ayさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

真夜中の虹(1988年製作の映画)

3.6

とことんツイてない男が悲壮感なく淡々と悪い方へと落ちていく話。幸せに向かっていってるのだけどね。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.9

ゴミ収集車で働く男性とスーパーのレジで働く女性。ジム・ジャームッシュ的なオフビート感がクセになりそう。色味もカットもストーリーも全部良かった

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.4

静止画とナレーションだけで見せるSF。いろんな作品に影響与えてそう。

真実の行方(1996年製作の映画)

3.7

エドワードノートンのデビュー作ってことに一番びっくりした

ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

3.7

米国を生きる黒人男性の21人に1人は殺される。その多くは黒人同士の争いによる。そうなるのは社会的構造の問題。黒人版スタンドバイミーと言われるのもわかる作品だった。

生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

3.6

お父ちゃんが外で拗ねてる子供たちとおむすび食べるシーンが良すぎて泣いた。雀の卵は体に悪そうだな。

結婚哲学(1924年製作の映画)

3.4

2組の夫婦とその周りのラブコメディ。ミッツィーのクレイジーさが突き抜けてた。
「あなたの足が踏み締める絨毯になりたい」

雄呂血(1925年製作の映画)

3.7

正義感が強いけど不器用な平三郎がとことん理不尽な目に遭う話だった。ラストのチャンバラのパワフルさよ。

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

4.0

最高のミステリ&ロマンチックラブコメディだった。ずっと観てたい。

2回目観て追記
先は読めるしツッコミどころ満載だし気になるところは多いんだけど、菊地凛子と永山絢斗のキャラが最高だし、人が殺されたこ
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魂のまなざし(2020年製作の映画)

3.8

シーンのひとつひとつがまるで絵画のようで美しい。ある(あの時代では珍しかったのだろう)女流画家の人生。歳下の男性との恋、自分で稼いだ金を家長である兄に持っていかれる理不尽さ、母と娘の関係、親友との関係>>続きを読む

月は上りぬ(1955年製作の映画)

3.7

監督は田中絹代、脚本に小津安二郎が参加した奈良が舞台のお節介ロマコメ。ただ月を眺める時間を持つとか、優雅だなぁ。

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

3.7

おかしい 狂ってる 人間こわい
何かに追われ、ある小さな村に迷い込んだグレースが体験する壮絶な物語。田舎の閉鎖的で恐ろしい人間性の発露の過程はあるあるだな…と震え、日本でリメイクできそうだなと思った。

チップス先生さようなら(1969年製作の映画)

3.7

英国パブリックスクールで教鞭をとってる古風な堅物チップス先生と、派手な生活をしていた人気舞台女優キャサリンが出会いラブラブ夫婦になる過程にキュンキュンが止まらない。最後は切ない。

ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.7

英国の元首相の自伝を書いている途中謎の死を遂げたゴーストライター。その後任を任された男性の話。ちょっと怖くて面白かった。
ユアンマクレガーは何かに巻き込まれる役が本当に似合う。

モテキ(2011年製作の映画)

3.5

会社の連中の言動は問題だらけだけど面白かった。森山未來の身体能力の高さがこんな風に発揮されているとは思わなくて笑った。音楽映画ですね。ピエール瀧のセリフ大丈夫?

L.A.コールドケース(2018年製作の映画)

3.3

ノートリアスB.I.G.暗殺事件の真相に迫る社会派映画。題材は気になるやつなのに話に入り込むまで時間かかった…。LA市警の闇深すぎ。

乳房よ永遠なれ(1955年製作の映画)

3.7

日本で2番目の映画監督になった田中絹代による作品。乳がんを患った歌人の女性の話。元夫がクズ。

ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.6

レア・セドゥ目当てで鑑賞した作品。映像が綺麗だった。
店に入ってきた最初の女性と結婚すると宣言し、有言実行した船長さんの話。ロマンチックな駆け引きはいいけど、どうも波長が合わないふたり。

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

3.8

理想のパートナーを体現してくれるロボットを人生の伴侶にするのはアリか?なしか?という実験の被験者になった学者の女性の話。トムのことを機械としてしか見れない序盤の感じとか、ドイツ人女性の93%が喜ぶシチ>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

導入部分から湿地の映像の美しさに魅了され、最後までのめり込んで観た。テイラー・スウィフトの主題歌も素晴らしい。原作が読みたくなった。

デンジャラス・ビューティー2(2005年製作の映画)

2.4

1と比べると全然面白くない。「泣きませんよ 涙腺ないんで」ってセリフが好きだった。

デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.8

今の感覚で観ると結構危ういところもあるけど、協力しあうミスコン出場者たちとか、マイケル・ケインの役柄とか、今でも素敵だなと思うし大好き。サンドラの魅力全開。

彼女たちの革命前夜(2019年製作の映画)

3.6

女性解放運動の活動家がミスワールド世界大会を妨害するまでを双方の視点から描いた作品。実話。

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

国際養子縁組したのに国外追放になるという実際にある話を元にした作品。子役含め役者がめちゃくちゃいい。最後はお涙頂戴すぎでは?と思ってしまうほど本当に悲しい。
警官にリンチされたので公聴会に行けませんで
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

4.3

素晴らしかった。リトルフォレストみたいな、四季と自然を感じる映画が好きだ。赤いスーツのシーンは余計だなと思った。

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

弁護士になる新卒娘のスピード婚を阻止しようとする険悪元夫婦の物語だけど、結局はバリ島最高〜〜✌︎('ω')✌︎て話だった。楽しみは先延ばしにするな。
ジョージクルーニーとジュリアロバーツの掛け合いは流
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.8

窃盗いじめ暴力売春強姦殺人…14歳の厳しい日常の支えは好きなアーティストの音楽だけ。
美しい映像に圧倒された。鑑賞後、精神がボロボロになった。小汚い怪しげな男が大沢たかおだと気づき驚いた。

そばかす(2022年製作の映画)

4.6

恋愛や性的感情を抱かない主人公は、母親や世間からの恋愛しろ結婚しろプレッシャー(ほぼ呪い)に思い悩む。
劇中にアセクシャルという言葉は出てこないが、佳純のような人をメインにした映画が作られたことが嬉し
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尼僧物語(1959年製作の映画)

4.0

前観たときより感動した。尼僧に憧れてなったけど、誰よりも人間らしいガブリエル。オードリーの静かだけど力強い演技が良かった。