TerraTさんの映画レビュー・感想・評価

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劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇(2009年製作の映画)

4.0

本編2クール目前半のしんどくて停滞したシーンは適度に容赦なくカットしつつ、きっちり本編の内容を消化しつつ劇場版ならではの追加描写もやってくれるので、本編視聴済みの人にも楽しめる部分があると思います。>>続きを読む

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.0

タイトルとあらすじから「ダンスコンテストで優勝してサクセスする感じの映画かな?」と思って観始めたら、先行き不安な19歳労働者の無軌道で鬱屈した人生をそのまま叩きつけてくるような映画だった。

家族や仕
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

途中までは一見どんどん人間のように狡猾になっていくかのように見えるミーガンが、実のところユーザーが何気なく入力した命令を忠実に守ろうとしているため、法や倫理に反したヒトを傷つける行いを厭わないという行>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

殺人精肉店経営者夫婦の奥さんのイカレぶりがとにかく最高。実行犯をつとめる夫の覚悟の決まらなさと妙な倫理観の高さとクリっとしてキラキラした眼がなんとも言えない面白みを出していた。(ソレはソレとしてどんど>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.5

相変わらずアトランティス人達の超人アクションが見もの。

前作に比べればの海洋生物大集合大決戦部分は大人しくなっているけど、アクアマン兄弟のバディ要素に重点を置いていてまた違った楽しさがありました。ア
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

3時間近くほぼ途切れなく
スケールの大き過ぎる成功と
スケールの大き過ぎる過ちと
スケールの大き過ぎる凋落を見せつけられる

ディカプリオがドラッグで呂律が回らず前後不覚になって這いずったり、自分では
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.0

今回の霊能者枠の人もキャラが立ってて好き。

霊体ミミズやらなんやらコレまでのコワすぎシリーズで出てきたギミックがフル活用されててシリーズファンにとってはお祭り的な感じの作品でした。

市川さんが強す
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.8

宇宙最凶最悪の存在を操る宝玉を手に入れてしまった主人公ミミが、天下無敵のクソガキぶりで全てを薙ぎ払っていく感じで元気の出る映画でした。

宇宙円卓会議の宇宙人達とかサイコゴアマンの部下たちとかのスーツ
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ブラックシープ(2006年製作の映画)

3.5

まともなクオリティのゾンビ映画から、ゾンビをまるっと感染羊に置き換えて謎研究施設とかのB級要素もねじ込んだ感じのアニマルパニック映画

日常的に羊肉を捌いてるせいかやたら強い家政婦のオバちゃんとか、何
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007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

-

ニンテンドー64のゴールデンアイはゲームにするためにかなり銃撃戦や爆発を誇張しているのだろうと思ってましたけど、本作もそれに勝るとも劣らないド派手アクションでした

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.5

お爺さん達が銀行強盗に至る理由が切実すぎて思わず応援してしまった。

強盗を決意したジョー(マイケル・ケイン)とは別の方向で辛い事情を飲み込みながら愛嬌のある振る舞いをするウィル(モーガン・フリーマン
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ミスト(2007年製作の映画)

4.0

「ラストが最悪」ということで有名と聞いていたので、それに身構えながら観たのだけど、最悪さに対するショックが自分の閾値を超えて「こんなに最悪なラストが作れるんだ!すごい!」という感動に変換されてしまうと>>続きを読む

ガールズ&パンツァー 最終章 第4話(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

相変わらず戦車戦シーンの迫力や、形勢不利な状況で響き渡る砲撃音の恐ろしさ、「戦車でそんなことできるの!?」と言いたくなるような戦車アクションなどが素晴らしかった。

大洗も幾度かの試合を経て、あんこう
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

狼との戦闘を始めとしたアクションがとにかくかっこいいし楽しい。熊とゴールディの家族も好き。

終盤まで伏せられていたゴールディの願いは「自分も熊になって本当の家族になりたい」だと思っていたので、本当の
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マーベルズ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ダンヴァースさんとモニカさんだけの1対1だとこれまで描かれていなかった過去の因縁でだいぶしんどくなりそうな人間関係をカマラが上手くフォローしてくれてたり、戦闘技量の未熟なカマラとモニカさんをダンヴァー>>続きを読む

長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

3.5

ファンタジー要素の入り乱れるコテコテの西部劇な雰囲気とアクションシーンも楽しかったのだけど、猫たちの猫しぐさがわりとガチなので猫好きの方にも見ていただきたい作品でした。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかくゴジラが出現したときの絶望感が凄まじい。
絶望的な破壊力の放射熱線、都市を容赦なく更地にする暴力、理不尽なまでの再生能力、海上での機動力、目についたものを何もかも排除しようとする残虐さなど、ゴ
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.3

ある意味気持ちいいくらいのピタゴラスイッチ死が次々と拝める映画でした

バトルシップ(2012年製作の映画)

5.0

エイリアンシップと軍艦が撃ち合うのが観たい人には100点の映画じゃないかと思う
侵略してくる異星人の目的は明らかにはされないけど、設定はしっかりあるんだろうなと読み取れるくらい描写が細かいのも好きな点
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

4.0

"オカルト"、"カルト"、"コワすぎ!"など白石晃士監督作品を視聴しているとついニヤニヤしてしまう要素が出てくる。過去の白石バース作品を上手いことすり合わせて一つの作品にまとめている感じでした。最強霊>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

BGMらしいBGMもあまり流さず、耳の不自由な女性ケイコとボクシング、そしてジムや家族を中心とした周りの人々、そして聴覚障害を抱えて生きていくことのままならなさを粛々と描いていく作品なのですが、最後ま>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーマン総出演な豪華作品の続編。

四者面談、父の昇進パーティ、授業への出席、守りたい約束があるのに、街には助けを必要とする人々とスーパーヴィランが!という「スパイダーマン」にとってお約束の生活
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤は生存者へのインタビューの形で元ネタ「きさらぎ駅」についてちゃんとホラーっぽい形で語られる。FPSめいた当事者視点でのカメラワークも臨場感があっていい感じ。

その後、主人公がその話を踏まえてきさ
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