たいてぃーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

たいてぃー

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印象に残るシーンやバイプレイヤーについて着目し、レビューを書き記しています。よろしく、お付き合い下さい。ベストムービーは、2018年に劇場で鑑賞した日本映画から選出しています。

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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.8

特異な世界観に圧倒された。湯浅監督の過去作未鑑賞、本作の原作も未読。登場人物も特異な人物多数。主人公二人は純真さ満載だから、これを強調するために、他は一風変わった人物を多数出演させたってことなのか?>>続きを読む

バンコクナイツ(2016年製作の映画)

3.5

この作品はどう評価すれば、いいのか?ドキュメンタリーととれば、突っ込んだ内容に納得だが、ドラマととると何か凡庸。そして長い。
前半は、バンコクのタニヤ通りで働くタイの女たちやそこにはびこる日本の男たち
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.4

冒頭で、フアンがクラシックなアメ車から降りて、ヤクの売人と言葉を交わす。この一帯を取りまとめる元締めって、ことがわかる。フアンの仕草、佇まいが、何とも渋い。
これと似たような描写が、シャロンの成長後に
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.0

孤独の中、一人バスケットする、クリス・プラット演じるジム。現実を逃避したいのか、プールでがむしゃらに泳ぐ、ジェニファー・ローレンス演じるオーロラ。この二人がバーチャルを真似て、ダンスする。
これら、い
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スレイブメン(2016年製作の映画)

3.6

ヒーローものであるが、よくあるのとは、明らかに違う。マスクを装着し相手をスキャニング、都合の悪い過去を消し去るというもの。テイストは異なるが、「エターナル・サンシャイン」が浮かんだが。
タイトルにある
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愚行録(2017年製作の映画)

3.0

冒頭のバスでのシーンが、この物語の重苦しさを象徴している。妻夫木聡は、爽やかな青年役も似合うが、こんな役もやっぱり上手く演じる。ジャーナリストの難事件への意欲的な取組みでストーリーは進むが、満島ひかり>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.6

前作「イノセント・ガーデン」でハリウッド進出を果たした、パク・チャヌク監督の新作。前作では、この監督らしさは、それほど感じられなかったが。
本作は三章で構成されているが、一章、二章は視点を変えたシーク
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.8

主役の3人、それぞれに名演で素晴らしいが、他の役者たちも良く、それぞれに触れていく。
まずは、りりィさん。本作が、遺作とのこと。マキオの母親で認知症を患っている役柄。亡くなった夫への恨み(もしかしたら
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ジムノペディに乱れる(2016年製作の映画)

3.0

ロマンポルノリーブートの第1作なんだけど、超話題作(問題作?)の「アンチポルノ」を先に観ちゃったんで、これは、極々普通の映画って感じがした。
板尾創路に、こんな役やらせると、流石に上手い。映画監督が過
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東京ウィンドオーケストラ(2016年製作の映画)

2.5

松竹ブロードキャスティングオリジナル映画プロジェクト第3彈。その1・2彈が「滝を見にいく」「恋人たち」ってことであれば、いいに違いない。監督は、初商業映画だけど、将来を嘱望されている、坂下監督が起用さ>>続きを読む

ANTIPORNO アンチポルノ(2016年製作の映画)

3.6

この監督らしさは、ある。色彩感覚、過激さってところが。
だが、現実と妄想がはっきりせず、ストーリーは分かりづらい。この辺りは狙いなんだろうが。フェミニズムや政治的なポリシーを押し出しているのも好きにな
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咲 Saki(2016年製作の映画)

3.0

美少女JKが、これでもかって出てくる、出てくる。でも、知った子はいなくて。おっと、「14の夜」で圧倒された浅川梨奈が出演してるではないか。本作とは、キャラが異なっているためか気が付かなかった。準主役で>>続きを読む

14の夜(2016年製作の映画)

3.2

1980年代の話であり、レンタルビデオ店にある、レジ・電話のレトロ感がいい。その店員を駒木根隆介や内田慈が演じていて、超個性的。こんな店員いねーよって、おもわず口にしてた。
内田慈だが、姉御肌って感じ
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牝猫たち(2016年製作の映画)

3.4

この監督の過去作から、過激でブラックコメディなものを期待していたが、結構まともで。社会問題ネタも出てくる。これがロマンポルノと言えるのか。他のロマンポルノリブート作は未見だが、似た感じなのだろうか?>>続きを読む

虐殺器官(2015年製作の映画)

3.3

とにかく、難しい言葉がよく出てくる。言語学や軍事に関する専門用語が多い。この言葉の意味何だったっけ?と考えている内に次のセリフやシーンになっちゃう。
さすがにファムファタールはわかった。filmark
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.3

映像技術が日進月歩の昨今で、CG無しでの西部劇。他とは違った迫力がある。馬に乗ったまま、馬を盾にしてのガンアクション。とても心地いい。
巨漢の男ジャック役のヴィンセント・ドノフリオ。登場から異様な雰囲
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新宿スワンII(2016年製作の映画)

3.0

エンタメ映画としては、そこそこ面白い。でも、園監督らしさは、あまり感じられず。敢えてあげれば、浅野忠信演じる滝の部屋の彫刻や絵画の異様さ、一風変わった刺青、玉虫色のスーツってとこか。
アクションは、良
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マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション(2015年製作の映画)

3.8

通常版は、DVDでしか見ておらず、何とか劇場でって、渇望していた本作。4DXは初めてだが、映像に集中してれば、気にはならんよと言いたいとこだが、急に背中を押されるのは、やっぱり不快。
モノクロのためか
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.0

最近の軍事技術は、こんなに進んでるのかって、相当驚く。特に鳥や虫に偽装した小型ドローンとか、はるか上空を飛ぶ無人機など。
この作品の主人公は、テロ撲滅に情熱を燃やす大佐役を演じたヘレン・ミレン。勇まし
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.8

山内ケンジ監督の3作目。前作の「友だちのパパが好き」を見逃していて、そのうちDVDが出るだろう、って公開から一年たったけど、未だに出てない。早く出してよ!その前の「ミツコ感覚」は観てる。この作品の主演>>続きを読む

ミス・シェパードをお手本に(2015年製作の映画)

3.0

この作品の原作が、結構有名な作家でほぼ実話ってこと知らなくて。監督のニコラス・ハイトナーも過去作とか観たこと無くて。
マギー・スミス主演作ってことで鑑賞。主人公二人の微妙な心理の推移が、うまく表現され
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ホドロフスキーの虹泥棒(1990年製作の映画)

3.3

新作「エンドレス・ポエトリー」の公開が待ち遠しい、ホドロフスキー監督の1990年作品。当時は日本未公開。この前作「サンタ・サングレ」で大衆受け狙いに転換し、これでさらに強めたって感じ。
でも、出だしは
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土竜の唄 香港狂騒曲(2016年製作の映画)

3.0

本作は続篇ということもあり、スケールアップして中国マフィアや香港タウンが登場。だけど、日本のヤクザをもっと魅せて欲しいなあ。強面の役者が数多く出てたけど、活かされていない。古田新太や堤真一のギャグっぽ>>続きを読む

五日物語 3つの王国と3人の女(2015年製作の映画)

3.5

予備知識無く観ちゃって、この作品が、鬼才ガローネ監督作って知らなかった。原作の五日物語もおとぎ話ってことは知っていたが、内容までよく知らなくて。でも、これをおとぎ話って呼んでいいのか?あまりにも残酷な>>続きを読む

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.9

冒頭に出てくる古いアメ車がカッコいい。って、80年代の話だから古くもないのか。そして、この頃の音楽満載なのも嬉しい。
それと、勝った負けたで、喧嘩するのも微笑ましい。どの時代でも、どこの国でも同じよう
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

2.8

出だしの焼夷弾での空襲シーンは、リアルさがこの上ない。流石、山崎監督。でも、この手の描写は最近では珍しくもなく、ちょっと飽きた。そして音楽が大げさ過ぎで、不愉快。原作がヤッパリいいのか、ストーリーとし>>続きを読む

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.5

この作品を観ながら、フェミニズムなる言葉が過ったが、未だにそんな意識はあるのか?って疑問も感じていた。
確かに春子が勤める会社にいる社長のような男は実在する。ところで、この役を国広富之が演じているが、
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ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

3.5

黒沢監督の作品では、よく変わったモノが出てくる。「カリスマ」での木とか、「アカルイミライ」のくらげとか。本作では、何と言ってもダゲレオタイプの写真撮影道具。この撮影法を表したくて、この映画を撮ったんで>>続きを読む

続・深夜食堂(2016年製作の映画)

3.6

本作の原作は、小生が愛読している漫画雑誌「ビッグコミックオリジナル」で、連載されている。テレビ版もあったが、現在はNetflixで配信中とのこと。観てみたい。
漫画でのマスターは結構クールだが、映画版
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.8

原作は漫画アクションに連載していたとのことだが、読んではいない。この雑誌、古くから青年向け漫画で有名だが、こんな辛辣な内容のものも取り上げていたとは意外。拉致問題が題材の作品もあったとのこと。読んでみ>>続きを読む

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.0

原作は、見ていない。原作者のジョージ朝倉も知らなかった。女性で「ピースオブケイク」も描いているとのこと。あーそうなのかって、何か納得。
監督は、注目されている山戸監督。前作の「おとぎ話みたい」も観てみ
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PK(2014年製作の映画)

3.6

2時間半は、やっぱり長いな。途中の間延び感が気になったし。どうしても音楽と躍りは入れてくるんだよね。これらをはしょれば、丁度良い長さだけど、インド映画らしさが無くなっちゃうってことか。
まさかのSFの
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.4

「お涙ちょうだいもの、じゃない?」、「ストーリーがベタ、じゃない?」、こんな批判は百も承知で、この作品はホント素晴らしいって言える。
何と言っても、おかあちゃん役の宮沢りえ。肝っ玉母さんなる言葉が浮か
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ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

3.4

「オーバーフェンス」で圧倒された、山下監督作。この監督の裏技とも言えるグダグダ系の作品で、「モヒカン故郷に帰る」でコメディも難なくこなした、松田龍平主演。「オーバーフェンス」では、弟翔太がいい感じだっ>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.5

劇場で観る機会はあったが観れず、結局DVD観賞となってしまった。
180分は、さすがに長く、途中で切ることが出来るDVDの方が良かったか。
中盤頃で、RADWIMPSの野田洋次郎が出てくる。今や飛ぶ鳥
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

原作は読んではないが、直木賞の候補になるくらいだから、まあいいんだろう。でもストーリーの独自性は余り感じられなかったが。
とにかく、名シーンが満載の作品。特にいいのは、海辺のシーン。子供が戯れるところ
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