このレビューはネタバレを含みます
登場時から胡散臭いでんでんが、その本性を現してからのキャラはよかった。
いつも通り滑舌の悪い、いつも通りのでんでんなのに、そこに無垢な狂気が混ざっているように感じることができた。
クライマックスで吹>>続きを読む
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身勝手な父親(三浦友和)に残念な母親(南果歩)、頼りない兄貴(新井浩文)にクズの弟(若葉竜也)それと、自己陶酔している女(田中麗奈)。
登場人物がみんなどうしようもなくて全く救いがない。
そのクズな>>続きを読む
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ミュージカルってほどミュージカルではないけど、時折ミュージカル調の演出が挟まれる。
それが、それまでのストーリーとは真反対な、例えば裁判で不利になったのにそれを払拭するように楽しげな歌と表情で進行する>>続きを読む
嫁さんが見たいというので全く興味がなかったけど視聴。
だからもちろん事前知識どころかパッケージすら見てない。
ウォーキングデッドを家族で揃って見ているから、始まってすぐにパロディだということがわかり、>>続きを読む
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突然一人の男の目が見えなくなって、それが蔓延する。その規模までは明確にされないが、政府の対応の迅速さからみても、パンデミックといえるほどの危機的状況であることは間違いがない。
対応が早いのはいいけど>>続きを読む
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そのタイトルから、殿に貸した金の息金を苦労して取り立てする話かと思っていたら、そもそも貸す金を集めるのに東奔西走する話だった。
この映画を観ていて思ったのは、演出が洗練されていたところ。
洗練されて>>続きを読む
金塊を盗んだお馴染の不良中国人チャウを追いかけるストーリーで、ハングオーバー(2日酔い)ではないけど、でもしっかりとハングオーバーだった。
1・2と比べて評価が低かったので観るのを躊躇していたけど、>>続きを読む
ストーリーはというと、プロポーズの練習を(何故か)墓場でしていたビクターが、うっかり死人に指輪をはめてしまい、死人の世界の住人になりそうになるという、ティム・バートン独特の世界観で展開する物語。
それ>>続きを読む
老朽化のために閉鎖予定の病院内で起こる不気味な怪現象に、臨時で勤務することになった看護師のエイミーが直面する。
前半は普通にサスペンス調の作りで、しっかりと引き込まれる作りになっていて、不気味さがて>>続きを読む
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エスターが子供なのに怖い。
と思ったら実は33歳のおばさんだった、というオチはビックリしたけど、それほど違和感を覚えることなく受け入れられることができた。
旦那が全く奥さんの話に耳を傾けず、やたらと>>続きを読む
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始まってすぐ何やらブラックな感じで、なんか思ってたのと違う!
でもこの雰囲気は嫌いじゃない。
時折印象的にアレンジされたABBAのSOSが流れるのも悪くない。
ある種のディストピアといえる高層マンシ>>続きを読む
始まってしばらくは物語の時間軸が定まらなくて少し混乱した。
集まった5人の前科者がカイザーソゼの部下であるコバヤシから指示されたミッションをこなすことになるけど、たまたま寄せ集められた集団なのに寄せ集>>続きを読む
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うーん、なんていうか、うーん…。
よくわからん。
冒頭酔っ払って3人を無意味に射殺したMr.サタン似の刑事サントスが、その時の生き残りを探して捜査しているのかと思いきや、なんか違う。
サントスが起こ>>続きを読む
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シマと呼ばれるエリアX。そこへ極秘の調査隊として派遣され、その後行方を絶っていたレナ(ナタリー・ポートマン)の旦那が帰ってくる。
しかしどうやってここまで帰ってきたのかその記憶はない。しかし彼は突然吐>>続きを読む
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丑嶋と江崎の中学時代と、もう1人の同級生の物語は興味深かった。
でももうひとつ丑嶋がカッコよくない。というのも冷徹無慈悲なキャラが、ギリギリで保ったものの、ブレかけていたからだ。
顎戸三兄弟の三蔵はキ>>続きを読む
もともとそんなに流行ってなかったジャンクフードを出すレストランがひょんなきっかけで潰れかけ、そしてわけもわからないうちになぜか突然店が流行りだす。ワイワイガヤガヤと物語が展開する。
ご都合主義とも言>>続きを読む
1時間を過ぎてやっとボニーとクライドの活躍(銀行強盗)が始まる。
でもその直前に刑務所から出てきたクライドが、これからは足を洗ってまじめに働くといっていたので、この2人の行動との整合性が取れない。ボニ>>続きを読む
学芸会レベルのオーバーアクションで演じることでコミカルさを演出している。そういう安易な演出でしか表現できないのは、製作者にそれだけの力量しかないとしか見れない…。
脚本の古沢良太と監督の石川淳一はリ>>続きを読む
武器の使用あるいは所持を正当化する主張と、魔女狩りのごとく銃犯罪の責任を別のモノへと転嫁するダブルスタンダード。
その中で悪の代名詞として吊るし上げられたマリリン・マンソンの言葉が核心を突いている。>>続きを読む
20年前に観た時はもっと混沌としていて結局貞子の呪いとはなんだったのか?と悶々とした記憶があったが、今見返して見たら割とちゃんとした理由づけがなされていて、整合性も取れているように感じた。
そう感じた>>続きを読む
20年前の公開当時、原作から読んだのか映画から鑑賞したのかもうすっかり忘れてしまったけど、当時血飛沫舞うスプラッタに依存しない日本的ホラーの底力に感心したものだ。
それだけ怖かったという印象が残ってい>>続きを読む
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アフガン戦争における、タリバン幹部を暗殺する事を目的としたレッドウィング作戦。
その一環として敵地の拠点でもあるアフガニスタンの山岳地帯へ現状視察のために赴く4人のネイビーシールズ。
そこで接触した山>>続きを読む
とにかく愛に溢れた優しい映画。
画期的な永久運動のシステムを発明した若干10歳のスピベットが、表彰のため家族に黙ってひとりモンタナからワシントンD.Cまで旅するジュブナイル。
その途中で出会う人たち>>続きを読む
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若年期から青年期までのジョーを描いたVol.1に対して、彼女の青年期以降を描いたVol.2。
話を進めるために3年を飛ばしてそこからジョー役がステイシー・マーティンからシャルロット・ゲンズブールにバト>>続きを読む
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センセーショナルな描写がよくクローズアップされるけど、1人の女性の成長記、あるいはジョー(ステイシー・マーティン)とジェローム(シャイア・ラブーフ)のラブストーリーと捉えれば、面白い切り口のよくできた>>続きを読む
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冒頭の掴み、バル内の葛藤、地下倉庫からの脱出、階上の惨劇、地下水道での争奪戦と、その場その場の緊迫感ある展開で手に汗握る。
また、地下水道に降りてからはエレナのセクシーショットも満載で、それなりに惹き>>続きを読む
事件に巻き込まれて頭に銃弾を受けた男が、頭に残ってしまった銃弾を作っている会社と、彼の父親の命を奪った地雷を製造している二つの会社、二人の武器商人に仕返しをする話。
ミサイルを爆発させたり割と凄いこ>>続きを読む
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ミスリードがちゃんと機能してない。
時系列がわかりづらい。
冒頭で偉大なダントン(ヒュー・グラント)が「彼に作ったのと同じものが欲しい」と言っているところから、ボーデン(クリスチャン・ベール)も、テ>>続きを読む
序盤のコミカルともシリアスとも取れる展開はちょっと中途半端だったけど、それぞれの殺し屋達が個性的なのが良かった。
ラストで明かされる真実がそれまでのミスリードの解明にもなっている。
ストーリーやアク>>続きを読む
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人種差別主義者の警官がマット・ディロンに似てるなと思って見てたら、本当にそうだった。マット・ディロン、久しぶりに見たな。
警官に人種差別された上にセクハラまで受けた女がその警官に助けられて、プライド>>続きを読む
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戦時中の物語なのに、のどかで平和な感じが心地よい。
すずのとぼけた性格や仕草もさることながら、素朴な声の雰囲気が彼女の個性を際立たせいてる。
決して上手くはないんだけど、むしろそれが良い。今作における>>続きを読む
彼女と付き合うために7人の元カレ軍団と戦わなくてはならないという設定は面白い。
でもいかんせんストーリーがその発想に追いついてない。ていうかあのストーリーではその設定は活きてこない。
しかも場面展開の>>続きを読む
ホストの麗(窪田)、プータロのマサル(菅田)、暴走族の相沢(中尾)、ホストに貢ぐ彩香(門脇)、それのストーカーに蝦沼(柳楽)と実力派揃いなのに、そういう演技がやけにドロ臭い。きっとそういう演出で胡散臭>>続きを読む
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普段あまりこういう設定の映画には触手が伸びないんだけど、デリカテッセンと同じジャン=ピエール・ジュネ監督ということで期待して鑑賞。
その期待は裏切られることなく面白かった!
妄想好きでイタズラ好き>>続きを読む
ダークナイト トリロジーの中で今作が一番しっくりきたかもしれない。
対立軸が明確だったので、ダークナイトで感じたごちゃごちゃわかりづらさがないぶん、比較的とっつきやすかった。
今回敵役のトム・ハーデ>>続きを読む
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至る所で問われるオルタナティブ(二者択一/二面性)に徹底されたテーマをバックに物語は進行する。
ブルースの心の恋人レイチェルはブルースかハービーかを選び、ハービーはコインの表裏で運命を選び、ジョーカ>>続きを読む