かわさきさんの映画レビュー・感想・評価

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

一瞬たりとも油断できない。
グロテスクな美、ヨルゴス・ランティモスの展覧会があったら絶対に行く。
三度出てくる「POOR THINGS」。
語彙も理解力も想像力もPOORな私は情報の渦に飲み込まれブク
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

純文学的映画。原作無いのに読みたくなった。どこまでも欲深くなれる現代ですが、足るを知ればいつだって今日からPERFECTなDAYSが始まるのだな。10段階で10の作品。

あと渋滞してる原因の役所広司
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.0

たしかにディズニー総集編をバックに生田と福山が歌うFNS歌謡祭ではあった。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

口ずさむように歌い、ちょいとステップを踏んだら踊りになっていました風のティモシー・シャラメ。美。
顔が浮世離れしているのでストーリーの方が地に足着いてた(?)

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

最後の列車のシーン面白かったな。

スタントを使わず、CGを極力排するのは、もはやトム・クルーズの自己満足の域だと思っているので、
崖からのバイク飛び降りシーンでのひとくだり(「こんな所から飛び降りる
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

観終わってから繰り返しアンダー・ザ・シーを聞いてます。

リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

4.0

アリエルファンが多いのも納得のかわいさ🧜‍♀🐠🦀🫧

星の子(2020年製作の映画)

3.5

今村夏子が好きなので贔屓目で観てしまうけど、あの平易な世界に見えてどことなく不穏な雰囲気がとても良かった。多くの子どもにとって信じていたいのは神でも神聖な水でも不思議な力でもなく、親。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

余命を宣告されたあとの走馬灯、小さい息子が駆け寄ってくるところで終わっていたのその後長らくゾンビだったということでしょうか。

全てがうまくいく予定調和な展開でなくてむしろ良かった。
最期まで息子との
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

来るぞ来るぞ〜というホラーやスリラーの醍醐味みたいなヒヤヒヤ演出が苦手なので結構目は瞑らせてもらいました。
家族の素性が分かったあたりからアクション映画だと思い込めるようになってきて、ようやくしっかり
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対峙(2021年製作の映画)

4.0

高校での銃乱射事件の加害者両親と、被害者両親の対峙。
エンドロールに出てくる役者はたったの7人。
余計な演出やBGMが無いので、ドキュメンタリーかと錯覚する瞬間が幾度となくあった。感情をあまりに揺さぶ
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

4.0

罪を憎んで人を憎まずというか、国を憎んで人を憎まずというべきか。
平和な今の日本だからこそ冷静に観ることができるけれど、その国・その当時の人が簡単には割り切れないだろうなということも容易に想像つくな。
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

藤井風のライブに行った直後だったので、ピアニストへの憧れ3倍増しで観た。
熱中できるという才能は確かにあるよなー。

アンビュランス(2022年製作の映画)

3.5

悪人のジェイク・ギレンホールは絶対に信頼できる。
狂気や狡猾さだけではない心の揺るぎが目に現れてる。

バビロン(2021年製作の映画)

3.5

みんな大好き無敵マーゴット・ロビーと、珍しく無敵じゃないブラピが観れた。

音楽がデミアン・チャゼル節全開だった。

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.5

絶え間なく流れる音楽と耳心地の良いインタビューによりところどころ眠ってしまったけれど後悔はない。
高校の原先生が言ってた「最高の音楽は人を眠らせる」という言葉を思い出した。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.7

朝イチで観に行って、観終わったあと一日中この映画のことを考えていた。それぐらい余韻に浸れる作品であったし、考察が捗る映画だった。

ミステリーとしても、ラブストーリーとしても、少女の成長譚としても面白
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