が再度タルコフスキー作品に出演していたと知り鑑賞したのがこれ
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

2.4

文系の人が描く宇宙の話
宇宙モノ大好きだけどこれは大変だった

アナログでレトロチープな感じが今見るとまた違った面白さだし、この時代に頑張って未来感出してたんだなぁとは思うけど無重力シーンもお粗末(
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ダニエル(2019年製作の映画)

1.9

なんだこれ?
なんかミギーみたいなのいたよ、手じゃないけど

原題がDaniel isn’t realだったし海外版ポスターは色もタッチも違うから絶対日本のプロモーションが見当はずれな感じなんだろうな
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(1974年製作の映画)

2.2

自伝的作品は少なからず自慰でしかない側面があると思ってるんだけど、これもなかなかの公共マスターベーションだった…
タルコフスキー、何処か悪かったの?
何か強めのおクスリ使ってたの?

あの浮遊して横た
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僕の村は戦場だった(1962年製作の映画)

3.7

ソヴィエト時代のタルコフスキー にて

光と影と水を操り支配しながらタルコフスキーが描く戦争関連作品

オープニングショットが完璧
カメラがあがってって木のてっぺんを映しながらボーイが左下を歩いてくと
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この世界に残されて(2019年製作の映画)

2.7

欠けた穴を完全に埋める事なんて出来ないけれど、寄り添い合って補い合って新しい形になる事が出来るのだと希望をくれる話

少女を愛するストーリーを期待したのか、観客席はいつものこの箱とはちょっと客層が違う
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砂漠の鬼将軍(1951年製作の映画)

2.5

ちょっと前にみた映画で『ロンメルのせいで夫は死んだ』ってセリフが出てきたので次はこれ

邦題から連想される北アフリカ戦線の話などではなく、チャーチルも賞賛した独将軍エルヴィンロンメルの死の真相について
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バーディ(1984年製作の映画)

2.5

ニコラスケイジというだけでちょっと笑えてしまう自分が悲しい
顔を包帯で隠してるパートは普通に観られるけど 親父に殴られてメソメソしてるニコラスケイジとかほんと…ねぇ

ベトナム戦争負傷帰還兵青春回顧録
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セイビング・レニングラード 奇跡の脱出作戦(2019年製作の映画)

2.3

たまにメッサーシュミット観ておかないとーと思って観たのだけど、空襲シーンよりは個人的にはネヴァ川の戦いの方が見応えと絶望感があって良かったな

戦闘機が被弾して着水するところまで確かにいかにもダンケル
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スナイパー・バレー(2007年製作の映画)

2.0

スナイパー???邦題どうしてこうなった

ロシア製コソボ映画は観たのでNATO軍からの視点の作品何か無いかなと思って手に取ったのがこのドイツ産だったんだけど、ええと…話がお粗末じゃないか?
セルビアと
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

2.5

断捨離ムービーと聴いてたけどなんとも切ねぇ後味だなオイ!

わたしもどんどん忘れてどんどんフタをしてどんどん前に進むタイプなのでジーンのイタさは観てていろいろえぐられた

音楽の使い方が面白かったな
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神に選ばれし無敵の男(2001年製作の映画)

2.2

ハンスジマーの音楽とウドキアー目的で鑑賞
ナチの匂いがし始めたヴァイマル期終盤のドイツの雰囲気に興味があるなら耐えられると思うけど、そうでなければ地味で退屈だと思う
そして蟹のインパクト凄い

2人の
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ラコニア号 知られざる戦火の奇跡/Uボート156 海狼たちの決断(2010年製作の映画)

2.5

群狼戦術の話ではなく、ドイツ海軍の潜水艦に沈められた(元)大型客船ラコニア号の話

遭難した民間人達を撃破した側のドイツ海兵達が救助したという事実を元にした作品で、戦争映画というよりは正しい事を為す
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バレット・フィスト(2005年製作の映画)

2.2

小学生男児のマインドで鑑賞したらものすごーく面白いかもしれない!

2045年内戦で荒廃した欧州では近代の武器も廃れ人々は古代の武術で戦い始めた…武力で支配し統括する一味に対し主人公たちが拳と技と友情
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ウィンター・ウォー/厳寒の攻防戦(1990年製作の映画)

2.7

原題TALVISOTA
冬戦争(フィンソ戦)の話
1939年11月30日に赤軍に侵攻されつつも独立を守り1940年3月には平和協定が結ばれた105日間の戦いについて、フィンランド軍第23歩兵連隊の軍事
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

3.8

ニューマスター版、画面は流石にそれほど美しい!とはならないけど、フィルム映画をどうにかしても限界があるよねー味わいのある画面ではあった

車クラッシュとかヘリクラッシュとかVFXじゃないからサイコーだ
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スピードトラップ(2018年製作の映画)

2.2

レーサーの話ではなくセルビアンマフィア(汚職警官含む)の話だった…
IMDbとか他国映画情報サイトではめちゃ高得点なんだけどバイオレンス山盛りのマフィア映画にそれほどは興味が無いわたしなので面白くは無
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ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)

2.3

子役のお芝居はちゃんと観てるこちらをイライラさせるのでとても上手!

だけどナチ党が第一党になる前〜ほんの2年くらいの話でドイツ軍が出るわけでも無ければ殺戮表現も無いし、主人公一家は『ユダヤ人だから』
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アレクサンドル 〜ネヴァ大戦〜(2008年製作の映画)

2.4

斧映画なので評価甘め

ロシア史上にしか資料が存在しておらず、そもそも事実であったのかすら疑問視されているというネヴァ川の戦いをテーマにした作品(言ったもん勝ち騒いだもん勝ちでもしかしたらまるっと大嘘
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タイムトラベラーの系譜 ルビー・レッド(2013年製作の映画)

2.2

すごい久々に見返したけど、やっぱり冒頭のバルトロメイ(ポール)の生え際が気になるー

ロンドンが舞台だし登場人物の名前全部英語名なのに中身はドイツ人でドイツ語しゃべってるから違和感モリモリ
VFXがチ
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蝶の舌(1999年製作の映画)

2.4

犬が殺されてしまう映画なのでダメな方はご注意を

カスティージャ、スペイン内戦前
仕立て屋の次男坊は学校で老教師と出会い世界を知る
その恩師は共和党支持者で……という話

森の虫取りとか町の祭りとか、
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