hiraginoさんの映画レビュー・感想・評価

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トレジャーハンター・クミコ(2014年製作の映画)

3.0

全く共感できない主人公なのに、その切実さみたいなものには共感してしまう不思議。
彼女にはあのラストしかなかったのだろうな。
菊地凛子さんの演技を初めて見たけど、存在感のある人だなと思った。
映像表現が
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

3.8

3人の若者がそれぞれに苦悩し、自分の居場所を見つけようともがく物語。

1955年のアメリカの高校生ってこんなに大人っぽい見た目なのか〜!
ファッショナブルだし車めっちゃ乗り回してるし(車通学!)、喧
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

この「家族」はそのなりたちも生業も世間的に見たら間違ってる。でも見る方は、間違った幸せでもそれがずっと続けば良いのにと必死で願ってしまう。続くはずがないとわかっていても。

治と信代のどうしようもなさ
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

最後、あれはアンナが自殺することをほのめかしているんだとしたら(私はそう思った)、救いがない…

皆の心は彼女の嘘によって救われたのに、アンナはただひとりその嘘を胸に秘めたまま死んでしまうのかー
そん
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フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

銃撃戦がメインなのに、終始どこかユーモラスで明るく見られた。
みんな取引を済ませてさっさと帰りたいだけなのに、そこに銃があったばっかりに小競り合いが大事に発展して、お互いへの不信感からどんどん身動きが
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

始まりのシーンの「無人島に連れて行くなら〜」という会話が可愛かった。何もなければずっと仲の良い二人だったんだろうなって思うと切ない。ラストの方でパトリックが叔父さんの写真立てをじっと見つめるシーンが印>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

この世界に宗教がある意味ってこういうことだと思う。
デズモンドの信念を貫く姿の美しさに胸を打たれた。
ラスト、兵士を救い続けるデズモンドの姿と二重写しになる日本兵の狂信的に戦い続ける姿や切腹シーンで、
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さらば愛しき女よ(1975年製作の映画)

3.8

まず映像が好き。ロスの雨の夜のネオンはとてもノスタルジック。
色んな人が出てくるけど、謎解きはシンプル。それも良かった。
描写はドライでハードボイルド。人生にくたびれたようなマーロウは、やたら渋くて、
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

とにかく映像が好き。アメリカの荒野、雨上がりのモーテルのネオンサイン、砂漠の中の朽ち果てたような小さな街、都会のビル群、大きなハイウェイ、どこへ行くのかわからないたくさんの車たち、高台にあるウォルター>>続きを読む

大いなる沈黙へ ーグランド・シャルトルーズ修道院(2005年製作の映画)

4.0

序盤はまるで、中世の修道院の生活をそのまま見ているようだった。何ひとつ現代的なものが出てこない。
中盤で、上空を飛ぶ飛行機や事務仕事に使っているらしいパソコン、電池式の時計などが映像に出て来て、ああこ
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

結末が衝撃的なことで有名な悲劇だけど、ひとりの心の美しいひとの過酷な一生を通して、ひとの生き方とか信念、心の強さとか愛って何なのかとか、色々考えた。
彼女にとって空想が救いだったのと同じように、観てる
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

昔から大好きな映画。BSでやっていたので録画して、数年ぶりに何度目かの鑑賞。
初見の時の、良質なサスペンス映画に感じるハラハラドキドキ感は薄れてきたので、今回は少し人間ドラマ的に見ていた。

ジョディ
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卒業(1967年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

文学的な映画。
印象的な画面とカメラワーク。ロビンソン夫人もエレーンもそれぞれに美しい。
プールにダイビングスーツ姿で入るシーンからは不器用で生真面目な青年の閉塞感や将来への不安、羽目を外さなくてはな
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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.4

飛行機の中で鑑賞。
話はともかく、役者が良かった。
メリル・ストリープの、自己顕示欲過剰なおばちゃんなのにどこか憎めないフローレンスも、ヒュー・グラントの、ちょっと情けないけど優しいシンクレアも、とて
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華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)

3.4

ディカプリオ版を見て原作も読んだので、違いを知りたいと思って鑑賞。
演出とか台詞はディカプリオ版(こっちより詩的で、鮮やかで、想像の余地多め)のが好きだと思ってしまうのは、時代もあるのかなあ。
こちら
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ナインスゲート(1999年製作の映画)

3.6

古書というモチーフ、全体に漂う暗い雰囲気、その中で奇妙に軽い音楽がただただ好み。

フェリックスとローラ(2000年製作の映画)

3.4

観たのは公開当時だけど、記録。
シャルロット・ゲンズブールがミステリアスで綺麗だった。
移動遊園地のゴーカートでそこらじゅうにぶつかりながら楽しそうに笑う彼女が印象的だった。

プルートで朝食を(2005年製作の映画)

3.6

主演のキリアン・マーフィーを見たくて鑑賞。
目まぐるしい物語だけど、場面毎に本のように章番号と見出しが出るので見やすかった。

キリアン・マーフィーの、繊細で圧倒的な演技力に脱帽。
愛を求め続けるキト
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雲のように風のように(1990年製作の映画)

-

脇役なのに江葉が好き過ぎた思い出。
無口でハイスペック……今でも大好き。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.2

ゴジラの造形と動きだけで、その他のことがどうでもよくなるくらい良い。カッコいい。
登場人物のキャラクターは面白くて好きだけど、ストーリーは合わなかった。リアリティを出す(あれで出すつもりがあったんだと
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.0

映像はもうとにかく綺麗。
空気や匂いまで感じられるくらい。
ストーリーは合わなかった。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

2.8

ストーリーが自分には合わなかった。
夏の田舎の雰囲気とかとても好きなのに残念。

セッション(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

才能の世界だからある程度は仕方ないとはいえ、くそ〜このパワハラ教師め…!とムカムカしながら観ていたら、ラストでひっくり返った。
音楽のシーンはゾクゾクした。

教師だろうと何だろうと、人を力で押さえつ
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ションヤンの酒家(みせ)(2003年製作の映画)

3.2

観たのはだいぶ前だけど、記録。
たくましく生きる女性の姿が印象的だった。
映像と雰囲気が好きな映画。

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

これぞアメコミ!観ていて楽しい。
脚本も映像もキャストも良い。
バットマンの道具を揃えていく過程にわくわくした。

フラワーショウ!(2014年製作の映画)

3.2

映像がとにかく綺麗。それだけで観て良かったって思える。

ストーリーはあらすじから想像できるそのままという感じで、それは良いけど、構成のせいなのか全てがすんなり行き過ぎて軽い。
実話だから、実際こうだ
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.4

戦争モノという以外何も情報を持たずに観た。
3時間以上あるのに全く長いと思わなかった。
戦争の狂気に震えた。その時代、その立場にあって最善の生き方とはなんだろうとずっと考えてた。

怒涛のように押し寄
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砂と霧の家(2003年製作の映画)

3.6

誰ひとり「悪人」はいないのに、悲劇が起きる。
とても悲しい映画でした。

バケモノの子(2015年製作の映画)

2.6

テーマも映像も好きだけど、誰にも感情移入出来ずに終わった。
なんだか皆、一人一人がテーマを描くための役割としてそこにいる感じで、
キャラクターとしてプロフィールだけ見たら好きって思うだろうけど、その物
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記憶探偵と鍵のかかった少女(2013年製作の映画)

2.6

モチーフと雰囲気が好みだったので観たけど、特に面白いとは思わなかった。
難解ではないけど、謎が解けてもどんでん返し的なことが起きても特に驚くこともなく、後味だけは悪いという感じ。

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

三代にわたる黒人男性の生き方を見ながらずっと、その時代に生きる者としての正しい態度って何かなぁと考えてた。
アメリカの黒人差別の話だけど、根源的にはとても普遍的な話だと思う。

父と息子のドラマとして
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

独特な映像とめまぐるしい展開に引き込まれた。
文化的で詩的な世界と、その裏で進行するファシズムの対比、失われた過去の美しいものへの感傷……。

醜い争いばかりでぐちゃぐちゃな世の中だけど、純粋な愛(グ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ゲルダの愛の深さに脱帽。
夫が女性になって女性として幸せになりたいと願うことは、ゲルダの最愛の夫と夫婦として暮らしていきたいという望みとは真っ向から対立するのに、リリーを憎まず、理解して、相手の本当の
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キャロル(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

相手が自分にとって大切だからこそ、相手を思って自分から手を離すキャロルの生き方が切なくて美しい。
どれだけ傷つけられても凛として立っている強さに私も憧れた。
テレーズの初々しい可愛らしさと、成長してい
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2つ目の窓(2014年製作の映画)

3.2

海の匂いと、生暖かくて湿った空気に包まれてるような気分になる映画。
自転車のシーンが好き。
でもカメラワークで映像酔いしてしまった。
テーマを分かりやすくするためとは思うけど、設定はもう少し少ない方が
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息子の部屋(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

予備知識皆無で観たので、初めは「死んだ息子の彼女が家に来ることによって息子の死に隠された謎が明らかに!」みたいなミステリなのかな?と勝手に想像してたら全然違ってた。

彼女はいたって普通の子で、新しい
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