弓さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

弓

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影裏(2020年製作の映画)

4.6

綾野剛が可哀想で可愛かった。
松田龍平がひどい男だと思った

燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.5

山田くんの沖田総司が素晴らしかった!
原作及び司馬遼太郎の描く沖田総司のイメージピッタリ。彼以上の沖田総司はもう存在しないと思えるほど。
もちろん岡田准一の土方、鈴木亮平の近藤もイメージ通り。
まずキ
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.6

良い映画だった。
家人が見ているのを途中から見たので、冒頭10分くらいは見逃したけど。そして何の予備知識もなく見たのだけど、テーマがしっかり伝わった(と思う。的外れかもしれないけど)
実在人物の実話か
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

5.0

タクシー運転手がタクシー運転手の仕事をなにがあっても全うすることによって、世界にあの光州事件の悲惨さを知らせるための重要な役割を果たしたことに、心打たれた。
弁護士や記者、学者、教授といった活動のリー
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.2

「ダークナイト」、dark nightだと思って観てたらdark knight だったことをラストで知った。なるほど。
バットマンが負を背負いすぎと思ったけど、正体を知られてないのだから、日常生活にダ
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Chatroom/チャットルーム(2010年製作の映画)

4.3

家人が見ていたのを途中から鑑賞。
見るつもりなかったんだけど、チラ見しているうちに引き込まれてしまった。
ホラーではなく、ヒューマンドラマ?心理ドラマ?
母親の愛を渇望する主人公がせつない。
母親から
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パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(2013年製作の映画)

3.7

演奏と映像、キャストは良かった。
でもパガニーニが全然悪魔的でなかった。
むしろ健気じゃん…

黒い家(1999年製作の映画)

4.0

恐かった!
恐さが達して爆笑した。
大竹しのぶやっぱりすごい!
「乳しゃぶれー!」「下手くそ!」のインパクトが強すぎて。
最後の死闘、消火器で殴るのかと思ったら噴射。殺虫剤? でもそういう使い方をする
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紅の豚(1992年製作の映画)

3.1

子どもの為の「大人向けジブリ」。
大人になって「子どもの頃、背伸びして大人の世界の映画を観たなぁ」とノスタルジックに浸る感じ。
大人になって観ると、「大人向けじゃないな」と感じる

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

TSUTAYAでコメディに分類されてたけど、これがコメディなんてとんでもない。
誰が分類したんだ? 

五億円のじんせい(2019年製作の映画)

4.5

心臓移植で生き延びた主人公の男の子は、確かにしんどいだろうなぁと最初思った。
一緒に見た家人は「ひでぇな、善意のオモチャにされてる」と呟いていたけど、でも私ももし近所に心臓疾患の子供がいて募金を頼まれ
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

4.5

始まりの音楽でもう胸踊る。
誇りを被って壊れた劇場がどんどんきらびやかな過去の時代に戻っていく所が鳥肌たった!
歌も舞台美術も衣装も観るだけでご馳走食べた気分になる。豪華。
ストーリーはファントムが可
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危険なメソッド(2011年製作の映画)

4.0

河合隼雄の「生と死の接点」を読んだ所で歌人がDVDをレンタルしてきたので、釣られて観賞。
ユングの心理学がオカルト系として師であるフロイトや医学会から評価されないところがもどかしい。
ストーリー内でも
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

国や宗教、人種が違うカテゴリーに属していても、個人個人で話をすれば腹のなかで蝶がざわつくような愛情が生まれる。
そういうとこを大事にしたい。

後半は泣きっぱなしでした。
お母さん、素敵。キャプテンK
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何者(2016年製作の映画)

4.2

就活は病むよね…
お祈りメールが続くと、自分は必要のない価値のない人間じゃないのかとか…
ダウトの例えとか、リアルだと思った。
メアドからTwitter探されるの怖い

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.0

三谷幸喜と豪華キャスト。
期待しすぎちゃったかな。
思ったのは喜劇の演技よりシリアスな演技の方が笑える。
佐藤浩市がとても良かったなぁ。
木村佳乃、英語すごい!
ヒラリーみたい(笑)

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

再観賞。
初めて観た時、ヨノイのセリズム(名前うろ覚え)への感情は敬意に基づくものだと思っていた。恋愛感情的なものはいっさいないと思っていた。
今回、解説を読んで恋愛感情だと書いてあるのを読み、そうな
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8

監督、出演者が言うように最初の20分、我慢すれば最高。
我慢した分、笑える。
そして最後は映画人達の暑い魂に清々しく涙した

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

4.0

映像綺麗。流石の蜷川実花。演出もインパクト強くて良かった。特に編集者が太宰治に「人間失格」を書くように勧めるシーン。祭の喧騒を背景に描かれてるのが、太宰のざわつく心境をよく表してると思った。
でも小栗
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

家族ってなんだろうか。
虐待する実母、パチンコに夢中で幼児を車に置き去りにする実親。
地の繋がりがなくても豊かな母性で包み込む信江。
これだけなら、血の繋がり以上の心の繋がりが重要なのだと思えたのだが
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

4.2

付き合いで映画館に出向いたが、想像以上に良かった!
神木くんの演技が上手いのは百も承知だったけど、細やかな表情が心情をよく表してる。有村架純は可愛くて顔を見てるだけで楽しい。すごくお似合いのカップルに
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.8

三谷幸喜に脚本監督させてコメディタッチで大いに笑って最後に泣かせるーみたいなバージョンで観てみたくなった。

友罪(2017年製作の映画)

3.8

テーマが興味深いと思って観賞したけれど、物足りなさを感じた。
少年Aである鈴木、記者を辞めた生田、上京してAV女優になり恋人のDVに苦しむ藤沢、交通事故加害者親子、少年院教官である母とその娘。
登場人
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.4

見終わって、自分も精一杯生きようと、思えた映画。
こんな気持ちになるのは久しぶりだ。
エイズにかかった悲劇のヒロインになる気はない、このことで怒ったり悲しんだりましてや同情などという退屈なことで時間を
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

4.0

映像がとても綺麗でそれだけで見る価値あり。
ラストの大切な人をなくした、遺された家族のあり方へのメッセージは心に響いて泣いてしまった。
ひとつ、ふ➰ん、やっぱりね…と思ったのは、原作だとクルミ割り人形
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