このレビューはネタバレを含みます
どこにも根を張らずに生きてゆけたら、そんなふうに思うけどわたしは臆病だからそんな暮らしはできないと半ば諦めてしまっている、鈴子より少し歳上なだけなのに!いつでも、なんだってできるし、なんにだってなれる>>続きを読む
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だれも怪物ではないけれど、だれもが心の内側に怪物を飼い慣らしているとも思う。わたしのなかにもたぶん、怪物がいる。でも見ないふりをしてる。そっちの方が簡単で、なにより余計に傷つかなくて済む。向き合わなけ>>続きを読む
おいてけぼりのひとびとがゆるやかに手を繋ぎ、孤独を分け合う。みんな孤独なままだけど、ひとりぼっちではなくなったような気がする。
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どこにも行けない。焦燥感が募る。
わたしは母になったことがなくて、彼女の真の苦しみを完全に理解し寄り添うことが少し難しく感じたけれど、ただ見ているだけの自分がずるい人間のように思えてかなしくなった。>>続きを読む
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しんどくはないんだけど布団から出るのが億劫だな、と感じて昼過ぎまでうとうとしていた今日、起き上がって遅めの昼食を食べるための理由にこの映画を観た。
わたしはおそらくPMSぎみで、生理前になるととんでも>>続きを読む
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めっちゃよかった!!!タイムリープ2回目で気づくの、最高。もしかして…リープしてる…?ってだんだんわかっていくんじゃなくて、繰り返してる!!ってなるの愉快すぎた。
止めたい時間も、進めたい未来もある>>続きを読む
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単調なルーティン、1日1日が繰り返され、重なり、そのひとの日々が生まれてる。そうして完璧に近づいていくのかも。ひとそれぞれに目指す完璧があって、そのために日々を積み重ねていくしかないのかなーっておもっ>>続きを読む
大好きなクイーン、幼いながらに恋しかけたジョーカーくん、一介の人工知能のRD… もうぜんぶ動いてて、すごい!すごい!という気持ちで見てた。 小学生の頃からずっとずっとはやみね先生の作品が大好きで、新刊>>続きを読む
殺しが日常に組み込まれていて すべてがあっさりとしているのが新感覚だった。
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くるしい。本当は映画館で観たかったけれど予告編でぽろぽろ泣いてしまったわたしは周りに迷惑をかけすぎてしまうと思って断念した作品。家で一人で観た。やっぱり冒頭から胸がズキズキして泣いた。
原作を読んだ>>続きを読む
あっと驚くような大どんでん返しがあるわけでもなく、冒頭から淡々と物語が進んでいくのにもかかわらずなぜだか見入ってしまう。こういう感覚は他の作品ではあまり味わえない気がしてやっぱり好きだなあと思った。
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システムに組み込まれ、《自分にとって快適な生活を回すために》というわたしにとってのマジックワードを掲げて、疑問を持たないままにモノやお金や人という大きな流れに身を任せて生きている自分自身に真っ向から刃>>続きを読む
ライリーと自分を重ねてしまう部分が多くて、本当にずっと目の奥が熱かった。いろいろな経験をして、わたしだけのカラフルな感情が生まれて、たったひとりの「わたし」が形成されていくのだなと感じた。自分も、自分>>続きを読む
伍のメンバーたちが仲間に背中をあずけて必死に魏兵に抗う姿をみて、戦場という他人に自分の命を預けるしかない状況で生まれる信頼関係ってすごいなって思った。
山﨑賢人、役ごとに作画がちがって、ちゃんと読者>>続きを読む
本当は映画館で観たかった…
原作も一気読みしたし、アニメも追ってる大好きな作品。実際の北海道の自然や美味しそうなアイヌの食事が実写だからこそ観られるものだなと感じてすごくよかった。あっという間に序章>>続きを読む
正方形だった世界が、長方形に変わる。
なにが正しいのかなんて、神さまにだってわからないんだから自分の選択を"希望"のために行っていくことしかできないんだとおもった。
ラストシーン、だいすきだな
観客のひとりになった感覚。彼らの熱が画面越しに伝わってきた。
知ることの恐ろしさと、知らないことの恐ろしさを同時に思い知らせてくれる作品だった。