浅彩さんの映画レビュー・感想・評価

浅彩

浅彩

点数は5点4点3点2点で付けてます

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

美男美女がわんさと出て、ひたすら歓声、ちょっと下げてはまた歓声と、派手なパレード、激しいダンスと否が応でも気分が高揚する映画だった
本当の私を見て!とか、本当の幸せが欲しいの!とかいったテーマの歌詞も
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自殺サークル(2002年製作の映画)

4.0

社会に振り回され自分を見失い果てしない疲労の中にある"現代"日本人が破滅と安寧を求める物語
そして破滅と安寧は表裏一体の存在だったのだ、という話
この構造は今敏監督の妄想代理人にも通じるところがありこ
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.0

これが男女逆であればよくある胸糞ストーリーだけど男性が強姦される側というところが多分オリジナリティ
女性が強姦された時には誘惑を断りきれなかった方が悪いなんて主張は一瞬で否定出来るけれど、それが男性に
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羊の木(2018年製作の映画)

3.0

結論から言うと面白くはなかった
というよりも難解に感じた
結局何を描きたかったんだろう、どこを観れば良かったんだろう?

犯罪を犯した人でも三者三葉、ということなんだろうか??
でも、そういった話を描
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.0

観ている間にこれだけ劇場を出たくなる映画は久しぶりだし、
これほど終わってほっとする映画も久しぶりだった
ここで終わるんだ!
あぁ、良かった、"その先"まで行かないで!!

中盤から通して腹部に鈍い痛
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一周回って面白くなってしまった映画のようにも感じた
最初に観始めた時はなんだこの映画?と戸惑いさえ覚えた
なにせ、登場人物のパーソナリティや性格があまりにも支離滅裂なのだから
例えば、主人公は怒れる母
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アンフレンデッド(2015年製作の映画)

3.0

大画面で見るよりもPC画面で見た方がしっくりくるという稀有な映画

話自体はいじめを苦にして自殺した少女の復讐物語という定番なので定番なりの面白さはあったけれど
画面を二重に介しているために、視聴者側
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パージ(2013年製作の映画)

3.0

出オチ
驚くような展開が何もない…
あまりにも主役格が間抜けな行動ばかりするので何か企んでるに違いないと勘ぐってたのに何もなかった

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.0

ヘンテコな映画を観た

何を意図してるのか分からない演出とか(難解というより分からないという言葉がぴったり)
カットが変わると予想と微妙にズラされる展開だとか
ストーリーもどこに向かっているか分からず
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

息ができないほどの緊張感
ないとは分かっていてもそれでもどこかで正義が執行されるのを期待してしまう
お、こいつならこの地獄を終わりにしてすべていい方向に進めてくれるんじゃないの?と観ているあいだに何度
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.0

偶然の出来事が思わぬ形で機能してショーを盛り上げる演出になっていくクライマックスが良かった
今まで挫折の連続だったこともありカタルシスもばっちりで、
伏線回収としてもちょっと群像劇的っぽくていい

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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

魔法の世界というのは、やっぱりなんといっても魅力的
ハリポッターを読みながら、学校以外の世界ではどんなふうに魔法を使ってるんだろうと疑問に思っていたので、その答えの一端を垣間見させていただいた

ただ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

期待はずれ
つまらなくはないけど面白いと感じるシーンが何もなかった
前作の教会の場面や威風堂々レベルの突き抜けた悪趣味を期待していたのだけどそれもなかった
ミキサーは流石に使い古されているし、ふふっと
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ホラー・ストーリーズ(2012年製作の映画)

4.0

新耳袋のようなショートホラー集

サイコホラーと怪奇譚の中間あたりの物語3本とゾンビものが1本で全体的に質が高くてかなり怖い
予算の問題もあるのだろうけど、新耳袋や鬼談百景あたりよりもデキがよく、
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ヘレナ(2012年製作の映画)

4.0

「抜けた歯を枕の下に入れておくと妖精がやってくる」といった民間伝承から始まるホラー映画、というコンセプトがとてもキャッチー

展開としては、『仄暗い水の底から』などなどでお馴染みの引越しをしたら心霊に
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画を観てこんなに泣いたのはいつぶりだろうというくらい泣いた
劇場の至るところからすすり泣きが聞こえてきて、貴重な劇場体験だった
映画館で観られて良かった

最初怪物が出てきた場面では、怪物が話してく
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

本当に美しく尊いもの、物語の世界に対する感傷、まだ見ぬ世界に対する憧れ、ファンタジーな世界に対するときめき、そして相手を想うこと
その瞬間こそが本当に大切で尊く美しいものなのだと感じた

この映画では
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インシディアス(2010年製作の映画)

3.0

オチが残念
SAWから全く進歩せず必然性のまるでないオチ
オチに関わるのはラスト10分程度
目新しい設定もないのでオチで魅せてくれるのだろうと期待して見ていたので拍子抜けだった
多分脚本が悪いのだろう
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.0

カオスの上にカオスを重ねていく映画だった
ヤクザに映画を撮らせてみよう、なんて荒唐無稽なテーマの時点で既に話を畳むのが困難だろうに
そこにさらに頭のネジが全部吹き飛んだキャラを次々投入していく勇気は流
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

4.0

※この感想にはデスゲームに対する私怨が込められています

デスゲーム作品が苦手なので敬遠していたんだけど面白かった

デスゲームとして既に完成されている

と言うよりこの映画は"ゲーム"ではない
デス
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RE:BORN(2015年製作の映画)

3.0

アクションがスゴいのだろうけどどうスゴいのかが分かりにくい
というのも戦闘にあまり変化がない。
基本的に刃物を持って敵の攻撃を避けて首筋を切るなりして屠っていく
それ以外の攻撃パターンがあまりない
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.0

"和"をベースにしたファンタジー世界が斬新だしワクワクした
巨大な幹の杉並木が続く山道であったり、三味線で折り紙を繰るのが自然に受け入れられる村であったり、
どこの国に属するか等の説明がなく、ぽっかり
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.0

ホラー映画の主人公気取りの大学生が勘違いの果てに勝手に死んでいくというそれだけの話なんだけど声出して笑った
携帯叩きつけるシーンなんて最高

先入観に支配されるのではなく、客観的事実と判断をしっかり区
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COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

4.0

アニメよりも心なしか書き込みが多いような気がしてお得な気分
どんどん大きな話に展開していくのに意外とあっさり決着がつくのは良くも悪くもいつものCOWBOY BEBOPだった

アバンタイトルがかっこい
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

予想以上に面白かった
人類とは異なる二つの文明が融合しているという馬鹿げたはったりを平然とやってのけるし(しかも宗教的な対立とかも特になくたった20年でいい感じに調和している)、
ゴジラを放置して2万
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.0

シリーズ初視聴。
濃厚なスパイものやメリハリの効いたアクションを想定して見始めたら、コメディだった。
どこからかヘリを調達したり、謎の爆発が起きたりと突っ込みどころは満載だったけどコメディだと分かって
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

良かった
良かったのだけどどう良かったのか言葉にするのが難しい

何故本が送られてきたのかを予想しながら見ていた
復讐なのかな、とか
小説は彼と彼女の関係のメタファーなのかな、とか

ラストシーンで、
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.0

傑作
今まで見たどのホラー映画よりも面白く怖かった(流石に言い過ぎ?)

洋物ホラーにありがちな、姿の見える化け物で怖いと思ったのことがなかったのだけど、これは怖い
何故かっていうと、その理由は作中で
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画は支配的な社会の中でいかに生きていくべきかを描いた作品なのだと思う。
全編通して息が詰まりそうだった。

映画の中には、私たちの人生を生きたいように生きさせてくれない支配的な存在がいくつも現れ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

実在しない女性との恋愛を描く作品として『her』を思い出すけど
こっちは男性側も人間ではないあたりにワンダーを感じた
批判的な視点もなくて、人間を介さない恋愛でも幸せが生じるというのがとても良い

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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.0

以前見た時はなんだこりゃ全然面白くないな、と思ったんだけど
今になって見直してみたら相当面白く感じた

昔見た時には、『人間とは何か、というテーマが生きるとは何か、にすり替えられていて、それが薄っぺら
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.0

複雑な話で少し面食らったけれど、なんとか理解出来た(はず)
一回見たでは拾いつくせない描写が結構あったから、もう一度見たいかも

アクションも音楽も何もかもがスタイリッシュだった
主要二人もめちゃくち
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.0

中盤まで、とてもいい感じ
違和感の描写、ふとした嫌な感じ
これでもかと詰め込まれてる
いつ爆発するのかドキドキした
アメリカ版クリーピーみたいな感じ?
ただクリーピーの嫌な感じにさらに差別による嫌な感
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.0

撃ちまくるシーンがとても印象的でしたね
だってあの場面で乱射する必然性が全然感じられないんですもん
こういう表現が適切かは分からないですけど、その時の大友は哀しみをたたえた目をしていたように見えました
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『ライト/オフ』やその他のショートフィルムでは、観客の想像力を利用したJホラーに近い恐怖表現が見られていたが、今作ではその描写がなく、そういった意味では怖くなかった

しかし、別の意味で怖かった
それ
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