オープニングのカーチェイスが最高で、その後はどんどん陰惨になっていく。最後の戦いはもはやカーチェイスにすらならず車がただの凶器。
ベイビーとデボラのコインランドリーデートが印象的。
映画中に彼の撮った作品が結構紹介されるが、それらの写真があまりにも雄弁で、彼の生き方はもはやどうでも良くなってくる。
オープニングからクライマックス目指して怒涛の一直線。マッドマックス怒りのデスロード並みのテンションで突き進む。それでいてディテールには色んな要素を取り込みつつ魅力的な世界観を創り上げてる。楽しめた。
クリス・プラットというのは不思議な役者で、私は最近まで彼の顔が覚えられなかった。でも気づいた。彼はその体全体が醸し出すタフで陽気で根は「いい奴」という存在、それが魅力なんだって。