arktto3さんの映画レビュー・感想・評価

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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

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旅先で意気投合した異国の家族を訪ねたら思いもよらない歓待を受けて大変な話。

小さな違和感を巧みに確実に積み重ねていき気づいた時には主人公も観客も引き返す事が許されない新感覚“胸騒ぎ"スリラーだったし
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ヘルレイザー ジャッジメント(2018年製作の映画)

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究極の快楽を追求し過ぎて大変な話。

時代の変遷に対応するためにシステム化された“裁き“は妙なおかしみがあってサイコスリラーな絵作りは頑張っているけど余り重要でもないし誰にも増して欲深かったピンヘッド
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

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高級リゾートで楽しいバカンスのはずが取り返しがつかなくて大変な話。
嬉々として“キワモノ“を演じ続けるミア・ゴスとA・スカルスガルドの狂宴となればさもありなんな悪夢の様なリゾート体験は身の程をわきまえ
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

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伝説的なプロレス一家に纏わりつく呪いが思いの外深刻で大変な話。

家族に降りかかり続ける不幸を呪いのせいにする事で結局その言葉自体に取り込まれてしまったのかもしれないしそんな呪いを解く鍵もまた家族だっ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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原爆の父と呼ばれた男の栄光と挫折の軌跡を辿ってみたら大変な話。

ノーラン流の反戦映画であると同時にエンタメサスペンスとしてめちゃくちゃ面白い映画だったそれにしても人間とはいとも簡単に一線を越える生き
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12日の殺人(2022年製作の映画)

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12日に殺された女性の捜査が行き詰まって大変な話。

捜査により明らかになる女性の"意外"な私生活と現れては消えていく容疑者達を前に袋小路に嵌る警察の姿に迫る映画は安易なカタルシスを与えてくれないし人
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

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心身ともに痛みを抱えた男と家族(犬達)との共同生活が大変な話。

ある事件をきっかけに男の半生と犬との関わりを掘り下げる語り口はちょっとやり過ぎな程エモーショナルだけどそれこそが最良と思えるケイレブと
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エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

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悪魔祓い中に死亡した少女の死因が本当に悪魔の仕業だったのか判断が難しくて大変な話。

実際の悪魔憑き事件とその裁判を基に少女の死の真相を巡る法廷劇はスリリングだし映像では実在する様にも見えるけど問題は
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FEAST -狂宴-(2022年製作の映画)

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交通事故の加害者一家が罪滅ぼしの為被害者一家を従業員として雇って大変な話。

あらすじを見た限り終盤にどれ程ドラマチックな展開が待っているのかと期待していたらそのまま終わってしまって拍子抜けした自分の
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

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あみ子はあみ子でいたいだけなのになかなか上手くいかなくて大変な話。

純粋で子供らしいと手放しに言い切れない彼女と周囲とのギャップが居た堪れなく胸が痛いけどそれでも彼女は逞しく生きていくんだろうと思わ
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

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戦争で荒廃した世界を救う為時間旅行をする事になった捕虜の男の行末が連続する静止画とナレーションのみで構成された大変な話。

支配者により危険な実験に駆り出された男が訪れた過去で出会う女性とのロマンチッ
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愛欲のセラピー(2019年製作の映画)

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作家でセラピストの主人公がある患者とのカウンセリング内容をネタに新作を書き始めて大変な話。

カウンセリングを進めるうち自身の記憶の蓋が開いてしまい押さえ切れなくなった愛憎が入り混じって大混乱なブラッ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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夫が転落死して大変な話。

関係者の証言と証拠を淡々と積み上げていく語り口は実際に傍聴席に座っているかと錯覚する程の濃密さで時間を負う毎に目まぐるしく変化しながら辿り着く結末はバッドともハッピーとも言
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ハンテッド 狩られる夜(2023年製作の映画)

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深夜のコンビニに立ち寄ったら何者かに狙撃されて大変な話。

犯人は怪物か人間か徐々に明らかになる真相に共感しつつ積み上がって行く死体の山に絶望するこの世の不条理を煮詰めたような思いの社会派なスリラーだ
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

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安住の地を求め旅に出た一行が雇ったガイドがどうも怪しくて大変な話。

いつになったら辿り着けるのか誰一人確信を持てず只ひたすらに荒野を歩くだけの映画がなぜこうもスリリングで力強いのか人は窮地に陥った時
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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仕事を求めてアラスカに向かう道中犬とはぐれて車は壊れて大変な話。

ウェンディとルーシー(犬)ののんびり自由な旅に見せかけて次々不運ときつい現実がのしかかってくる彼女の行く末には不安も多いし身勝手な所
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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友人に誘われて森にキャンプに行ったけどなんだか気まずくて大変な話。

特別な事は何も起きていないように見えてとっておきの場所で過ごす気心知れた古い友人との最高の時間がなんとも言えない結末を迎えてしまう
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湯殿山麓呪い村(1984年製作の映画)

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ある即身仏の謎を解明しようとしたらある家族の謎が深まって大変な話。複雑に入り乱れた人間関係を追っていくうち途中から即身仏の謎がどうでも良くなるくらい出てくる大人が全員クズでクズなりの結末を迎えていくな>>続きを読む

サイコ2(1983年製作の映画)

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あの事件から22年治療の甲斐あって晴れて自由の身となった彼の身の回りに母親の影がチラついて大変な話。

無謀にも思える続編ながら前作を踏襲しつつツイストを効かせたミステリーとここぞという所で畳み掛ける
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

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22年前映画の撮影中突如失踪したまま行方不明になった俳優であり親友の行方を追う事になって大変な話。

あの人は今的な番組きっかけで始まった人探しのミステリーでもあり1人の人間の記録と記憶の話でもあり何
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ドリラー・キラー(1979年製作の映画)

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"傑作"を製作中の売れない画家が理想と現実のギャップに悩んで大変な話。

鬱屈した日常から逃れる為電気ドリルで人を襲う衝動に駆られる主人公がポータブル電源を手に入れた事でついに実行に移してしまう様は狂
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バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

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野球賭博でドツボに嵌った悪徳警官がある犯罪被害者の信仰に打ちのめされて大変な話。

自分の弱さを隠すため悪の限りを尽くしてきた男の反省とも改心ともつかない心変わりを神は許すかもしれないけど人は許さない
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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天才外科医の手によって蘇った女性の日常が波乱万丈で大変な話。

その人並外れた無垢さからくる恐れのなさと底なしの好奇心は常に危険と隣り合わせではあるけれどけど人生冒険してなんぼなのかもしれないしそんな
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Saltburn(2023年製作の映画)

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大学生活に馴染めない青年が大学一のモテ男の実家(Saltburn)に住む事になって大変な話。

監督と主演の組み合わせだけで只事では済まない映画なんだろうと思いつつ全貌を掴みきれないまま夢中になって見
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VESPER/ヴェスパー(2022年製作の映画)

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科学技術(遺伝子操作)と底なしの人間の欲が行き過ぎた近未来の生存競争が大変な話。

搾取する物とされる物との対立を描いたありがちな話ではあるけど丁寧な絵作りと脚本で丁度良いスケールの力強いディストピア
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

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久しぶりに祖父母の家を訪れたらなんだか様子がおかしくて大変な話。

人の幸せは有限で誰かの幸せのために誰かを犠牲にしているという嫌な社会構造にメスを入れているかどうかは分からないけどそんな嫌さを感じさ
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

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男2人あてのないドライブ中に知り合った母国へ帰る女2人を乗せる事になって大変な話。

目的地までの道中の気まずくて冴えなくてもどかしい数日間が堪らなくおかしいロードムービーだった筈なのに終盤の急展開に
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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アイヌの金塊を巡って血生臭い争いが絶えなくて大変な話。

プライベートライアンに匹敵する(?)幕開けから爆上がりの漫画っぽさとリアリティを絶妙なバランスで配合してとても丁寧に作られためちゃくちゃに面白
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希望のかなた(2017年製作の映画)

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シリア難民の青年が"いい人々のいい国"フィンランドに辿り着いてからが大変な話。

厳しい現実に晒されながら生き別れの妹との再会を願う青年と少々出来すぎた善意で手助けする人達との交流をコミカルさを忘れず
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街のあかり(2006年製作の映画)

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夢はデカいが意固地で不器用な男が惚れた相手がヤクザの女で大変な話。

その不器用さ故友人もできず悪事に巻き込まれ自分を大切に思ってくれている人の思いにも気づかない不運で気の毒で冴えないハードボイルドな
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

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炭鉱の閉山で職も父も失い形見の車であてもなく旅をする男の行末が大変な話。

とにかくついてない男が道中知り合った母子と不思議な縁で繋がりやがて大きく危険な賭けに出るちょっと冴えないハードボイルドだけど
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

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冴えない初デートを皮切りに始まる一組の男女の行末が大変な話。

お互いの欠落を埋めるように出会い離れては戻ってを繰り返しながらも互いの気持ちが強まっていく様子は焦ったいようで微笑ましくもあり衝動的でも
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過去のない男(2002年製作の映画)

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暴漢に襲われ記憶を無くした男の行く末が大変な話。

素性のわからない男を快く受け入れ手助けしてくれる人達との交流を経て徐々に新しい人生に希望を見出していく様子には心を打たれるし結構なバイオレンスが描か
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

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笑いに取り憑かれた男の日常がもはやサイコスリラーで大変な話。

こんなにも苦しんでもがいて血反吐を吐いて"笑い"を作る姿には感動も理解もできないけどそこまでして追求したい何かがある人生は少し羨ましい笑
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