青椅子さんの映画レビュー・感想・評価

青椅子

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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

観ながらいろんなことを連想する作品だった。例えばかつてのアメリカ南部の「領主様、娘を返してください」で撃たれた奴隷の話とか。そういえばラストにかすかに風と共に去りぬ風味が香るような、そうでもないような>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

あとで改めて。
とても好きた。

彼女(2021年製作の映画)

3.2

原作未読。強い音楽と絵面の美しさと長い性行為シーンの印象が強すぎるのが惜しいような気もする。なんだかんだで鈴木杏の存在感がすごい。

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.8

表現が凄く良い!&行為が見るに耐えない!の波状攻撃で感想がめちゃ難しいけど薄目になっても観るのやめようとはならなかった。
ラストのファンタジー表現、わたしは好き。咀嚼の助け。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

いやーおもしろかった。引き込まれた。

すべてのいきものが死に絶えたと言われた地球の、凍って陸続きになった外界でホッキョクグマは生き延びてた。

もし仮に生き延びた人類が数人だったとしたら、これから氷
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息子のしたこと(2018年製作の映画)

3.4

娘も母も父と息子の濃密な関係からはじかれていることや、ラジオから聴こえる女性兵士のニュース、患者の男の子への思い入れ、クラブのオーナーのその息子へのスタンス。主人公のいびつな世界を通して提示されるもの>>続きを読む

孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

3.9

好き。

昨今、自分の中にあるデルを意識せずにはいられない、って質なことも含めて、始めはグレースの土足っぷりにはらはらしたけど、とても良かった。また多分観たくなる。

それにしてもひたすらピーター・デ
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.7

こういう画を撮りたいという強い気持ち!THE ENDシーンで笑いました。謎の爽快感。

黒い箱のアリス(2017年製作の映画)

3.5

深層心理物かと思いきや…後半に向けて思わぬ方向に加速。
荒唐無稽さも含めて、こういう感じとても好きです。嬉しくなっちゃう。

獣道(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

キャストいいなぁ!
伊藤沙莉も須賀健太もアントニーもすばらしかった。わくわくする表現に充ちてた。

しかし脚本というか設定が。正直もう、居場所のために全てを受容する性的な女神に女性を設定したりするの、
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.7

怖かった…原作も読んでるのにものすごく怖かった。韓国骨太サスペンスはめちゃめちゃ揺さぶってくるからへとへとになる。でもいいものを観た感、食べ応えはとにかく凄いです。

海獣の子供(2018年製作の映画)

4.9

身体が軽く、空を跳んで思い切りボールを打ち込んだ記憶。
はぐれた気持ちになって橋の下に座り込んだ記憶。
土砂降りの中、全力で自転車を漕いだ記憶。
どんどん暮れていく中、波の音でいっぱいになった記憶。
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

原作読む前に観るのは抵抗があったんだけど観ちゃった。
松岡茉優すごいな!

ユージュアル・ネイバー/マッド・マザー 生贄の少年(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

前半ヒューマンな映画かと思わせて、後半一気にサスペンスになるところにおお!と思いました。アメリカだと実際にありそうな気がしちゃう。

スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!面白かったけど…
自分が既にカメ止めを観てしまった客なんだって自覚させられた。うわぁん。

聖の青春(2016年製作の映画)

2.8

軽く泣きそうな気持ちのまま最初から最後まで観た。知っているつらい話がそのまま描かれているというのは、まあつらい。配役の良さがまたつらい。

シャッター(2008年製作の映画)

2.3

もしかしたら観たことあったかな、というのもわからないくらい、ものすごく予想通りだった。
カメラマンのベンジャミンがもしアルコ&ピースの平子くんだったら…というほのぼの妄想を途中から止められなかった。

スリーピング ビューティー 禁断の悦び(2011年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

ルーシーが着てる服の色合いがどれも彼女に似合ってる。
あの髪の色にセージ色はいいなぁ。

無知で貧乏な若い女を地位や金のある老齢男性がモノ扱いする。嫌悪感がどんどん募ってきて、そういえば川端康成のそう
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ステイ(2005年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

こういう認知・主観系の作品は、そうじゃないかな、そうだろうな、と思った時点でよっぽど魅力的なつくりじゃないと興が削がれてしまいがち、かも。
小説読みに向いてる映画だけど、そういう意味ではスレた小説読み
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バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

2.8

荒唐無稽ポップアクション。ただただアナ・ケンドリックがかわいい。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

貧困家庭の子どもたちの荒んだ悪事vs盲目初老マッド退役軍人の非人間的所業。ひたすら救いがない。あーもう。

ひきこさん VS 貞子(2015年製作の映画)

-

Netflixにあるってことはきっと商業作品なんだと思うんだけど、どう楽しんでいいのやら。
これはちょっと狙ったと言う範疇じゃないと思うな…

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.1

久しぶりに上映中に声出して笑ったし、翌日も思い出しては噴き出したしいい気分になった。映画館で観て良かった。
ネタバレしてもわりとなんでも楽しめる質のわたしですが、この映画はぜったいに前情報いっさいなし
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マザー!(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

前半がいちばん観るの辛かったけどどんどん怒濤が襲ってきて、うわー…と口開けた。
創造主と人のイメージが、なるほどこれがキリスト教的なやつか、と新鮮。でも全肯定しろと言われたら困る醜悪さ。

愛される創
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

公開当時とても話題になったことは覚えてましたが、サラ・ウォーターズの原作を読んでからだいぶ時間が経ったこともあって、ストーリーは思い出せない状態で鑑賞。
舞台立てから何から、翻案も凝ってます。
主演女
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

大真面目なコメディにうそ寒くなるディストピア。
カップルが基本の世界。パートナーがいないとホテル送り、そこで期限までにカップル成立ならずだと動物に変えられる。独身かカップルか、ヘテロかゲイか。バイはだ
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ファイナルガール(2015年製作の映画)

2.6

ヴェロニカがかわいい。鍛え上げられた風の身体じゃなくて、動じない精神力というわけでもなくて、普通っぽくてひたすらかわいい。
でも序盤の材料にオチがついてないし、ここで終わりと言うにはあまりにあんまりな
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高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

3.9

原典への忠実さとゾンビとのアクションシーンを両立させながら、中世の雰囲気やら女の子たちのかわいさ色っぽさやらをも詰め込んで、ひたすら楽しかった!

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

素敵な絵面と音楽に楽しい楽しい!と身を委ねてしまいたかったのだけど、踊るシーンなんてほんとに素敵なんだけど、あちらこちらでああ、セッションの人が作った映画なんだ、と突きつけられてしまう。
オープニング
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

完全版を観てから比較のためにインターナショナル版を。

音楽などの都合もあるんだろうけどけっこうあちらこちらで、要らないとは思えないシーンがざっくりカットされてる。
苦渋なんだろうけどもったいないな。

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.6

伝説誕生の吹替版を観た翌日映画館でこちら王の凱旋完全版を観、帰ってから伝説誕生の字幕版を観て、翌日に王の凱旋インターナショナル版を観る…というバーフバリ漬けの3日間をすごした。
濃い!コントラストが強
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.2

伝説誕生→王の凱旋→伝説誕生→王の凱旋とループして観てしまう。強烈。

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.3

安易なコメディに向かったらどうしよう、とどきどきしたが、後半はなかなかシャープな諷刺だった。
現代日本に暮らす人も必見、な気分だが、観て欲しいような人は観ないだろうな。

どうしても触れたくない(2014年製作の映画)

3.4

私的恋愛映画正視週間にて視聴。
以前映画館の多様性特集みたいなイベントの時に上映されるときいて気になったけど、その時は行けず。

原作があるんだろうな、という紋切りを特に上司の方にやや感じるけど、変な
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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

2.9

恋愛映画正視週間実行中。

若者ー。東京ー。
リアリティありつつの甘々、匙加減がいい。
過去や日常があまりに不安定だと、恋愛が必要になるんだな、と素直に実感させられた。
多部未華子かわいいな。

通学シリーズ 通学電車(2015年製作の映画)

1.0

避けてきた日本恋愛映画を正視する週間の遂行中。ですが。
なんじゃこりゃ。

キャストのファン向けイメージ映像集かな。ストーリーや設定のなさに怒ったら負け…(握りこぶし)