やる気のない若者、がさつな山男など最大公約数的な役作りや演出に賛否が分かれると思う。
伊藤英明はとてもよかったけど、今回の染谷くんへのキャラづくりの演出はちょっと単純さが引っかかる。街角インタビューを>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
何度も愛しあえる一生の初恋ストーリーってのは、
「叶う余地があったという真実」と「思い出を大切にして具現化」がレシピ。
悔し泣きするおじいさんって、
こっちも泣きたくなる。
想いに年季はいってる。す>>続きを読む
いつの間にか自分のエゴになる。
フランクの足並みを理解していたメンバー。
音を追求するのか
ステージ上での姿を求めるのか。
夢の持ち方って大事。
たまに観たくなる。観たあとなんとなく落ち着いた気持ちになる。
別の事を考えられないようなもやもやした現実を抱えること、そんなときにスッと入って来られるような存在がいること。そしてそのアドバイスが鑑賞>>続きを読む
抜け出すためには徹底的に嫌になるか、代わりを見つけるか。
でもドラッグの問題はそれをやめるかやめないかの個人の問題にとどまらない。
いろんなものを巻き込んでる
ゆえにいろんなものを呼び寄せる
ち>>続きを読む
少年時代に愛しい物に出会うこと、見つけることで、優しさを覚え、寂しさを覚えて成長していく。
犬やお気に入りのぬいぐるみ、E.T.なんかもそうだ。
シャチと心を通わせ背中に乗るロマンは永遠。スクリー>>続きを読む
音楽が無く、静かな映画でありながら、脚本に見応えがあるために決して退屈しない。
二組の男女の不倫で始まるこの物語は、不倫をフェイクにするようにして、親と子が描かれる。
とにかく脚本が素晴らしい。>>続きを読む
この背徳感の中、エマワトソンが濡れ場に突入してくれないだろうかと思っていたら、エンドロールになってしまった…。
ソフィアコッポラの作品はやっぱり得意じゃないなぁ。
オチが分かっていても涙が落ちる完結力。
こういう晩年で人生を肯定されるストーリーにはほんと弱い。圧倒的な希望であると思う。
冒険への空想やヒーローになったような妄想は、現実への反動として存在してい>>続きを読む
ペドロアルモドバルがコメディかーと興味を持って鑑賞。
B級映画のギャグって下ネタ、ゲイネタ、ドラッグネタが多いけど、どれも似たようなものでひねりが無い気がするから笑いにくい。
命が亡くなるっていう>>続きを読む
多くの人が交わる都会では「ウォーリーを探せ」のように出会いを探すことになる。
理想的な恋人に出会うまでの過程では、それぞれ様々。
出会った相手に単なる好奇心で一夜を共にされたり、
長年付き合った人は終>>続きを読む
「ドラえもん 感動シーン NAVERまとめ」
みたいなストーリー。
3Dなのでしずかちゃんのスカート付近、絶対領域の奥行き感がリアル。
「のび太くん…」
と感動の布石をうつドラえもんのセリフが、>>続きを読む
今年観て良かった映画ベスト3に入ると思う。
恐れを知らない一生懸命なピュアネスに、チャップリンさながらのチャーミングな動きを持つ主人公。
エキゾチックな美しさを持ち、愛への純心を見せながらも、一瞬>>続きを読む
レコード店を経営するDJが恋人と別れ、過去のフラレ方トップ5を振りかえり、「なぜふられたのか」を探っていく。
この最低な男の言い分がわかってしまうのが、男の性なのかなぁ…
ジャックブラックは演技>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
エイリアンオタク達は念願のポールと出会って
作家としてのインスピレーションを得て
恋人を得て
その恋人は両目で見えるようになり、キリスト的な父親から解放される。
そしてポールは、地球に残しそうにな>>続きを読む
映像化して良かったなと思ったのは景浦役の人がアツく宮部のところを語るシーン。
岡田くんはどんどん演技が細かくなっていって、素晴らしいな…これから出演するやつは全部観そうだ…。
小さな頃に創った物語は失ってない!
あの頃はなんでもないブロック一つから何でも創ってた!
大草原に大きな家、海賊船、お城、ドラゴンを倒せる最強の武器…
そこには創ったものたちが感情を持って生活して>>続きを読む
経験できなかった事への強い想い。
経験することへの望みある形。
経験したことによる一切の否定。
この映画は「死」に関するそれぞれの「経験」が交わっていく。
迫り来る死に対してポップな楽しき日常を過>>続きを読む
安心したよ。天使なんじゃないかと心配してたんだ
…パズーは最初から呪文唱えてたわ。
子供時代に持つ秘密は大人からの自由。その楽しさは空飛ぶ自転車のように。
世話される子供時代に愛しさの対象になるものは少ない。人形やペット、弟や妹だったり…。エリオットにとってその貴重な体験がE.T.>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
良かったシーンは、職安で並んでるときに思わず身体がおどりだすところ!
最低な生活の中でも「思わず」動き出してしまうものがあるのは幸せの一部であるし、観てて微笑ましい。
良くなかったのは
最初に上司?>>続きを読む
エスコートの仕方は、スタジオジブリに学ぶべし。
嫉妬でたたり神になるかもしれないが、くじけてはいけぬ。
最後まで曇りなきまなこで見定めよ。
登場人物をアニメーションさせる演出とかわいい美術が相変わらずのウェスアンダーソン印。
でも朗読のような寄り道ナレーションに相変わらず眠くなる…笑
エイドリアン・ブロディほんと好き。
星の輝きははるか過去のものだけど、現在の自分たちには美しく届く。
その普遍的な時間差を物語にのせる発想は面白い。
でもゲーム出身だからか、
セリフやナレーションで説明しちゃう…
タイムリープの回数が限られてるように
男がきちんと好きと言える回数も限られてるようだ。
ちあきくんは素晴らしいな。
この映画はつながっていく、つなげてくれる。
古き良き温かみで生きた時代とアバターのあるハイテクなネット世界…
闘う人たちと世界中からのメッセージ付きの支援…
大好きなおばあちゃん、届けられなかっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
出会いで届けた蝶が体内から逃げてしまったり
クリップで爪をつくるさりげない苦悩だったり
心情詩的表現の映像センスは深く、目を見張るものがある。
それだけでなく「土曜日のランチ」のシーンでの感情吐露>>続きを読む
どうしても、
戻って来たときに主人公いるのが気になっちゃうんだよな…笑
この放射能汚染の時代に改めて観ると、代わるリアリティがある。
いたわりと友愛で、この国にも風が戻る日を…
たくさんのメーヴェを飛ばすためには、何をすればいいのだろなぁ…
この手の純愛系って
過去に残してきた「動かなかった初恋」を
もう今更動かせない現在の自分が思い返してく。過去の足跡をなでていく。
話が動きづらいから、退屈なんだよなぁ…
初恋ってよかったよね、>>続きを読む
不安を還元してくれる言葉たち、
スッと心に残してくれるそのセリフその優しさ。
あの頃出会いたかった、出会えた人たち。
青春は過ぎたものからは愛しさを抱えた憧れだし、
これからの彼らには夢を持つ憧れ。>>続きを読む
追われている女性。
逃げ切ったその場所で知り合った男性と恋に落ちるが、男は女が警察に追われていることに気がついてしまう…
とここまで書くと平凡なストーリー。でもこの脚本は丁寧で素晴らしい。
派手さは>>続きを読む
かっこいい…
3Dに対するこだわりがすごい。
ほぼ動きのないシーンで、2Dでも美しいであろう画に、立体的な壮大さが形を崩さずにこちらに向かってくる。その厳かさは、アートだ。今後、ピューマニック系ドラ>>続きを読む
クリスティーナリッチがナイトメアビフォアクリスマスに出てきそうな感じで。笑