aquaさんの映画レビュー・感想・評価

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悪の法則(2013年製作の映画)

-

壮大な前ふりから、最後の30分で畳み掛けるイメージ。それぞれの俳優がその存在感を存分に示した。

凶悪(2013年製作の映画)

4.2

人を殺めることを躊躇わない人間をリアルに表現した作品。バイオレンスは日常に潜んでいるという事実を、リリー・フランキー、ピエール瀧が見事に演じていた。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

アウトブレイクのようなパンデミック映画と思いきや、映像技術を駆使したホラー的要素が強い。

しかしながら、いい意味で韓国映画はわかりやすい。アメリカを強く意識した典型的ゾンビ映画は、観るものを飽きさせ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

観るものすべてを「豊か」な感情にさせてくれる名作。それは登場人物が人として全うに生きてるから。決して完璧ではない人間。まずは完璧ではないと認めることからアプローチしなければいけない。
それが「生きる」
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.2

2014年製作の映画だが、今観たほうがよりリアルに受け止めることが出来る。

無数のデータをインプットすれば、個々の人間の気持ちの揺れ動きを予測出来る。
また音声合成によって、言葉に感情を乗せることだ
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.3

まず豪華な演技派共演で魅了される。
そこにきて、どんなに優秀で、エリートで、ハイソサエティであっても、人間はヒトでありそれ以上でもそれ以下でもない。
感情によって、正義を振りかざす。
感情によって、ヒ
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

4.0

若者ゆえの行動力。
若者ゆえの好奇心。

物語は、この特権ゆえに取り返しのつかない現実に遭遇する。
だが彼らの行動を抑制する権利は大人でさえない。
メンタルブロックをかけることは、将来の可能性を摘む。
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3

臨場感あるカメラワークがディカプリオの圧倒的な演技を際立たせた。
壮絶なサバイバル。
人間の生きてく強さをこれでもかと魅せられる傑作。

二重生活(2016年製作の映画)

4.1

人生は一人にひとつしか与えられない。

しかし、結婚すれば配偶者の人生を加担することになるし、子供ができればその人数分の人生を生きることができる。

人は何度生きるのか?

尾行とは、まさに「人生を生
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凶気の桜(2002年製作の映画)

3.8

窪塚洋介をはじめアクションは完成度高かった。一方でストーリーは思想的な背景も多く難しかった。

メッセージ(2016年製作の映画)

-

言葉とは何か?
言語とは何か?
これは武器にもなる。
これは良薬にもなる。
我々は言葉によって最高の世界を創る。
我々は言葉によって破壊的な世界に導く。
メッセージはそれだけのパワーをもつ。

アウトブレイク(1995年製作の映画)

4.0

コロナショックを受けてamazonプライムで視聴。 
歴史は繰り返えす。
ウイルスは、ヒトとの闘いを経て、最終的に「共存」する。
ウイルスにはある種「意思」が存在する。
ウイルス感染症には必ず終わりが
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

誰もが経験したであろう、学校生活におけるヒエラルキーをそれぞれの俳優がナチュラルに演じてくれている。
桐島というカードを最後の最後まで切らない演出と手法。最後まで飽きずに観ることができた。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

必ずしも不老不死が幸せかといえばそうではない。
生きた分だけ、不幸を目の当たりにしなければならない。
死を以て償う
生きることを以て償う
この世に生きるものすべてが持つグリーンマイル。 
自分が今まさ
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.5

ホリエモンが何かの動画で話題に出してくれたのがきっかけ。
最高に面白かった。
リアルなアメリカのマネーゲームを堪能できた。現代版の狩猟民族の写しと言えよう。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

どこにでもある懐かしい空気感。
これに浸るだけでも、
すばらしい価値がある。
観るというか映画に浸る感覚。

怒り(2016年製作の映画)

4.0

豪華キャスト!やはり宮崎あおいの演技に引きまこまれた! 見終わったあとの不可解な点について、是非カフェで答え合わせをしたい。その意味でも、複数で観ることをおすすめする作品。

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.2

自分はそこまでもないがそれに近い環境ってザラにあって、そんなところが共感できた。確かに辛くて寂しい幼少期であることは間違いないものの、サバイバル生活を強いられた時の逆境、活力、生きるために必要な要素を>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分も身の回りに似たような人物(男性)がいた経験があるので、心理を考察する意味でも興味深かった。
宮沢りえの演技が見事であることは言うまでもないが、特に大島優子が際立っていて女優として見直した。