浅彩さんの映画レビュー・感想・評価

浅彩

浅彩

点数は5点4点3点2点で付けてます

映画(419)
ドラマ(0)

ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

POV作品、
挑戦的な試みがなされていて、それが物語にうまく寄与していたと思う。
挑戦的だと感じたのは大きく二点。

まず、撮影者が交代するという点。
ホラー作品として、語り部が途中で死んでしまうとい
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紀子の食卓(2005年製作の映画)

4.0

私の場所に立ち私を演じているのが他の誰かではなく私でなくてはならない理由、そんなものはないということに気付いてしまった彼女たちは、そのことに気付こうとせずのうのうと生きている人間に近寄っては意味を解体>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.0

正義感を持ち正義に則って行動する一方で、犯罪をなす。
そしてその二つの行動が諸星の中では一切矛盾せず、共存しているという、そのキャラクター造形が面白かった

これは「悪ではない」と割り切って捉え、もう
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告白(2010年製作の映画)

3.0

視点を切り替えると違った思惑が見えて来るというのは面白いけど
映像としては面白くなかった
映画にする必要あったのかな…

死霊館(2013年製作の映画)

3.0

シンプル!
ひねりがないので物足りない
先にエンフィールド事件観てなかったら違ってたかもしれないけど
エンフィールド事件に比べて当事者家族の絆、エクソシスト夫婦の絆、霊魂や悪魔の方の怨念の強さ、その他
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

仁義なき戦いのオマージュがふんだんに盛り込まれているわりには、
組同士の抗争がそこまで重要じゃなくてヤクザ映画というよりは恋愛映画だった

スタイリッシュな殺しのシーンがあんまりなかったのも残念だった
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恋の罪(2011年製作の映画)

3.0

園子温作品視聴6作目
この映画によって、今まで自分の中で点でしかなかった園子温作品がようやく一続きに結ばれたように思う
園子温作品にしては(多分)珍しく言葉による説明が多く、テーマがわかりやすい。
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オカルト(2008年製作の映画)

3.0

ドキュメンタリーを製作している以上製作者は無事に違いない、という絶対的な安全圏がどこで崩壊するのだろう、とワクワクしながら見ていたら予想外の方向から!
エスカレートしていく謎の物体といった発破のかけ方
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

4.0

笙の出した結論には正直、全然納得できない。
人の人生の価値が、いくら与えられたかじゃなくて、与えたかで決まるだって?
そんな後付けの慰めをもらったところで何の意味もない。

人生は許可を出したわけでも
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渇き。(2013年製作の映画)

4.0

殺人を依頼されたあたりから、お、これは盛り上がるのかな?と思いきや特に盛り上がることもなく話が終わった。
主人公も成長することなく、全体的に淡々としたストーリー展開にちょっと飽きる。
ただ、この映画自
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.0

説明台詞があまりなかったので見やすかったけど面白かったかと言われると微妙
片腕マシンガールほどぶっ飛んでいるわけでもなく、かといってそこまで 生々しくもないグロ描写
街から出ない理由が描かれていないの
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

3.0

シーズン3の続きかと思いきや、そこまで関係のないエピソード
早くシーズン4がみたい

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

期待外れだった。
この映画は未来のゲームとともに、未来の思想も描いていくくれるだろうと思っていた。
しかし、この映画が描いていたのは、今でさえ古臭い考え方だった。

例えば、彼らはリアルでエンカウント
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.0

舞台設定は面白いけど御都合主義が多すぎる
まだ電力復旧の希望を捨ててないはずなのにスマホをぞんざいに扱ったり、
家族喧嘩しているのにそれぞれが喋り終わるまで待っていたり、
雨が降ってきていて止むまでま
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リトル ウィッチ アカデミア(2013年製作の映画)

3.0

TV放送に比べると控え目なはっちゃけ度合いだけど
TV放送とキャラクターが少しづつ違っていてTV版に向けて修正したんだな、という発見があって面白い
逆にアニメミライ版の頃からあった設定とかもあって感心
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

登場人物も多く、あえて混乱させるような作りになっているため序盤こそ困惑させられたけれどそういった混乱もまた醍醐味

敵はマフィアではなく財閥や政治家といった社会的地位の確立した人物であるため、常に冷静
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

4.0

山守が影を潜めるために前作までに比べると割と仁義があったような気もする完結編
それでも人は死に続けていくわけで……

シリーズものでありながら、1つも外れなく全て面白いというのはすごい

最後の広能の
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リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード(2015年製作の映画)

4.0

アニメミライで公開されたものの正当な続編らしいけれど、こっちから観てしまった
TV放送の終盤と同じ展開だったため、えっこんな序盤でそれやっていいの?と思ったけれど、こっちの方が先に制作されていたと知っ
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七つまでは神のうち(2011年製作の映画)

3.0

『劇場霊からの招待』の三宅監督担当回がかなり怖かったのでこっちも視聴

両作とも物語を進行させるために登場人物に若干無理のある行動をさせていてそこに引っかかりを覚えてしまう(何故か携帯を持っていない、
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.0

決して剣と魔法のファンタジーではない
けれどここには確かに神が存在していて、現実にあるものとして奇跡は起きる
奇跡は前作よりも加速して、マジックリアリズムを観ている時の高揚感があった

バーフバリの壮
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.0

映画を観ることによって、今まさに神話が紡がれていく
語られる端から映画は神話となり、"史実"になってく

多少の無理など気にとめる必要はない
だってこれは神話なのだから
『バーフバリは背丈の何倍もの断
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ポゼッション(2012年製作の映画)

3.0

憑依系ホラーなんだけどほとんど人が死なないし身体的危機もほとんど感じられないまったり進行
キリスト教以外のエクソシストというのは新鮮
今日暇だしさっくり見られる憑依ものホラーでも観たい気分だなーという
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.0

大人たちの嘘に気付いていき段々と世界の構造を理解していく
小さな嘘をついてその後に反省してやり直す
そういった誰もが体験するような少年から大人への成長過程が、しかし戦争の中にあっては取り返しのつかない
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.0

組同士の複雑な抗争が単純化され、
大きな流れに潰されていく義理人情がより際立つ
やるせない

『私立探偵か、それもええのぅ……』
いいなあ

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

美男美女がわんさと出て、ひたすら歓声、ちょっと下げてはまた歓声と、派手なパレード、激しいダンスと否が応でも気分が高揚する映画だった
本当の私を見て!とか、本当の幸せが欲しいの!とかいったテーマの歌詞も
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自殺サークル(2002年製作の映画)

4.0

社会に振り回され自分を見失い果てしない疲労の中にある"現代"日本人が破滅と安寧を求める物語
そして破滅と安寧は表裏一体の存在だったのだ、という話
この構造は今敏監督の妄想代理人にも通じるところがありこ
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.0

これが男女逆であればよくある胸糞ストーリーだけど男性が強姦される側というところが多分オリジナリティ
女性が強姦された時には誘惑を断りきれなかった方が悪いなんて主張は一瞬で否定出来るけれど、それが男性に
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羊の木(2018年製作の映画)

3.0

結論から言うと面白くはなかった
というよりも難解に感じた
結局何を描きたかったんだろう、どこを観れば良かったんだろう?

犯罪を犯した人でも三者三葉、ということなんだろうか??
でも、そういった話を描
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.0

観ている間にこれだけ劇場を出たくなる映画は久しぶりだし、
これほど終わってほっとする映画も久しぶりだった
ここで終わるんだ!
あぁ、良かった、"その先"まで行かないで!!

中盤から通して腹部に鈍い痛
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一周回って面白くなってしまった映画のようにも感じた
最初に観始めた時はなんだこの映画?と戸惑いさえ覚えた
なにせ、登場人物のパーソナリティや性格があまりにも支離滅裂なのだから
例えば、主人公は怒れる母
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