あおさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

世宗大王 星を追う者たち(2019年製作の映画)

4.0

王を演じたハン・ソッキュの演技が絶賛されていたようだが、奴婢から武官となったヨンシルを演じたチェ・ミンシクが素晴らしかったと思う。

私腹を肥やすことに一生懸命で、本心とは裏腹なことを口にする家臣が多
>>続きを読む

草原に黄色い花を見つける(2015年製作の映画)

3.8

大人になった誰もが持つ、幼かった日の懐かしい記憶。
1980年代のベトナムを舞台に、ある兄弟と少女が紡ぐ物語。

子どもが子どもでいられる時間の美しさ。
しかし、大人への入り口に立つ兄は、無邪気なだけ
>>続きを読む

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

3.8

岡田義徳の演技がすごくよかった。
デビューから2年目で、こんな演技してたんだ。
すごい。

浜崎あゆみも、よかったな。

2人が、田舎の夏みかん畑の話をするシーンが好きだった。

ラストの夜の浜辺で肩
>>続きを読む

あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

5.0

仲の良い98歳と89歳の夫婦が、夫の最後の日を迎えるまでのドキュメンタリー。

落ち葉のかけ合いっこ、雪合戦、雪だるま作り…。
まるで子どものように戯れる2人の姿に、驚いて、笑って、の繰り返しだった。
>>続きを読む

コレクターズ ~ソウルに眠る宝刀を盗み出せ~(2020年製作の映画)

3.8

面白かった!
オープニングの映像と音楽からおしゃれ。
全体を通してテンポも良く、楽しめる。

イ・ジェフン、こういう役が似合うなぁ。
すごくいい俳優だと思う。

今回の作戦で集まったメンバーで、
次は
>>続きを読む

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

4.5

心が喜ぶような、名作と呼ぶに相応しい作品だったと思う。

孤児院で育った青年が、他にも何かできるはずだという思いを抱いて、外の世界に飛び出していく。

初めての海、林檎摘みという仕事、大きなスクリーン
>>続きを読む

レッスル!(2017年製作の映画)

3.5

「LUCK-KEY」に続いてユ・ヘジンのこちらの作品を。

気軽に楽しめる楽しい作品。

親から子への愛情。それゆえの期待。
親が自分を大切に思ってくれていることを十分に感じながらも、反発してしまう子
>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.5

次々と結婚相手を乗り換えていく奔放な母親の姿に「この作品のどこに泣ける要素があるのよ」と思って観ていたけど、なるほど…。

あったかくて、いいお話だったけど、
こんなことって本当にあるのかな。
あった
>>続きを読む

20世紀のキミ(2022年製作の映画)

3.7

キム・ユジョンが、可愛い!
酔って告白するシーン、めちゃくちゃ可愛かった。

よくある感じの物語だったけど、ラストのハン・ヒョジュの表情が深い余韻を残した。

大好きな女優さん。
さすが。

LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

4.0

2回目。
わはは、面白かった!

これ、日本の「鍵泥棒のメソッド」のリメイクだったんだ。
そういえば、設定同じだ。
気がつかなかった!

ユ・ヘジンが面白い。
怖い顔してても、真面目な顔してても面白い
>>続きを読む

ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

3.8

大晦日に、この作品を。

ミシェル・ファイファーとザック・エフロンが演じる2人のエピソードが一番好きだった。

私も「いつか」と思ってまだ挑戦できていないことを、来年はやっていきたいな。

今年も、あ
>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

5.0

「新感染半島」を観たので、改めてこちらを。

もう一度観て、素晴らしい作品だったと再認識した。

ゾンビの迫力の凄まじさ。
そして、豪華な俳優陣が紡ぎ出す人間模様。

質の高いそれら2つが重なり合って
>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.8

コン・ユ主演の「新感染」の続編で、おまけに評判があんまりよくないということで、今まで観ずにきた作品。

パンデミックから4年。
廃墟と化した韓国に乗り込むという設定が、面白い。
ゾンビと、隠れて暮らす
>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.3

まるでドキュメンタリーのようだった。

人間が、同じ人間に対して、
これだけ残虐なことができたこと。

なぜ?と問い続けなければならない。

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.8

クリスマスに観て、と息子に薦められて。
ストーリーと音楽が最高!とのこと。

確かに、ほっこりハッピーになれる作品でした。

有名な俳優さんばかり出てて、びっくり。
その中でも、リーアム・ニーソンの存
>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.5

泣いた。
終戦後、シベリア収容所での過酷な生活の中で、それでも希望を捨てずに生きた男たちの物語に。

その希望の最初の一筋を、皆に与えてくれた山本幡男。
そして、彼によって、もう一度人間らしく生きよう
>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.3

主人公を演じたリズ・アーメッドの、セリフでなく目で語る演技に引き込まれた。

耳の手術を受け、音を最初に聞いた時の、
期待と、それゆえの戸惑いと。

人々の話し声。
恋人が歌う歌。
街の中の喧騒。
>>続きを読む

マイ・ダディ(2021年製作の映画)

3.8

大真面目な役を演じるムロツヨシが新鮮すぎた。
優しくて一生懸命なお父さん役、よかった。

娘を演じた中田乃愛がすごく可愛くて、
ボーイフレンドを演じた男の子も素敵だったな。

そして、毎熊さんの弾き語
>>続きを読む

SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

4.0

永遠の命を宿したクローンの青年の、悲しみと切なさ、孤独に胸を打たれた。

死ぬことから逃れられない人間は、不死を夢見る。
だが、永遠の命とは本当に希望でありえるのだろうか。

人を救うために生まれたク
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

高校生最後の1年間。
家族との関係、友達や彼氏との交わり、進学への悩みなどを通して、1人の少女が少しずつ大人に近づいていく姿を描く。

ユーモアも交えながらテンポよく描かれる、
楽しいこともつらいこと
>>続きを読む

ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.8

同性愛者を矯正する施設に入った青年の苦悩を、実話をもとに描く。

アメリカというのは、LGBTについての理解が進んでいる国でありながら、一方でこのような矯正施設がいまだに存在する不思議な国だ。

同性
>>続きを読む

ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.5

自分が知りもしない、創作したペルシャ語を教えることによって、ナチスの強制収容所の中で生き延びようとするユダヤ人男性。

限りなく不可能に思えるその試みを、圧倒的なリアリティーによって描き出す。

嘘が
>>続きを読む

隠された時間(2016年製作の映画)

5.0

「君だけは僕を覚えていてくれる」
気が遠くなるほど長い、孤独な時間の中で、
その想いだけが彼を支える。

大好きな作品。

青年が少女に髪を切ってもらうシーンが好き。
その時の、カンドンウォンの透明感
>>続きを読む

ミッション:ポッシブル(2020年製作の映画)

3.8

軽ーい気持ちで楽しめる、コメディー。
後半は、なかなかのアクションシーンも。

主演の2人の掛け合いが、面白い。
キム・ヨングァンって、こんなにアクションできるんだなぁ、とちょっとびっくり。
背も高く
>>続きを読む

アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜(2008年製作の映画)

4.3

久しぶりにチュ・ジフンのこの作品を。

ドラマ「宮」「魔王」を経て、これがスクリーンデビュー作。
ビジュアル的にもキャラクター的にも、新たな魅力を見せてくれた作品。

ちょっとした時の表情が、たまらな
>>続きを読む

約束(2006年製作の映画)

3.8

学生時代の恋愛パートのチャン・スンウォンが、なぜかあまりにも面白くて、笑って見ていた。

あれ、わざと面白くしてるのかな。
それとも普通に真面目に演じてるのか。
狙ってるとしたらすごい。

計算してみ
>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

3.8

20歳の時に、10年生きた人はいないという難病を宣告された1人の女性の生き様を描く。

「ちゃんと死ぬ準備をしなくちゃ」と恋人と別れた後「もっと生きたい」と母親の胸で号泣するシーンが心に沁みた。

>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

3.8

なんか楽しい作品がみたいなー、と思ってこの作品を。

面白かった!

糸電話とか、マイムマイム事変とか、笑った〜。

志尊淳と竹内涼真がよかった!

エンドロールの永野芽郁ちゃんの踊りが、可愛すぎてど
>>続きを読む

探偵ホン・ギルドン 消えた村(2016年製作の映画)

3.8

可愛すぎる2人の子役たちとの掛け合いが面白すぎて、これからどんな展開になっていくの?とワクワクしていたんだけど、意外にも話は最後までダークなまま。

これ、いっそのことコメディーに振り切った方が、面白
>>続きを読む

スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

4.0

愛し合う2人の最後の旅。

安楽死を、これまで肯定的には捉えてこなかった。

運命が定めた、その時が来るまで生きる。
それが人間のあるべき姿だと思っているから。

でも最近、治療のつらさによって人格が
>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.8

実は何も変わってない、というところが斬新で面白かった!

「君が怖すぎて、来るしかなかった」って言った、最初のデートでの彼の言葉が面白すぎた。

裸で、窓から外を見るところでも爆笑!

「どうやったら
>>続きを読む

あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

3.8

再視聴。

あんまり面白くなかったなぁ、という印象が残って、逆にそれが気になっていた作品。
ピョン・ヨハンが出てるのにー、と思わずもう1度チャレンジ。

あれ、結構面白かったぞ。
なぜ?昔の私。

>>続きを読む

プロミス ~氷上の女神たち~(2016年製作の映画)

3.7

実話をもとにした、韓国の女子アイスホッケーチーム誕生にまつわる物語。
そこに、脱北者の姉と北に残してきた妹のエピソードが織り込まれる。

この姉妹の話は、おそらくフィクションなのだと思う。

空港での
>>続きを読む

剣客(2020年製作の映画)

3.8

チャン・ヒョクがかっこいい。

かっこよすぎて、あんなに大きな娘がいるようには全く見えない…と、思っていたら、納得の設定が。

なるほどねー。

目があまり見えていないという設定をもう少し強く押し出し
>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

美しく凛々しいワカンダの王、ティ・チャラを悼む。
それはそのまま、王を演じたチャドウィック・ボーズマンへの追悼でもあった。

世界に存在を明かした超技術大国ワカンダ。
王の死によって、驚異的な力を持つ
>>続きを読む

王宮の夜鬼(2018年製作の映画)

3.5

評価もあまり良くないみたいだし、と、今まで観てこなかった作品。

うーん。
面白くないわけじゃない。
つまらないわけでもない。
でも…。

Netflixの「キングダム」を見た後では、
あれが基準にな
>>続きを読む