コーカサスさんの映画レビュー・感想・評価

コーカサス

コーカサス

ディープ・ブルー2(2018年製作の映画)

2.5

数あるサメ映画の中でも秀作だった『ディープ・ブルー』の続編。
サメに知能を持たせた前作のアイディアはそのまま、本作も薬物投与によって巨大化した凶暴鮫が人間に襲い来る。

以前『ジョーズ2』のレビューで
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.3

スーパーマンやバットマンで知られるアメリカで最も歴史あるDCコミックスのヒーロー・アクアマンを『ソウ』『死霊館』のジェームズ・ワン監督が実写化。

アトランティス王国の血を引き、人間として育てられたア
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間違えられた男(1956年製作の映画)

3.7

“世の中には3人いる”

自分にそっくりの強盗犯と間違えられた男が体験する恐怖と悲劇を描いたヒッチコックの異色作。

ヒッチコック作で唯一実際にあった事件を元にしたサスペンス劇だが、本質は “冤罪”
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.4

もしかしたら、世界一有名なウサギかもしれない。彼の名前はピーター。

1902年にイギリスの女流作家ビアトリクス・ポターによって命を吹き込まれ、今もなお世界中で愛される『ピーターラビット』と仲間たちを
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.0

“殺人の代償”

『太陽がいっぱい』の原作者パトリシア・ハイスミスの同名小説を、『大いなる眠り』『ロング・グッドバイ』のレイモンド・チャンドラーが脚色し、ヒッチコックが映画化した贅沢なサスペンス。
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断崖(1941年製作の映画)

3.5

“白い疑惑”

富豪の娘リナ (フォンテーン)は、色男のジョニー (グラント)と熱烈な恋に落ち結婚するが、次第に「夫に殺されるのではないか」と不安と恐怖を抱き始める。

フランシス・アイルズの小説「レ
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.6

電気を消したら“それ”は来る―。

『ソウ』『死霊館』のジェームズ・ワン製作によるデイビッド・F・サンドバーグの長編映画監督デビュー作品。

恐ろしい“それ”のビジュアルはいかにも西洋的だが、“何もな
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我輩はカモである(1933年製作の映画)

3.5

マルクス4兄弟の末弟ゼッポが最後に出演した5本目の作品で、ファシズムをナンセンスな笑いで風刺した反戦映画だ。

ファシズムを痛烈に批判した映画と云えばチャップリンの『独裁者』を真っ先に思い出すが、本作
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.6

ファブル (=寓話)と呼ばれる伝説の殺し屋 (岡田)は、ボス (佐藤)から「一年間一般市民として過ごすこと」を命じられるが、不運にも?次々と起こる騒動に巻き込まれてしまう。

“どんな相手も6秒以内に
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ウルトラマンM78劇場/Love&Peace(1999年製作の映画)

2.8

キャラクターデザインの中田和幸によってデフォルメされた26体の通称 “M78ウルトラマン”と109体の怪獣たちが愉快な騒動を繰り広げるアニメーション。
『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルト
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ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ ウルトラマンガイア 超時空の大決戦(1999年製作の映画)

3.6

信じることを信じてる―。

ウルトラマンガイアである高山我夢 (吉岡) が訪れた世界は、何と自身の戦いが『ウルトラマンガイア』としてテレビ放送されているパラレルワールドだった。勉 (濱田)の前に突如現
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.5

84年に大ヒットした『ゴーストバスターズ』の主人公たちを、装いも新たに女性キャストへ一新し、リブート=再起動させた痛快オバケ退治映画の新作だ。

オリジナルを超える事は難しいが、内容としては面白く、中
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.3

“ここ”が入り口だ。

屋根裏で海賊ウィリーが隠した宝の地図を見付けた悪ガキ集団“グーニーズ”が、地下の国へ宝探しの旅に出る冒険活劇。

スピルバーグによる製作総指揮・原案を、『スーパーマン』や『リー
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

その名は知らずとも、誰もが一度は耳に
しているはず伝説のバンド・クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの波乱に満ちた人生を、バンド結成時から1985年の「ライヴエイド」に至るまで、見事に描いた
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.8

雉も鳴かずば…。

音に反応する謎の怪物により、人類絶滅の危機にさらされた世界で、唯一奇跡的に生き残った家族が怯えながら暮らす恐怖を描いた新感覚ホラー映画だ。

映画において最も重要と云っても過言では
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ラ・ブーム(1980年製作の映画)

3.0

歯科医の父(ブラッスール)と漫画家の母(フォセー)を持つ13歳の少女ヴィック(マルソー)は、互いの浮気が原因で離婚の危機を迎えた両親を尻目に、まだ見ぬ恋人に胸を焦がす日々を送っていた。
そんなある日、
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.0

天候を自在にコントロールすることを可能にした人工衛星が突如暴走を始めた。
世界各国では、かつてない大災害 “ジオストーム” が巻き起こり、人類は未曾有の危機に直面、開発者のジェイク(バトラー)は原因究
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南極物語(1983年製作の映画)

3.5

南極に取り残されたタロとジロを含む15匹の樺太犬たちと、彼らを置き去りにした罪の意識に苦悩する観測隊員たちの心の葛藤を描いた実話ベースの感動作。

名作『キタキツネ物語』でその手腕を遺憾なく発揮した蔵
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.8

1986年から1991年にかけて韓国で実際に起きた「華城連続殺人事件」をポン・ジュノ監督が映画化。

ソウル近郊の農村で10人もの女性たちを殺害した謎の凶悪犯人を追う刑事たち。
犯人に翻弄されながらも
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.7

惑星イガムを支配する青い肌に真っ赤な目を持つドラーグ人と、その星で虫けらのように虐げられる人間たち。

ドラーグ人にペットとして飼われ、育てられた人間 (本作ではオム族と呼ばれる)テールが成長し、やが
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縛り首の木(1959年製作の映画)

3.6

“映画史上、最も美しい縛り首の木”

ゴールドラッシュに沸く街にやって来た医師ジョー (クーパー)は、金を盗んで撃たれた若者ルーン (ピアッツァ)を救い、治療費の代わりに使用人として雇う。
ルーンは、
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ゲッタウェイ スーパースネーク(2013年製作の映画)

3.9

妻を誘拐された元プロレーサーのブレント(ホーク)が、謎の男に指示されるままひたすらシェルビー・マスタングGT500スーパースネークを走らせる!

壊れた小型キャメラは70台、破壊した車は130台、カー
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アメリカン・スウィートハート(2001年製作の映画)

3.4

ハリウッドの人気女優グウェン(ゼタ=ジョーンズ)の妹キキ(ロバーツ)は、姉の付き人を淡々とこなす一方、姉の夫で人気俳優エディ(キューザック)に密かな恋心を抱いていた。
かつてアメリカの理想のカップルと
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スパイダー(2001年製作の映画)

3.5

ワシントンD.C.の一流私立学校から上院議員の一人娘ミーガン (ブーレム)が誘拐された。
犯人のソンジ (ウィンコット)は2年間もの間教師になりすまし、誘拐計画を遂行すると捜査の担当にワシントン市警の
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哀愁(1940年製作の映画)

4.6

名匠マーヴィン・ルロイ監督が描く『心の旅路』と並ぶラブ・ロマンスの傑作。

時は1917年―。
第一次大戦下のロンドンで出征前の休暇を過ごすクローニン大尉 (テーラー)は、ウォータールー・ブリッジで偶
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北の国から'87初恋(1987年製作の映画)

3.8

時代と共に様々な作品に現れては、主役の加山雄三、高倉健、菅原文太らの傍らで、ひときわ存在感を放ち続けた田中邦衛という名脇役が後年、主役を務めた紛れもない名作。

倉本聰は後のインタビューで「制作当初、
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パンダコパンダ&パンダコパンダ雨ふりサーカス(1973年製作の映画)

3.6

『太陽の王子 ホルスの大冒険』の中心スタッフだった高畑・宮崎・小田部の3人が東映動画を去り、『長くつ下のピッピ』のアニメ化のためAプロへ移籍するも、原作者の承認が得られずやむ無く断念、急遽『ピッピ』に>>続きを読む

パンダ・コパンダ(1972年製作の映画)

3.5

1972年、日中国交回復を記念して中国から贈られた二頭のパンダは日本に空前のパンダブームを巻き起こした。
その愛くるしい“カンカンとランラン”を一目見ようと、まだ幼かった筆者も両親と妹と共に上野動物園
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続名探偵ホームズ2 ドーバーの白い崖(1986年製作の映画)

4.2

1986年に『天空の城ラピュタ』の同時上映として『続・名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件 / ドーバー海峡の大空中戦』のタイトルで劇場公演されたテレビシリーズの第10話。
併映だった第4話の
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続名探偵ホームズ1 ミセス・ハドソン人質事件(1986年製作の映画)

4.1

1985年5月20日「さよならホームズ!最後の事件」で幕を閉じたテレビシリーズ放送終了後の翌年『天空の城ラピュタ』の同時上映として『続・名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件 / ドーバー海峡の>>続きを読む

名探偵ホームズ2 海底の財宝の巻(1984年製作の映画)

4.0

1984年に『風の谷のナウシカ』と同時上映されたテレビシリーズの第9話。

併映だった第5話の「青い紅玉」同様、宮崎駿が監督・演出・絵コンテを担当した事で、兎に角 “動き”が細かく、中でも潜航艇作業員
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名探偵ホームズ1 青い紅玉(ルビー)の巻(1984年製作の映画)

4.1

宮崎駿と近藤喜文という天才の傑作。

1984年に『風の谷のナウシカ』と同時上映されたテレビシリーズの第5話。

同じく後の第9話となる「海底の財宝」と併映だった本作は、筆者が愛してやまない『名探偵ホ
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地獄への逆襲(1940年製作の映画)

3.4

地獄への道は逆襲へ―。

西部開拓時代に実在したジェシー・ジェームズの半生を描いた『地獄への道』の続編。

かつて仲間だったフォード兄弟の裏切りにより、背後から撃たれた弟ジェシーの仇を討つため、兄フラ
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

池井戸潤の原作を福澤克雄が監督する。

ドラマ「半沢直樹」や「陸王」「下町ロケット」の原作&監督コンビと、その音楽を担当した服部隆之が三つ巴となり、大企業の不正と隠蔽を鋭く描いた社会派ミステリーだ。
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ギャングスターズ 明日へのタッチダウン(2006年製作の映画)

3.5

あしたのために―。

少年院の保護観察官ポーター (ジョンソン) が不良少年たちを更正させようとプログラムにアメフトを取り入れチームを結成し、スポーツを通じ社会の規則やルールを熱血指導する米国版スポ根
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.3

「劣等感を言い訳にして人生から逃げ出す弱虫は多い。しかし、劣等感をバネに偉業を成し遂げた者も数知れない」

心理学者アルフレッド・アドラーの名言通り、コンプレックスをバネに成功を収めた者や後世まで残る
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