暗黒星人さんの映画レビュー・感想・評価

暗黒星人

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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

魔法のない世界、抉られた心は絶えず血を流し続ける。それでも、止まってしまった時がほんの少しだけ動いた。

セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

4.0

理由?そんなの何だっていいじゃない?ちょっと…いやかなりイカレた女子2人がキャッキャウフフ、ときどきニャー!壊れてないよ、これがあたしたちのリアルだもん!結論、見てるこちらも目玉ぐるぐる、キャッキャし>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

2.5

予告編では「これは絶対泣いちゃうなー」と思ったのだが、何もしないを特技とする私は淡々と観終わってしまったのだった(笑)大人になり過ぎてしまった人には響くかもしれない。プーたちの表情がシンプル通り越して>>続きを読む

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

2.5

果てしなく純粋で美しく儚い物語。それゆえに核心がぼんやりとしてしまったのは残念。

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.0

昔だったら「意味わかんねえ説明してくれよ」って憤慨しただろう。まさかホアキン・フェニックスの存在だけでここまで削ぎ落としてくるとは。ラスト、人のいないボックス席を見ながら私は泣いた。心が波打つ映像だ。>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

3.5

どうしようもなくても生きて死ぬんだな。こっそり切り取って目の前にぽんと置かれた家族の姿。見ちゃった。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.5

あんなにも拒絶した母の予言通り。自意識についてずっと考えてしまう映画だった。

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.8

自分が正常である自信を失ったとき、失わされたとき、大きく揺らぐ世界。あっぱれ。

フィフティ・シェイズ・ダーカー(2017年製作の映画)

2.5

「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」続編。前作同様この作品に深みを求めてはならない。ただ、アナスタシアのつるプリなお尻を崇めるのだ!!!官能映画の権化、キム・ベイシンガーだけは次元違いのように素晴ら>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

『メッセージ』の次に観たからかもしれないが、肌触りが同じだった。持って生まれた悲哀、来たるべき悲哀、すなわち全編悲哀感に満たされた感じはほとんど一緒。『ブレードランナー』の続編という縛りがどうしてもこ>>続きを読む

ロック・オブ・エイジズ(2012年製作の映画)

5.0

この時代のHR好きにはもうたまらん映画。全員めっちゃ濃いキャラだが、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ演じる市長夫人が大好き!バンギャ魂の真髄が見れる!オープニングのバスのシーン、シェリーの不安と期待でいっ>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

最初から最後まで悲しみに満たされていて涙が出て仕方なかった。予想とは全く別の重さがあり、しばらく引きずりそうな感じ。ルイーズの背負ったものが壮大過ぎて他のSF的考察の楽しみは一旦全て吹き飛んだ。後でゆ>>続きを読む

フェノミナン(1996年製作の映画)

4.0

謎の光との遭遇で脳が覚醒。SFでありなかがら地に足のついた人間描写。突出することの生きづらさと人間の弱さ愚かさを丁寧に描いている良作。ジョン・トラボルタの笑顔の美しさが作品全体を煌めかせている。観て良>>続きを読む

リミットレス(2011年製作の映画)

3.0

脳機能拡大もの。
凄い状態は外からは分からない。とすると説得力を持つには非常に高い演技力が求められよう。その辺が微妙だったと思う。
I.Qが上がってもやる事(金儲け)それなんだ?っていう基本的なつまら
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.5

チェ・ミンシク目当ての鑑賞。やはり存在感のある良い俳優。
復讐を糧に生きることの縛りは監禁と同じと言えるのではないか。

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

4回目の鑑賞。
私を捉えて離さない台詞がいくつかあってたぶんまた観るだろう。
長年の不安や疑問に対する答えが提示してあるようでしていない。していないというかまだ気付けていない。すんなり腹オチするまでは
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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

繰り返す日常に砂嵐が影を落とす。喪失、無力感に晒されながら続く単調なシーンの集積。ある意味驚愕のラストなのだが、戻ってきた彼らは果たして同じ世界に戻ってきたのだろうか・・・
(蛇足ですが、茹でたじゃが
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イルマーレ(2006年製作の映画)

4.0

『君の名は』を観て思い出して再度鑑賞。ラストが分かっていても祈る気持ちが湧いて泣けてしまう。心の中の綺麗な部分が満たされる映画。この作品のサンドラは本当に可愛い。