aratakiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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エグザム(2009年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

ある企業の就職採用試験で集められた8人が織りなす
ワンシチュエーションスリラー。

白紙の問題用紙、与えられたルール、時間制限80分。

設定だけ聞くとかなり面白そうなんだけど
(予告も面白そうでした
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.8

おすすめに上がってきたので
何の気なしに観てみたら
めっちゃ面白かった!!!

ワンシチュエーションの会話劇なんだけれど
飽きるどころか、
ずっとニヤニヤして観てました(笑)

初対面の人に気を遣って
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アストラル・アブノーマル鈴木さん(2018年製作の映画)

2.5

ジャケから受け取った印象そのまま。
ハマる人はハマるし、そうじゃない人は
なんだこれ?で終わる感じ。
冒頭数分を観て、その雰囲気で
観るか観ないかを判断するのが良いかと。

私はこういう作品を
定期的
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真木栗ノ穴(2007年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

映画好きならオチの部分には
早々に気付いてしまうだろうけど、
それが分かっても退屈せずに
最後まで見ることができた。

ふいに出てくるホラー要素に
何度かドキッとしてしまう場面も...(苦笑)

とは
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獣道(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

予告が面白そうだったのと
最近テレビで伊藤沙里を目にする機会が増えたので。


なんともハチャメチャな内容なんだけど
どの登場人物もとにかく愛に飢えていて、
《誰かに愛されたい》という思いだけが
まっ
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最後の命(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

幼少期の体験は人格形成に大きな影響を与える。

本作ではその体験、トラウマが
その後の人生を変えてしまうほど
深い傷となってふたりを苦しめていた。

設定が設定なだけに
終始重苦しく、暗い雰囲気が続き
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蛋ヶ岳学会事件(2020年製作の映画)

1.0

この短さにして、かなり後を引く気持ちの悪さ...

うーん...シンプルに私には合わなかった...

主人公の青年が研究する姿勢が
ピュアであるから余計に怖い。



2020-061

#ショートフ
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セヴンティーン(2020年製作の映画)

2.4

思春期特有のモヤモヤと、どこか刺々しい空気感。

みんな大なり小なり、“大人イヤイヤ期”を経て
大人になっていくんだろうな、と。

17歳の自分はどんなだったけ?と思い返してみたり...

ただ、あま
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狂覗(2017年製作の映画)

2.3

生徒のいない教室を舞台に
教師たちの会話劇によって展開されていく
ワンシチュエーション”スリラー”
(本当のジャンルは不明だが、
観終わった後の気持ち的に
”スリラー”がいちばんしっくりきたので)
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恋の渦(2013年製作の映画)

2.5

ジャケから漂うB級...いや、C級?感!
ある意味、期待を裏切らなかった(笑)

登場人物の誰にも共感出来ないのに
なんかどっかで見たことあるような気がする、
若気の至り(?)あるあるが詰め込まれてい
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HITOMA(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

”起承転結”は何もないけれど
不思議と最後まで観れた。

男子学生(?)の一人暮らしから
想像する生活感とは違って(失礼)
住人以外は”白物”なので
漂う雰囲気は清潔且つおしゃれな感じに(笑)

口か
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これまた有名だけれど、実は観ていなかった一本。

《田舎町の連続殺人事件》というおどろおどろしい題材に反して
かなりコミカルに描かれているのが本作の醍醐味。

起きていることは”最悪”なんだけれど
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2019年のカンヌ国際映画祭で
韓国映画初となるパルムドールを受賞した作品。

内容も含めて当時からかなり気になっていたんだけど
実はまだ観れていなかった本作を金曜ロードショーにて初鑑賞。

いや~シ
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レベル16 服従の少女たち(2018年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

全体的に既視感のある設定、内容だったから
途中で結末がなんとなく分かってしまったけれど
その割には最後まで飽きずに観れた。
ラストへの道筋が分かりやすかったのが
却ってよかったのかも。

「エコール」
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大きな春子ちゃん Am I too big?(2014年製作の映画)

2.6

久々にトリッキーな作品を観た(笑)
一度観たら忘れられないほどのインパクト(笑)

やってることはくだらないし
(ある種のオトコのロマン?なのかな?)
編集もかなり雑なんだけれど、
何故かフフッと笑っ
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Jam Films (ジャム フィルムズ)(2002年製作の映画)

2.5

どの話も特別印象に残るものはなかった(笑)
(つまらなかった訳ではないけれど)

オムニバスなので色んな監督の作品が
気軽にサクサク観れるのは有り難い◎

何より、今活躍している俳優陣の初々しい姿は観
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松ヶ根乱射事件(2006年製作の映画)

2.5

田舎の閉塞感や
そこに住む人たちのちょっとした”ズレ”が
ブラックユーモアたっぷりに描かれていた。

タイトルから連想するほど
派手さや陰湿さはないけれど
その分、そこに流れる空気感はなんだかリアルで
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白夜行(2010年製作の映画)

2.7

「白夜行」は原作はもちろん、
テレビドラマ版がとても好きで何度も観た作品。
(映画の本作を観るのはこれで2度目。)

物語の起承転結、軸はしっかり抑えているものの、
やはりあの壮絶なドラマを2時間半に
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べー。(2016年製作の映画)

1.2

ダメだ...さっぱり分からない。

確かに”狂気”は感じるんだけど、
心をかき乱されるだけで後には何も残らない感じ。
それを狙っているの否かも分からないし...
「ハングマンズ・ノット」を観た時と同じ
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オボエテイル(2005年製作の映画)

2.4

どの話も不穏な空気の割に
そこまでインパクトのある話ではなかった…

全体的にジメッとした暗さ、
漠然とした気持ち悪さがずっとあって、
かなり湿度高めの作品。

ん?と思う場面も多々あるけれど
細かい
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ひかりをあててしぼる(2015年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

全体的に暗い雰囲気。
序盤の幸せなシーンですら、
危うい空気感が漂っていた。

物語の中で、巧の存在がキーパーソンとなり
場を荒らす展開になるのを予想していたが
特段そういうわけでもなく、
彼が二人に
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DOOR(1988年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「DOORⅢ」を先に鑑賞し、遡る形で本作を鑑賞。
(話は繫がっていないので、
それぞれ単体での鑑賞でも問題ないかと)

ストーリー自体は至ってシンプルな攻防戦。
ただ、当時の撮影方法や美術セット、メイ
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DOOR III(1996年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

おすすめに出て来たので「Ⅲ」と書いてあるのに
前作飛ばして鑑賞(笑)
(単体で観ても問題ない内容だった)

サイコスリラーかと思っていたら
唐突にホラー的なカットが出てきて
ギョッとしてしまう場面が何
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悪夢のエレベーター(2009年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

エレベーター内のシチュエーションスリラーは
洋画では沢山観てきたけど、邦画では初めて(?)の鑑賞だったかも。

狙ってのことだとは思うけれど
それぞれのキャラクター濃すぎて
序盤から”演劇感”が漂って
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スクラップ・ヘブン(2005年製作の映画)

2.5

2度目の鑑賞。
初めて観たのはかなり前だったけれど、
観始めると意外としっかり内容を覚えていた。

それぞれのキャラクターが立っていて魅力的だったが、
物語自体はさほど劇的なものは感じられなかった。
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

2.5

二度目の鑑賞。

役所広司の演技はさすがに惹きこまれるものがあったし、
裁判の行方がどうなるのか話が進むにつれて
どんどん気になっていったんだけど、
後半からラストにかけては少し尻すぼみに感じてしまっ
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シャッフル(2011年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

”ながら観”しようとしたのが間違いだった(笑)
結局しっかり鑑賞(笑)

物語が二転三転するので、
次に来る展開を予想、期待して、
どんどん惹きこまれていった。
ただ、途中からはその感じにも慣れてきて
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インストール(2004年製作の映画)

2.4

原作:綿矢りさとは知らずに鑑賞。
(結果論にはなっちゃうけど、
綿矢りさ原作の映画化は難しいよな、と。)

映画の内容自体は全体的にフワッとしていて
なんだか良く分からないまま終わってしまったというの
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イン・ザ・プール(2005年製作の映画)

3.6

このゆる~い感じ、大好きなんだよね~
三木聡×松尾スズキの時点でもう好き(笑)

肩に力が入ってる時に三木作品観ると
良い感じに体も心もほぐれる気がする。

本作も終始ゆるっと、クスッと(笑)

ドア
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

よかったな~(しみじみ)

7人のおばちゃんたちが遭難するというシンプルだけれど
今までにない設定(笑)

劇的な展開は特にないんだけど
最後まで飽きずに見続けられたのは
登場人物が若者じゃなかったか
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ウィッカーマン(2006年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

閉ざされた島での生活、
村社会と、宗教と、文化と。

奇妙な雰囲気が漂う中でどんどん深まる謎、
“モヤモヤ”と“ドキドキハラハラ”のバランスも
ちょうど良くて引き込まれる内容だった。

ラストに近づく
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ラストサマー(1997年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

《ティーンエイジャー × 殺人鬼》の
王道スラッシャーホラー。

「スクリーム」と同じ脚本家なので
似たような雰囲気だったけれど
こちらの方が全体的に暗くてジメッとした印象。

殺人鬼の正体が分かるま
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

さすがナイト・シャマラン監督。
社会と隔離された村のミステリアスな雰囲気、
現実なのか否かの絶妙なバランス、
本作も見事に作り込まれた世界観に
グッと引き込まれた。

“村の秘密”を守る者、(知らずに
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

“女の園”へ一人の男性が来たことによって
女性たちの“情欲”と“嫉妬”と“憎悪”が渦巻いていく。

途中、日本の昼ドラのような
“ドロドロした”展開はあるものの、
少女たちの若さ故の危うさ、初々しさと
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アイム・ノット・シリアルキラー(2016年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

《ソシオパス vs シリアルキラー》って
意外と今までになかった設定なんじゃないかな...
個人的には新鮮で面白かった。

ジョンが自分自身と向き合い、
本来の自分と世間が求める“普通”の間で
激しく
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ロブスター(2015年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

予告を観た時からずっと気になっていた作品。

《独身者は特別な施設で45日以内にパートナーを見つけなければ動物に変えられてしまう》

設定こそ奇妙だけれど
“結婚適齢期”を過ぎた独身者へ向けられる世間
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