hさんの映画レビュー・感想・評価

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日の名残り(1993年製作の映画)

3.8

感情を抑制し、常に平静に努めるうちに愛情表現もままならなくなった執事をアンソニー・ホプキンスが演じる。自身も気づかぬうちに淡い憧れを抱きながら、信頼を寄せるエマ・トンプソンの好意に応えられるない。>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

次々と植物が枯れ果て、死にかけた地球で細々と人間が暮らす世界。幼い娘を置いて旅立つシーンが切ない。

生還も目的の達成も望みの少ない宇宙の旅。仲間のために自らを犠牲しながらも宇宙の果てで光を見つける。
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から期待通りのハイコンテクストな展開。クリストファー・ノーランらしい、この情報過多な感じ待ってました。

難解な戦闘シーンと種明かしが繰り返されるが、初見で全てを理解するのは不可能に近い。戦闘シー
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運命は踊る(2017年製作の映画)

3.9

日常を抱きしめたくなる。

運命と悔悟。
ままならない人生の不条理を、
静謐に描かれていた。

ラクダやヨナタンの描くイラストなどの小道具が、重い主題を和らげてくれる。

サイの季節(2012年製作の映画)

3.6

モニカ・ベルッチに魅せられる。

亀、馬、サイのシーンはどれも印象深い。底のない穴を覗き込むような静謐さと、残酷さ。美しい映像。

馬を放つ(2017年製作の映画)

3.7

神秘的な伝説が息づく草原の村に押し寄せる現代化の波。民族の魂を宿す主人公はそれに抗うかのように夜な夜な馬を放つ。
法や金ではしばれない精神性が美しい映像で表現されている。

村社会は窮屈そうだけど、好
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.7

ロードムービーだったとは。貨物列車の旅よかったです。

スミソニアンの次長が悪者に描かれ過ぎな気もするけど、お父さんかっこよかった。カーボウイハットはお父さんから被せてあげてほしかったー。

Rain レイン(2003年製作の映画)

3.9

降りしきる雨とジャズが心地よい。

満ち足りたように見える裕福な男も、娘と引き離された薬中の母親も、息子のスネをかじる父親も。

思うようにいかない日々の積み重ねこそが美しい人生だと教えてくれる。

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

3.6

登場人物がみな温かく味わい深い。
最後も表情がいい。

ゆっくり、のんびり観たいロードムービー

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

何度見ても新鮮。
映画館で観たかったー。
民族音楽が盛り込まれたBGMもいい。

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.6

トンガリ頭にトンガリシューズ。
シュールで可愛いおじさんたちを眺めてまったりするにはいい。

意味とか考えるのはナンセンス。
どちらかといえば、モーゼと合う、の方が好み。

雪の轍(2014年製作の映画)

4.0

一見すると裕福な紳士ながら、その実情は頑固で嫉妬深い夢破れた中高年が主人公。自分はこんな風にはなりたくない。けどなりそうで怖いと感じさせる。


孤独と老い、愛憎、貧富、人種差別。雪に閉じ込められた閉
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エル・スール(1982年製作の映画)

3.7

父と娘。孤独と戸惑いを陰影で描く。

無垢だった少女は成長とともに、未だ知らぬ父の一面を覗き込み、戸惑う。

父が杖で床をノックし続けるシーンが印象的。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.6

渋い。

ただちょっとアメリカンな理想についていけない感はある。

百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

これほど痛々しい演技にはなかなか出会えない。凄みを感じさせる。

安藤サクラにしかできない。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.1

現実と非現実をたゆたう世界観に引き込まれる美しい映像。一つ一つのカットに凄みがある。

少女のあどけなさが、畏怖すら感じさせる。

台詞は少なく、静謐で厳かな雰囲気すら漂う。淡々と物語を進めつつも、時
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スモーク(1995年製作の映画)

4.2

何気ない街角。
雨の日も風の日も、毎朝同じ時間に撮影し続けた写真。
一見つまらない景色の中に季節の移ろいがあり、出会いと別れが映り込む。
見過ごしがちながら、かけがえのない光景。それを切り取るのは、温
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