このレビューはネタバレを含みます
能天気で楽しげなシーンが続くのはいいけど、主要キャラの4人は十把一絡げの烏合の集で、彼女たちにフォーカスする必要が感じられない。
それぞれはかわいらしくてセクシーなのに、集団で行動する彼女たちには魅力>>続きを読む
いやこれは本当にヒドイ。
むしろヒドイという評価すらなんか製作者側の思惑に乗っかってる気がして言いたくないほどだ。
ありていに言うなら「ヒドイ」という言葉が褒め言葉に代わってしまう。
そういレベルのク>>続きを読む
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展開に意味はなく、不思議な男ティモテの目的も能力も分からず、彼に同行するジォゼフィーヌの考えている事もわからない。
わかっているのはムーディー勝山似で薄汚い山猿みたいな男(ティモテ)が、ブスな女(ジョ>>続きを読む
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のっけからあちこちで喚き立てる、喧しく煩雑な群像劇。
やばい、大好きだこういうの。
ゴムの引っ張っぱりのようなテンションの高まり、やがてくる臨界と解放…、そんな緊張感がうまく表現されていたように思>>続きを読む
意外と脚本はしっかりとしていて興味深く見れた。
アナがドン底まで堕ちる様と、そこから這い上がってラストで所長にリベンジする展開に、しっかりとしたカタルシスがあった。
これといって特筆すべき点もなかっ>>続きを読む
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怖い怖い!
ゾンビとか幽霊なんかよりも人間の方が何百倍も怖い。
しかも暴徒と化した群衆では勝ち目なんかどこにもない。このある種完全に閉塞された状況での緊迫感が息苦しくて、見ているこっちまでパニックにな>>続きを読む
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美しい情景と、失踪した息子を思うマリアの心象を象徴的に映像化していて、作品世界に引き込まれる。
物語自体は淡々としているので進行しているのか留まっているのか判然としない。だけど、もちろん粛々と進んで>>続きを読む
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本来シリアスなストーリーであるはずなのにあえてコミカルに、そしてセクシーな歌と踊りで展開する。
クライマックスの法廷シーンで、ヴェルマが証言する日記のくだりでリチャードギアが反撃するが、そこで繰り広>>続きを読む
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ほとんど意味のない会話劇は相変わらずのタランティーノ節。
開始1時間はこれといった展開は見られない。
それだけに、少し、というかだいぶ、冗長。
なんせ話が進まない。スタントマン・マイクの変態的な目>>続きを読む
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肥料工場を経営しているモーガン兄弟は、動物の死骸を使って生成した肥料が当たり、仕事が軌道に乗り始める。
しかしその実、使用していたのは動物だけに限らず、事故死した人間の死骸も使っていたのだ(それが消え>>続きを読む
少年が映画の映写を出す通して大人になっていく成長記。
映写技師のアルフレードも、カルチョで一攫千金を得てシネマパラダイスを立て直した新しい支配人スパッカフィーコも、神父さんも、時には厳しくときにやさ>>続きを読む
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冒頭すぐにマイカの死体が消え、のっけから引き込まれる。
マイカはどうやって消えたのか?
誰かに持ち出されたのか、だとしたら持ち出したのは何者なのか?
あるいは生き返って復讐するために身を隠しているのか>>続きを読む
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冒頭の銀行襲撃シーンから引き込まれる。
その後の人質との接触、交流、仲間との確執など、興味深くそして作品世界に重厚さを出していてよかった。
最後の仕事でも、何も起こらず順調過ぎることで逆に手に汗握る緊>>続きを読む
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次々と起こる殺人事件が、日和見的な住民と事なかれ主義的な地元警察によって全て事故扱いにされる。
そこにロンドンから赴任してきた敏腕刑事が疑問を抱き、友情が芽生えた相棒刑事と事件解決に臨む。
ショーン>>続きを読む
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個人的に、音楽については全く詳しくないクセしてそういうのを題材にしてる映画は割と好き。
なんだけど…、今作はなんというかその主題以外のところが色々残念すぎた。
ひと言でいうと、陰キャの巣窟のような映>>続きを読む
緊迫した展開で物語が進み、なかなか良い雰囲気。
冒頭の銀行を襲うシーンからの、ロシアンマフィアに次の司令をして実行するまでの間に麻薬カルテルとのチェイスが免許挟まれるけど、そのおかげでちょっと焦点が>>続きを読む
色々な人たちの年末を映す群像劇。
・タイムズスクエアのカウントダウンイベント、ボールドロップを任されたイベントプロデューサーの女クレア(ヒラリー・スワンク)
・イベントでの大事なスピーチの予定があり>>続きを読む
家庭に問題が起き、両親に反発して、親友が好きになった男と内緒の関係を持ち、それが発覚して友情に亀裂が入るも、最後はみんな仲良くハッピーエンド。
もう絵に描いたような青春映画。
謝罪のために自らの服>>続きを読む
それなりに引き込まれるし、設定も新鮮なので普通に面白い。
ラストはそれまで刻み込まれた砂に対する恐怖感があっさり解消されたり、怪物の正体ははっきりしなかったりとツメの甘さは感じるけど、まあそこは許容>>続きを読む
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平和な街の保安官助手が繰り広げる惨劇。
ケイシー・アフレック演じる保安官助手のルーは好青年で知られ、同僚上司からの信頼も篤い。そのルーが娼婦のジョイス(ジェシカ・アルバ)と出会い、彼の特異な性的趣向>>続きを読む
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まず自分の基本的なスタンスを先に述べると、死刑は賛成である。
ショーン・ペン演じる死刑囚ポンスレットに焦点が当てられていて、彼がシスターのスーザン・サランドンとの関わり合いの中で犯した罪、受ける罰と>>続きを読む
ジョン・レノンの出自に関する葛藤―
つまらなくはないけど、特筆すべきところもない。興味深くはあるけど、それ以上の感慨は特に感じなかった。
しかもそれはあくまでジョン・レノンの半生記だから好意的に「興味>>続きを読む
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初老の男ノーランがひょんなことで知り合った男娼レオに惹かれて、人生のレールから逸脱していく話。
ロビンウィリアムズ演じるノーランが何を考えているのか、何を求めているのかが中盤まで分からなくてモヤモヤ>>続きを読む
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幼少期の虐待による分裂症で、対象者を溺死させることで性的興奮を得る犯人スターガー。
精神世界に潜入して対象者の心に触れるキャサリン。その精神世界の耽美な描写が秀逸。
この世界観が自分のセンスとぴったり>>続きを読む
「新たなる希望」「帝国の逆襲」「ジェダイの復讐」からなる旧3部作に出てくる敵役ダースベイダーの幼少期、アナキン・スカイウォーカーの物語。
アナキン役のジェイク・ロイドはこの時まだ9歳くらいのはずなの>>続きを読む
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クライマックスのダースベイダーとルークの死闘の際「父さん、どうか、助けて」と言われて普通に助けちゃうとか、ダークサイドに堕ちた残忍なダースベイダー、息子にはめっちゃ甘い。
この壮大なストーリーが父と>>続きを読む
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ルークが師となるヨーダと出会って、ジェダイとなるべく特訓する。
物語の二作目として次作へと繋げる橋渡し的作品。
前回同様感じたのは、キャラクターに魅力を見出せないところ。
チューバッカの鳴き声は耳障>>続きを読む
敵の拠点にあっさり侵入できたり、レイヤ姫を簡単に見つけたりとかなりご都合主義的。
しかもその後に見舞われるトラブルもお約束な展開で、良くいえばシンプルなストーリー。
登場キャラクターの個性はC-3PO>>続きを読む
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戦後GHQ占領下の日本。米兵専門の売春婦(パンパン)の日常と縄張争いと夢と男。
戦後の過酷な環境で必死に生きる女たちはわかるけど、縄張争いや金や男との諍いが主に描かれているので、その壮絶さは伝わって>>続きを読む
冒頭から手に汗握る展開で引き込まれたけど、ボーンが何者かわからずもひとつ乗り切れなかった。
カーアクションが多かったけど、個人的には肉弾戦がカッコよかった。パメラの居場所を探すときの理論的な行動もか>>続きを読む
休暇を満喫しようと、やっと手に入れた別荘に向かうタッカーとデイル。
そこでたまたまキャンプに来ていた女子大生のアリソンを助けたことで、彼女の仲間たちから殺人鬼と決めつけられ攻撃をうけることになる。
誤>>続きを読む
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ストーリーは、自分たちを陥れ、しかも25人の子供たちを殺した男を的にかけるグレイたち。そして彼らと目的を一にする女が手を組んで天誅(復讐)を下さんとす。
と、いたってシンプル。
ノンストップで展開さ>>続きを読む
なんだこれクッソ笑うじゃないか!
仕事も恋愛も何をやってもパッとしないショーンが、ガールフレンドのリズに三行半を突きつけられる。傷心のさなか、気づくと街中ゾンビだらけになっていた。ショーンはルームメ>>続きを読む
登場人物はみんな個性的だけどあざと過ぎて魅力的には映らない。
それは堤作品ではよく見られる印象でもある。
演出のアクの強さで独特な雰囲気や世界観があるし、むしろそのあざとさが持ち味なのだという意見も>>続きを読む
サム・ライミ版のスパイダーマンをはじめて鑑賞。
というかスパイダーマン自体がマンガ・アニメを含めて今作がはじめて。
いや正直にいうと、幼少期に日本の特撮テレビシリーズの巨大ロボット レオパルドンが出て>>続きを読む
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要人暗殺計画を聞いてしまった通訳のシルビア(二コール・キッドマン)が事件に巻き込まれ、シークレットサービス(トビン=ショーン・ペン)の警護対象となる。民族紛争に端を発したその一件と、シルビアの嘘と過去>>続きを読む