言わなくてもいいことを言う勇気も(無)関係性も暗いところ、生活の中で優しく光る。
編集も撮影も音もインタビューも何もかも恣意的で人生ワースト。
好みじゃなかった。
船の移動、虚しさ、切実さ。
痛みという共感性もあり入り込みやすい。
室内と室外、海と陸、夜と朝、女と男。
対比があるけど、どっちも苦しい。
サスペンスって全然好みじゃないけど移動を捉えるカメラはかっこいいし、移動しても移動しても過去からは逃げ切れないのも最高。
めっちゃ裁判ものだった!
落下!重力!と思ったけどあまり重力は感じられなかった。
事象がなく視線があるにはおもしろかった。
サスペンスとか謎とかで引き作るのあんま好きじゃない。強制的に興味関心を持たされている気がして嫌。
場所は変わってるけど景色が変わらない移動は時間の経過みたいで楽しかった。
多摩行きたい。土偶も見たいし石の音も聴きたい。
人の目も気にせず踊ってみたい。
時間への執着が異常で泣ける。
肉体は時間経過>>続きを読む
変化がグロテスクで未完成が美しいと思ってしまう自分でごめんなさいでもモラトリアムは素敵です…
調和が取れなくなった時に正しいと思うことを実行する強さと弱さこそ尊ばれてほしいと思う。
ドラマチックな編集だし、観やすかった。
コミュニケーションの加害性を知っているし、傷つけたこともある二人が、自分の存在価値を確かめる術として"親切"を選択していて、瞬間の永遠性を感じた。
別にどちらが正しいとか間違っているとかはないけど、>>続きを読む
誰の愛が一番正しいかベラベラ喋って決めようぜ!!
みたいなコミュニケーションしかできないから?それともどんなコミュニケーションをしても他人と分かりあうことはできないのかな、悲しいね。
愛という言葉は>>続きを読む
めちゃくちゃカッコいい。
見えるものは存在している。見えないものは存在していない。
死やアイデンティティなどに纏わる重い出来事が、どこか他人事で軽快に進んでいくし会話も表面的かつ抽象的で、なんかすごく優しいと思った。
暗闇と視線、明るくすると実存が襲いかかってきて恐怖。想像も想像で恐怖。
意義やテーマはあんまり重要視していないが、良いことを言っている映画だとは思う。(過程がどうであれつくづく人間は孤独を誤魔化す手段として他人は哲学や知恵を利用している)
美しく純粋な人ってリトマス試験紙>>続きを読む
移動がカタルシスに繋がらないの面白すぎる。
何からも解放されない。問題の先延ばしは前進に見えるけど、まやかし。
家→村→家→世界、どの異常にいても異常の方が正常で、古川琴音だけが純粋で異物。
村ホラ>>続きを読む
一度築いてしまった人間関係ってその時点で呪い。家族とか生まれた時点で関係があるのが最悪。縁とか関係って両者合意の上じゃないと切れないし、というどうしようもない暴力性が面白かった。(本来不可逆なことを可>>続きを読む
死にたくなるくらいの孤独って死にたくなるくらい孤独だから理解されない。つらすぎ。友情って不滅じゃないよな。同じカードじゃなかったらババ抜きはあがれないし。