ashbanさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.4

どうしてもチャーリーと比べてしまうのだけど、話がややこしいので、もっとキュッとならなかったかなと勝手なことを言って申し訳ない。
そして華やかで大掛かりなダンスのシーンはラストにあったら盛り上がったなぁ
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.4

なんというか、凄まじい作品。
昔の悪魔祓いの話のあたりが今ひとつ分かりにくかったが、もう一度見直すのは怖い^^
あと、いつも思うんだけど危険な時は勝手に動いたりバラバラに寝たりしないでほしい、ほんと、
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.4

想像できてしまう内容だけど、ミーガンの存在感で観てしまった。
案外、少女の方が怖かったけど。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.3

都合のいい混沌だけど、マルチバースなんだから仕方ないのだ(?)と言い聞かせながら鑑賞。
ストレンジの魅力勝ち。

チャーリング・クロス街84番地(1986年製作の映画)

4.1

なんでこれまで観なかったんだろう。
淡々としたやりとりの中に徐々に気持ちが繋がって、折り重なるように時がたつ。
戦後のそれぞれの事情(特に英国)も織り込まれて見応えがあった。

白鳥(2023年製作の映画)

3.7

残酷とひとことで言うには…うーむ、表現できない。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.7

この監督の作品ではいつも思うことだけれど、筋を追うことをやめると世界が広がる。
そして大切な何かは感じる。
言葉にはできないけど。

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.3

なんて賑やかな作品だ。
仕掛けと種あかしがぐるぐるして、ついでにカメラワークもぐるぐるしてついていくのが大変だった(もうトシなのかな)
今ひとつ無理矢理感があってガツンとくる魅力はないけれど、うまく騙
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アイ・アム・ディナ 性に憑りつかれた女(2002年製作の映画)

3.3

ずいぶん前に英語版で鑑賞。
とにかく怖いという印象。
誰か彼女を包んでやってほしい。
副題のくだらなさが一番の思い出。

しあわせな孤独(2002年製作の映画)

3.3

一見繊細なようで、それぞれの人物を放置したような印象。
身勝手な人間たちの決して幸せではない展開。
これがリアルなのかな。
いやこれは大人の言い訳作品じゃない?
実際はもう少し個々を想う気持ちって複雑
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ウィルバーの事情(2002年製作の映画)

3.4

哀しいけれどいいお話。
生きるって何だろうね。
沢山の人の沢山の時間を見てきた"古本屋"という設定がいろんな要素を中和してくれている気がする。

フライトナイト/恐怖の夜(2011年製作の映画)

3.1

特に得るものはない作品だが、妙に存在感のある弱々しい詐欺師もどきのおかげでなんとか救われたような気がする。

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6

思ってもみなかった展開だった。
なかなかの恐ろしさ。
(だいたい始まりが怖い)
それでもやはりどこかじんわりきてしまうのは友だちに夢(?)を託したいきさつがあるからだろう。
きっと犯人には酷い過去が(
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

不勉強なのでアイルランドの歴史を少しかじってからの鑑賞。
家族と武装勢力…辛い内容を予想していたのだけど悲惨さはそれほどでなくホッとした。
そして救われるのは音楽。
こういう表現は変かもしれないが、ど
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.6

今更ながらの鑑賞。
思い込みとファン心理の一番怖いエキスのような作品。
自分の思い通りの創作物ばかりだと面白くないってことがよく伝わる。しかし今映画界に言われている"多様性の強要"も同じようなものだっ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

カオスも所詮砂つぶのひとつから?
この作品をスパッと理解できないのは年齢的なものだろうか。
のど元まで来ている気もするが、もう一度見直す気分にもなれない。
岩のシーンに妙に安堵感を覚えたのは、考えるの
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.3

もしやと思っていたが、わざわざルーブルへ行く必要なかったかな?と思われてしまうところが微妙なところではないだろうか。
案外、和でまとめたら奥行きが広がったかもしれない。
思わずゾッとするような黒を演出
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聖トリニアンズ女学院2 不良女子校生たちの最悪ミッション!パイレーツの秘宝をねらえ!!(2009年製作の映画)

3.0

これが王道のコメディというものだろうが
なかなか厳しいものがある。
コリンファースとデヴィッドテナントが出ていなければ最後までとても観ることはできなかった。
シェイクスピアの国の幅の広さを改めて知る。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

小説から顛末は知っていたが、さすがに犯行の場面では泣けてきた。
ただ、演出が稚拙というか、わかりやす過ぎてそれがかえってつらい。特に"一列に並んでいる"シーンなどあからさまで引いてしまった。
あれだけ
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.4

こういった作品を観るたびに、人間が決めた決め事に抗えず消えて行く命のなんと多いことかと心塞がる思い。
そしてそれらは、大なり小なり今も続いているのだと思い知る。

海賊じいちゃんの贈りもの(2014年製作の映画)

3.3

なかなかの驚きの展開。
楽しいんだけど、大丈夫か?
いい話だけど、大丈夫か?
コメディというには重いし、ハートフルというには沁みきらないし。
じいちゃんのこと、お姉ちゃんのこと、大人たちの反省の過程、
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バッド・ディシジョン 終わりなき悪夢のはじまり/悪夢の逃避行(2018年製作の映画)

3.4

微妙に出ていた犯人の過去が最後まで気になってしまった。
もう少し細かく掘り下げてくれると余韻が深いものになるのに残念。
勿体ない。

キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

4.0

何気なく観始めたのだが、どんどん引き込まれてハラハラして驚いてついには吹き出してニヤニヤに至った。
情報量が多すぎて追いつくのが大変(褒めてる)
素晴らしい作品。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.0

美しい作品だった。
セリフも状況説明も最小限。
少年の見えない心に食らいつくように寄り添う。淡々とした中に厚みを感じた。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.9

あんなことになるとは!!
一度では細かいところが把握しきれていないが、満足感は高い。
欲を言えばフォラーの気持ちをもう少し丁寧に知りたかったな。
インディの歴史としてはよい終わり方だったと思う。長い間
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恋する宇宙(2009年製作の映画)

3.5

最後がよかったな。
邦題は酷いけど、内容はよかった。
説明不足のような、いろんな要素がそのままになってるけど「はいチャンチャン」で終わりじゃないところが自然で好き。アダムらしい。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.9

あくまで戦うということ、死をも覚悟するということ、映画の中で観れば感動をおぼえるが、自分はそう思えるのか考える時間。
人間らしい迷いが見られてよかったと思うことで、どこか正当化したい気持ちもあるのか。
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.7

すごい作品だなぁ。
語彙をなくす。
終盤の驚きの心情をどう処理したらいいんだろう。
ただ、自分の存在を考えはじめたところはとても共感できる。
そして、天使だの悪魔だのと勝手なことを繰り出す人間の愚かさ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.6

美しい映像。
ふたりの心情が細やかに描かれていて気持ちにすっと入ってくる。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.3

ようやく鑑賞。
世界を巻き込む話なのかと勝手に思い込んでいたが、案外身内感のあるものだった。

いつか眠りにつく前に(2007年製作の映画)

3.4

とてもいい作品だとは思うけど、どこかが消化不良。焦点がぶれている。
もう一歩踏み込んで、それぞれの優しさがよくわかる場面が欲しかったな。
テーマからすると邦題の"いつか"はいらなかったかも。

愛の流刑地(2007年製作の映画)

3.0

原作の古臭さ(幻想がすぎる)なのか、撮り方が一本調子なのかわからないが、情緒がいまひとつ嘘くさい。主人公のふたりはよい雰囲気なのに勿体ない。