irisapiedさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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天使の入江(1963年製作の映画)

4.8

何度でも見返したい、見返す度に味わえそうな作品。これぞ映画といった感じで好きです。画が好きなど感じるあたり、まだまだ自分は知識不足だなと痛感する。

母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

4.0

子の母に対して湧く愛情というものは、底がないのだなと思い知らされる。母親が幼少期にしたことは絶対に許されるものではない。しかし、辿り着く先がこんな形なら、それはどんなに幸せなことなのだろうと思う。子役>>続きを読む

「A」(1998年製作の映画)

4.0

地下鉄サリン事件が起きた後、何年も月日が経った2021年現在も存在する事を恐ろしく思う。この様な思想は、混沌とした現代が作り出したのかな。私は大丈夫だという考えは改めなくてはいけない。

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.8

犯罪者が殺人等の罪を犯す経緯というものを深く深く考えさせられる。
受けた傷が無くなる訳ではないけれど、解放されてほしいと思う。
題にマッチした内容も良い。

大切なのは言葉にすること。
一日一回言葉に
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

4.0

未成年の子どもが居る母親として、インターネットで異性と交流し、出会いに至る恐ろしさというものを、しっかりと教えるべき事だと実感した。気軽にアクセスが可能なインターネット上だなら、性犯罪が軽くなるのでは>>続きを読む

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

5.0

画の質感が繊細で好みで心が躍った。
世界から猫や僕が居た事は、確かに誰かを幸せにした。居なくても何も変わらないことなんてない。この世に存在している人間全員に言えることなのだと思う。あなたに会えてよかっ
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ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝(2018年製作の映画)

4.0

ゴッホは自分の絵の中に神を見つけられたのかなという事が、頭にぼんやり浮かんだ

MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

4.0

初めのスピーチのアレックスの心の在り方には、心がワクワクさせられた。本来、ミスコンという、容姿を他者に評価され競うなんて事はあってはならないと感じているから、ラストも物凄く好きだった。

ただ君だけ(2011年製作の映画)

4.0

美しい恋愛だった。ラストシーンの一面に広がる風景に見惚れる。世の中の夫婦で、こんな風にお互いを見ている夫婦なんて居るのかなぁとぼんやり想う。綺麗で、尊くて、世界がこんなもので溢れていると良いな。

パパ、遺伝子組み換えってなぁに?(2013年製作の映画)

4.0

大量生産に疑問を持つべきなのだと改めて実感した。これからも変わらず有機、地産産消を大切にしていきたい。一人一人が声を上げたら、変わっていく事を心から嬉しく思う。始まりは一人の行動なのだという事を胸に刻>>続きを読む

SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー(2016年製作の映画)

3.8

ナンシーの死後、ガールフレンドが居た事、母親が入手した薬物で死亡した事を初めて知った。私はふたりの様な恋愛観を悲観的に見れない。この世では叶わなかったが、肉体の無い世界で幸せになったのだろうな。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

悩みが多いから私は楽しい物語を書く

never→誓うよ

画の質感、橙の灯り、影の付き方、セット、それぞれのキャストに合った衣装の鮮やかな色味も絶妙に美しく、好みすぎる。
豪華なキャスト揃いで目の保
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

この人は電車に乗るを揺られると表現するという台詞が良かった。
幸せに暮らしていた日々も好きだ。
ファミレスでの別れのシーンでは、自分と重ねてしまい、涙ぐんでしまった。別れは、対面だと絶対に出来ないと思
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

4.6

視覚で感じるというか、官能的なシーンにフェティシズムを感じた。全く知らない自分に出会ってしまった。映画の解説は不可能ですが、何も掴んでいない様で、何かを掴めた様な感覚に浸れる映画は物凄く贅沢だなと思う>>続きを読む

火花(2017年製作の映画)

4.5

劇場同様、又吉さんは人の心の醜い部分を描くのが絶妙に上手くて好みだった。心を掴まされる。原作のマキさんの人生を背定するという一説が大好きなので、最後の漫才の台詞で出て来て本当に良かった。
かつて自分の
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はちどり(2018年製作の映画)

4.0

全体的な薄い色味が心地良く、優しく心の奥を撫でられてる様で、人物のおでこの肌荒れや、肌の脂、ああ、人間は綺麗だなと思わせられた。

今まで出会ったのは何人?
その中で心を知ってるのは?
自分が嫌になる
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

太陽の光や空の色、広がる雲、虫の音、砂埃、土を踏んだ時の草の音といった自然、静謐で繊細で美しい画に交わるピアノの音が絶妙にマッチして心が癒された。
また、アメリカ合衆国と日本の差に驚かされ、胸が痛くな
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

クリスマスの時期に何度も見返して味わいたいと強く思う。