nekosukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.5

これまで幾度となく過去作のリメイクが繰り返されてきたハリウッドでも名作のリメイクは難しいのだろうか。

7人と敵対するのが野盗ではなく町を牛耳る権力者だったことが私としては改悪だと感じた。
その分感動
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ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野(2021年製作の映画)

3.5

西部劇が好きなのに最近は本格西部劇にお目にかかれない。アフリカ系俳優総出演で、賛否両論あるようだけど、私的には好きな作品の部類。
家族を殺された男は宿敵を倒すことだけを目的に生きてきたが… 

黒人メ
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

大学教授のリチャードは美しい妻と愛する娘に囲まれて幸せに暮らしていた。
ある日、訪れた病院で検査の結果と余命宣告を聞く羽目に。

それにしても、いきなりの余命宣告は辛いな。人間そこまで強くない❗

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私は殺される(1948年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

タイトルでネタバレしても遜色がないクオリティが高いサスペンス❗
製薬会社の社長の娘は友人の恋人を略奪し求婚する。
貧しい男は女の金に目がくらみソレを受け入れる。

しかし、格差婚は夫婦の確執を生み、義
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.8

実はリメイク版韓国映画を先に観て、後から本家を観たのでした(笑)

韓国版では伝説の殺し屋、本家は便利屋。銭湯で滑って転び記憶を失くし鍵も失くす。ソコは一緒。

堺雅人のおとぼけ演技が何ともおかしい❗
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.8

「運命の人じゃない」が気に入ったので“内田けんじ"繋がりで。
そう言えば、「鍵泥棒のメソッド」もこの人だった。

彼独特のパターンに沿ったサスペンス。
あか抜けてはいない。泥臭い作風が妙にハマる。
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.8

運命の人っているのかな⁉️
私の場合、付き合った早々に親に紹介されて会食に招かれ、私が年上だった為に大反対され、その次に知り合った人と結婚した。
でも、その後に離婚。
どうも運命の人じゃなかったようだ
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奇跡の絆(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

夫の不倫に気付いたときの妻の対応が良かった。これほどの良妻なら“ぐうの音も出ない"ハズだ。

反省して襟を正した夫は妻のボランティア活動に参加する羽目に。
ホームレスに食事を振る舞う事業の給仕のお手伝
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死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実(2010年製作の映画)

3.8

U-NEXTの独占見放題になっていて気になった作品。テーマは安楽死(尊厳死)。
 
ご存じのように日本では安楽死(尊厳死)が認められていない。自分の死の決定権が他人に委ねられているのは、どうもしっくり
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ビューティフル・チャンス 優しい3つの奇跡(2018年製作の映画)

3.6

地味ながらとてもステキな作品で多くの人に観て貰いたいと思ったのが素直な感想。
冒頭多国籍感がスゴくて本当にアメリカ映画❓️と二度観してしまった(笑)

自閉症の患者が暮らす施設が経営難で閉鎖に追い込ま
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テンプル・グランディン~自閉症とともに(2010年製作の映画)

4.0

電車の中で聞き分けがなく騒ぐ子供を横目で見て『なんて、躾が悪いんだろう。』と、親を批判していた私は呆れるほど視野が狭かった。
自閉症の実態を知らず、本人や身近で接する人の苦労を理解していなかった。
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.9

“マドンナ"に振り回されたせいか?一時期パッとしなかった“ガイ・リッチー"
その彼が原点回帰し、久々に放つスマッシュヒット‼️

U-NEXTのポイントを消費期限までに消費すべく、観たい作品を探してい
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

テロ行為は許されることではないが、
この作品を観て共感できるテロ行為もあるのでは?と思えた。

政府に遺恨を残すテロリストが曰くのある橋に爆弾を仕掛けて大統領の謝罪を要求する。舞台は放送局。

テレビ
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遠雷(1981年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ずっと前に観たのに忘れられない強烈な印象を残した作品。
若さの無鉄砲さや純粋さが、ない交ぜになって胸に迫ってくる。

農家の青年がお見合いをして、会ったその日に意気投合してホテルへ。
2人とも飾り気が
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マリオネット 私が殺された日(2017年製作の映画)

3.4

韓国ではレイプ犯罪が多い。被害者は3歳から80代までと広範囲だ。レイプ被害に会った高校生が乗ったタクシーでレイプされ、駆け込んだ警察でもレイプされたという笑えない話がある。

溺れる老婆を助けた若い男
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CAT'S EYE キャッツ・アイ(1997年製作の映画)

1.0

主題歌が流れた時点でアレンジが変わってたので『何か違う』と思ったら、まさかの実写。
全てが観るに耐えないポンコツで笑うしかない。キャッツアイのマスクも特撮も何もかもダサくて原作が台無し。
よく映画化に
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

デジタル化のお陰で人が生身の人と接する機会が減って対人に支障をきたす様になってきた。1人の隙間を埋めるために、もう1人の人格Aとの会話によって
何とか平静を保っている“みつ子"。

面白い設定だけど、
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ノンストップ(2019年製作の映画)

3.7

平凡な家族が懸賞の一等ハワイ旅行に当選し、搭乗した機内でテロに巻き込まれるお話。

最初にヒロインを見て知人を思い出してしまった。
映画のヒロインの目はたぶん整形(❓)だと思うけど、知人は顔のパーツが
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

第25回#みんかい作品。
Hariganeさん選定ありがとうございます☺️
主役の“ケイシー・アフレック"がアカデミー主演男優賞を獲った時に一度鑑賞済みでした。その時はさらっと流した程度で真剣に観てな
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

“ツイン・ピークス"で“デヴィッド・リンチ"にハマった。キャッチコピーは“世界で最も美しい死体!"。

それから、過去作を観たり、新作を追いかけたり、自分の中のちょっとしたブームは続いた。

わたしな
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

昔も今も人類は広大な宇宙に思いを馳せる。異星に生物がいて、そこでは地球と同じ様に文明が発達し、私達と同じような生活を営んでいるのだと。

空想の翼を羽ばたかせて60年ほど前に書かれた物語は壮大なスケー
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

息子がDisney +を契約していて私は見放題解禁を今か?今か?と待っていた。
マーベルも最新は今やDisney +でしか観れない現状で契約しない手はない❗
本数は少ないものの粒よりの作品が揃っている
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.6

タイトルを見て、危ない奴から煽られたり追いかけられたりするのか❓と思っていたら、もっとずーっと先を行く映画だった。

私が住む地方都市ではノロノロ運転が多い。速度制限50キロの国道を平気で40キロとか
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ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

3.5

TVドラマをロクに観ていない私が、この映画を語る資格があるのだろうか?
地方の旧家(ダウントンアビー)を国王が訪れることによって起こる右往左往の人間模様を描く。

広大な敷地に建つ“ダウントンアビー"
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.7

普段は優男風の“キリアン・マーフィー"がひげ面のワイルドな風貌で登場し意表を突かれた。
アイデア勝負の前作で夫婦共演を果たした“エミリー・ブラント"が儚げだけど強い母を演じる。

ちょっぴり前日譚も交
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私と猫のサランヘヨ(2019年製作の映画)

3.3

“うみ"“そら"“ゆめ"“はな"と名付けた4匹の猫達と暮らしていた。
その中の“うみちゃん"が一昨日亡くなり、今は喪に服している真っ最中なのだ。
“うみちゃん"は母性が強く他のコ達を慈愛を込めて可愛が
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

名優“アンソニー・ホブキンス"がオスカーを受賞した作品で認知症の父親を演じる。
認知症の家族と暮らす現実をどのくらいの人が理解しているのだろうか?

私の母は認知症だ。発端は物盗られ症候群。母は財布や
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.6

スイーツを手作りするほど甘いものに目がない私。基本さえ押さえれば洋菓子は比較的簡単に出来る。パウンドケーキやガトーショコラ、チーズケーキはほぼ失敗なく出来るのに意外に和菓子は難しくて作るのを諦めた。>>続きを読む

コンフェッション 友の告白(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

韓国の“綾野剛"と言われている⁉️“チソン"を海外ドラマ“医師ヨハン"から注目しているが、実のところファンの方には申し訳ないが“綾野剛"よりずっと良いと思っている。

中学時代から仲良しの3人組。成長
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フラッシュバック(2019年製作の映画)

3.5

「奇跡のシンフォニー」の頃から“ジョナサン・リース・マイヤーズ"が気になっていた。印象的な瞳は吸い込まれそうに愁いを含んだ深いブルー。出演作で好きな映画は沢山あるけど「マッチポイント」の冷酷な男はハマ>>続きを読む

がんばれ!チョルス(2019年製作の映画)

3.5

本当はいい話なんだろうけど、前半のオーバーなおバカ演技が鼻について途中でやめようと思った(笑)

韓国ドラマの「ボディーガード」の人だとわかってからは振り幅の大きさに感心したり呆れたり。

キャッチコ
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ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ(2020年製作の映画)

4.0

2012年の国連会議で当時ウルグアイ大統領だった“ムヒカ"のスピーチは多くの人の胸を打ち、多くの国で翻訳された。

消費社会への痛烈な批判ともとれる文章は時に切々と私達の心の深いところに投げられた石の
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声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

3.5

イスラエルに移民した声優夫婦。
技術を生かして声優の仕事を得ようとするが需要がない。迷った末に妻は夫に内緒でテレフォンセックスのオペレーターを始めたところ隠れた才能が開花する。

夫は夫で妻だけを働か
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.5

普通に面白かったが、ソコまで。
WOWOWのW座で監督の解説を聞いてから観始めたから期待大過ぎて拍子抜け。

活字離れで本が売れない❗雑誌などは週刊が隔月になり、やがては季刊、挙げ句に廃刊の憂き目に会
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.6

primeビデオの星4以上のオススメ作品。先入観なしに観始めると冒頭から不穏な空気が漂っている。ネタバレを避けてレビューを書くとなるとソコが一番のウリなので困難を極める。あー、どうしたものか⁉️

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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

WOWOWで放映された時に観て、とても良くできたサスペンスだと思ったデンマーク映画。昨日Netflix製作でリメイクされたアメリカ版を観たばかりだが、初見から時間が経ち過ぎていて記憶が不鮮明になってい>>続きを読む