圧倒的リアリティの上に見事に作家性をてんこ盛りにしたこれを見た時、衝撃を受けました。アングルの面白さや音楽と演出の絶妙さ、監督ファンへのサービスなど、全く飽きさせない所、やっぱり凄いと思う。
構造的リ>>続きを読む
シンゴジラの後に、プレッシャー特大な中で、作家性を剥き出しにして、既存のゴジラとは全く別軸の作品を炸裂させたのは、本当に凄いです。バリバリ喧嘩売ってます。
ゴジラの怖さがシンゴジラと比べても凄かった>>続きを読む
自分的に最高ランクの邦画の一つ。
4時間でここまで、頭を使わずに楽しみ続けられるのは本当に凄い。下ネタ映画にこんなに胸が躍ることは多分他にない。
最高ですこれ。めちゃめちゃ泣ける。ラストあたりにちょっと残念な所がありましたが、ラストシーンは映画ならではの象徴的演出で、尖ってて、僕はそこに作家性を感じてすごい好きでした。
今になると若干のちゃっちい所、少しダサくも思える大げさなモーション、チープなところも全て含めて好きでした。テンポ感がいい。キャリーアンモスカッコいい。プレステのゲームっぽい。
ゲーム的な刺激、中毒性があります。メタ的な視点で見れない方は大嫌いかもしれません。Z指定のゲームでモブキャラを殺しまくってる感じに似てます。評価3.0にも納得。
ぷつんと糸が切れた音が聞こえるような、衝動的な暴力の詰め合わせで、特にチンピラ兄弟と、殺人鬼の対比は、哲学的な所がある。軽いテンポ感、ゲームみたいなノリが、リアルな根源的暴力を見せてくれます。最高。
個人的にはシリーズ中でもトップくらいに好き。一つ残念なところを挙げるとすれば、ドラマ性が強いため、少し工藤と市川からもノンフィクションっぽさが無くなってたところ。恋愛とホラーが混ざり合って、どこか日本>>続きを読む
今まで見た映画の中で、トップクラスに印象に残っている名画の一つ。これをきっかけに、この監督のオタクになりました。個人的には星10くらいありますが、人をかなり選ぶということでこのくらいにしました。
万人におすすめできる、最高のSF映画!
SFは、中身の実現可能性についても言及されますが、僕はこのくらい夢があっていいと思う。
今まで見たことない映像と、鳥肌を誘う音楽。これ劇場で見た人、幸せだっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
エスター1を見てて、どうせ2は失速するでしょ。って思ってる自分のようなやつに向けた映画だった。そういう切り口ねってびっくりしたし、1との繋がりも見せてくれた。1はエスター=ラスボスだったけど、今回は完>>続きを読む
サイコー。SFと恋愛が最高に化学反応起こしてるし、2人ともいい意味で2枚目じゃないところがいい。多くの人が感情移入できるだろうし、ネガティブな気持ちで日々過ごしてる人にこそ見てほしい、ポジティブエッセ>>続きを読む
1が好きだったので、多分トーンは下がるだろうと思ってみたのですが、これはこれで最高でした。
1が角をなるだけ削ぎ落とした真面目くんだとすれば、2は監督の作家性全開のツッパリ野郎って感じ。1で踏襲した伝>>続きを読む
これはすごいです。探偵モノは毛嫌いしてたのですが。セットも俳優も豪華で雰囲気があるので、それだけでも見る価値あります。テンポが非常に良く、ポップなので非常に見やすいのも◎。こういうのこそ名作だと思う。
スピルバーグ作品では、評価されてないほうみたいですが、個人的にはめっちゃ好きです。マイノリティリポートの時のような光の使い方がファンタジックですごい好きだし、冷たい終末の雰囲気の中に、暖かい父と子の温>>続きを読む
リアリティを、もうちょっと求めて欲しかった。主人公の行動と、実際の鬼気迫る状況が、釣り合ってなくてイライラした。ワンシチュエーションもので、ほぼ一人芝居なので、せっかく俳優さんの演技はいいのに脚本がダ>>続きを読む
かなり凄いです。小説の映画化作品ってことを加味すれば、星4.8くらいの価値あると思います。鳥肌を立たせてくれる。邦画の中で、記憶に残っている映画の一つです。
期待値が高すぎた故に残念。おい庵野、何してんだよ。ってハヤオさんにどついてほしい。役者さん達の演技が良いだけに尚更残念。ロジックにがんじがらめにされるより、本能に従って欲しいですよ庵野さん。どうすれば>>続きを読む
やー、また一つ良い映画が見れました。見る側を作品世界に取り込むのが非常に巧いです。自分が主人公になったようなつもりで、ハラハラドキドキ楽しめます。主要キャラお二人の演技も最高ですし、お話全体の流れと着>>続きを読む
作中のゾンビ的なものの出現タイミングや、そこで起こすアクション、設定等がいちいち面白く、この監督天才や!って思いました。もちろん、グロさエグさに免疫がないと楽しめませんが。。笑
しかしホントに、ゲーム>>続きを読む
原作とは切り離してみた方が、面白いと思います。ラブストーリーとして見て、自分にはとても魅力的な作品でした。除け者同士の絆。こういう話、大好きです。昔読んだ、ちびっ子吸血鬼シリーズを思い出しました。
酷評が目立つ通り、確かにアクションシーンに、目新しさは感じません。しかし脚本や、エンターテイメント性に富んだ、少しディズニーチックな、(特にアバターの様な)画面に関しては、とても素晴らしいと思います。>>続きを読む
水彩画や油彩画、カンヴァスの香りがしてくるような映画です。季節の空気感も良く切り取られていて、画面が美しく、かつ優しい静かさに満たされています。なるべく一人で、雑音のない環境で、鑑賞なさることをおすす>>続きを読む
作中に差し込まれてくるピアノ音楽と、テーマに合わせた平凡なタッチの絵がすごく好きです。水彩絵の具、雨、校舎の少し埃っぽい匂いを思い出すような映画です。
いやー、ちょっとびっくり、良過ぎです。死体処理というエグい内容→暗い結末 的な映画かと思いましたが、、まあ凄かった。特に恋愛、友情シーン。演技が凄くて画面に魂宿ってた。ぜひ、心からおすすめです。
時系列交差する脚本、演出、カメラワークが秀逸で、伏線も多く考察もできます。リビドーや殺害に関するエグく生々しい演出がかなり高カロリーなので、嫌いな人はとことん嫌うかもしれません。僕的にはかなりの当たり>>続きを読む
最初は良かったです。ですが途中から、サイコパス人怖もの映画のはずなのに心霊映画の様な演出があり、わざとらしく震えまくる主人公を見て完全に萎えました。大竹しのぶさん、西村雅彦さんの演技が良かっただけに、>>続きを読む
好みが分かれるキューブリック映画ですが、自分はとても好きです。キューブリックのセンス爆発。クラシック音楽×鮮烈な映像、クラシック音楽×狂気。シンメトリー炸裂。暴力や狂気など、暗いテーマを扱っているので>>続きを読む
大好きな映画。なんと言ってもジョディーフォスターの可憐さと、お洒落で優雅な劇中音楽、それと対比する暗い生活感が最高。街のネオンの影に隠れ潜み、湿っぽい生活をする主人公が見出す、少し歪んだ光。音楽の優雅>>続きを読む
さすがノーラン監督。練り上げられた設定、飽きさせない展開。最後はおそらく深みを持たすために駆け足で終わったのでしょうが、そこをもう少し、丁寧にしてくれたらなお良かった。何より映像体験として、素晴らしい>>続きを読む
「庵野は、血を流しながら作品を作る。」
自分の大好きなものを作品世界に投下し、それを自分の手で再構成することによって、自分の創造世界に息づかせることによって、その虚構であるはずの元ネタ作品たちを現実化>>続きを読む
最高の映画です。密度がすごい。序盤は貧しい主人公たちをセンスあるコメディで描き、笑えます。明るいコメディが現実に侵食されていき、ブラックコメディになり、そこからの主人公一家の叛逆は、虚しい子供の駄々の>>続きを読む
パラサイトなどの映画が好きであれば、かなり観る価値ありです。この話は客観的視点で見るより、主観的実話として見た時の破壊力がすごい。映画版ジャイアンをもう少し広げて描いたような話です。安藤サクラさんの演>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
現実と重ねながら見ると、かなり面白いです。
主人公が住む住宅の管理人のおばさん、これがこの話の核だと思います。日常に潜む噂話や、さまざまな形での監視。それをこの物語は哲学的視点で展開し、そういった行為>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
率直に、頭を動かすのが好きな人向けの映画だと思いました。娯楽としてのアニメではなく、文化として、アニメと宗教、そして押井監督自身の解釈をミックスしたような映画です。
個人的な解釈を少し。
卵を抱えた>>続きを読む