前作を見て、この雰囲気で3時間は体感長いかなと思い、実際そうだったけど、今作の終盤の画としてのカッコ良さったらもう、もう。戦争の理不尽さと無意味さをこの映画の色を残しつつ登場させていたのも前作にはない>>続きを読む
トーキングヘッズの83年のライブを映像化した本作。全てにおいて古さを感じないばかりか、40年近く経った今でも彼らが私たちの先頭をきって歩いているかのような感覚。この36年後に『アメリカン・ユートピア』>>続きを読む
レポートやばいけど、観に行って良かっった😭
とにかくカッコいい…超クール…もうそれだけで十分って感じの映画だった。
男と女、あおいと観光客、当事者と支援者。同じ話でも、場所でも、立場が違えば全然違う景色に見えるのだなぁと思った。福祉スタッフの人の存在は社会にとって不可欠だけど、当事者からしてみれば彼らの存在が「部外>>続きを読む
交わりそうで、交わらない対局の人生。
スマホがない時代の待ち合わせとか、遊びの感じとか、少し羨ましかったり。
このレビューはネタバレを含みます
結婚は万能役じゃない。
アメリカへの移住だって、万能役じゃない。
日々の生活に区切りをつけることで、次の章に進んだ自分の人生はうまくいくだろうと思ってしまうことの危うさ。
すぐそばに存在している、だけどよく知ってる訳じゃない、そんな人達から見えている社会を一気に見たような。
社会ってどこまでも地続きだろうに、ここに出てくる人たちの生活の苦しさって見事に見えなくなってし>>続きを読む
「なんでそう思ったの?」って、問う大人の存在が子どもにとっていかに大事かがよく分かる映画だった。
何か特別な方法があるわけじゃない。その感情、行為に行き着くまでの経緯を、急がずに「一緒に」振り返って整>>続きを読む
ロバと愚かさがイコールで繋げられることは昔からあるけど、その認識こそが愚かというか、ロバの目には人間の愚かさがお見通しなんじゃないかって思った。結局愚かだとかどうとかって、人間の役に立つかどうかってい>>続きを読む
初アキ・カウリスマキ。
めっちゃ好きな感じだったなあ、おしゃれ。有名どこ全制覇したい。
まだうまく消化し切れないままいる。。ただなんとなく「良かったなあ」っていう気持ちはじんわりあって、多分この気持ちはどんどん膨らんで行きそう。
なんというか、作品の最後も最後でみんなそれぞれ挫折しはじ>>続きを読む
自分じゃ無碍に過ごしてしまってるって感じるような変わり映えのない日々も、よく見てみたら同じ日とない特別の連続で、そんな毎日に転がる小さな発見、綺麗なものを、丁寧に見つけ出し詩にしたためながら過ごすパタ>>続きを読む
ずっとずっと観たかった作品。
2人で暮らすにあたって、クイインのちからはすごく小さい。農作業のお手伝いもできてほんの些細なことなのに、それでも時間を共に過ごす中で、ヨウティエにとってかけがえのない特>>続きを読む
初寅さん。
やっぱ面白いや。
途中ひやひやするところもあるけど、結局憎めないなと思うのは、画面の向こう側の寅さんの身内も、こちら側の私たちもみんな一緒なのがすごい。あったかいなあ。
そっか、ドキュメンタリーじゃなかった、ってくらい、俳優陣の演技に圧倒された。
どう話し合ったって考えたって分からないことはあって、それとどう折り合いをつけていくか。シンプルな作りの作品だからこそ、>>続きを読む
最後、入場券を買って紫禁城内へ入るシーンや、守衛の息子に「(皇帝だったことを)証明してよ」と言われ、少年のような表情で玉座に腰掛け虫籠を取り出すシーンは込み上げてくるものがあった。自分が皇帝として人>>続きを読む
旅先の映画館で映画を観たい気分になって、たまたま上映時間がちょうど良かったのがこの作品だったから何の前情報も無しに見たのだけど、思いがけずとてもとても良いドキュメンタリーにであってしまった…。
映画>>続きを読む
1人の人間の自由や尊厳が、誰かの利益や名ばかりの伝統を守るために侵されていくのは見るに耐えない。
だけど、白黒の映画の世界から離れ、すぐそばに目をやれば、60年以上経った今でも同じことは起きているし、>>続きを読む
生の喜び、尊さに気づくことの難しさ。
限りある時間をどう過ごしていくか、人生の意義とは何か、そんなことをひたすら静かに問い続けらる2時間半。こちらにその「答え」を与えるような傲慢さはない、力強い映画>>続きを読む
私はWKWワールドに置いてかれちゃった。
さけど、フェイちゃんの踊ってる姿が何日経っても頭から離れない。
なんて綺麗なんだろう。でも苦しくて仕方ない。
これが2人のはじまりだってことを心から祈ってる。