toaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ボブという名の猫2 幸せのギフト(2020年製作の映画)

3.1

猫の日にあやかって。
ボブにほっこり、ジェームズにじんわり、温まりました。

路上で過ごした最後のクリスマスというけど、断薬は終わりのない努力であって、(今のところ)が常に冠になるわけで。これだけ人間
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

3.3

はぁー沁みる。
山の自然、素朴な人々、子どもたちの声。

最近忙しくて。ワーカホリックだから普段は大して気にしないけど、観賞中しみじみ吐息がもれた自分に流石に堪えていたんだなぁと省みた。

人生の岐路
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.0

潜水艦物ってことで期待しすぎちゃったか。
ジリジリ展開かと思いきや、リアリティより派手な陸戦も交えてアクションヒーロー的。
装備設備はちゃんと現代で映像の迫力すごい!

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.0

最強バトラー再び。
「敵が来たら撃ちまくってください」って、アメリカの大統領は射撃訓練も受けていないといけないのかな。大変だなー。
デルタの隊長さんが頼りになる人で良かった。

スノーデン(2016年製作の映画)

3.2

本物の諜報の恐怖。ドキュメンタリーより経緯や周辺事情が詳しく描かれていて、無論脚色や敢えて事実から逸らした点もあるだろうけれど、彼が事を成すまでがよく分かった。両方観てよかった。
ガーディアン紙の取材
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.2

"諜報部は鍵穴から部屋を覗くが、使用人は部屋の中にいる"
キングスマンて毎回世界観が違うのすごいですね。シリーズで一番リアル路線、というかもはや別ジャンルで描かれた結社誕生の物語。コードネームの由来が
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

Manners maketh man! が聴けて満足。
前作に続いてポップでさくさく観やすいです。
イギリス人の何気ない対米コンプレックスが知れるのが面白くて。今度はウィスキーね、なるほど。
エルトン
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プレデター(1987年製作の映画)

3.2

プレデターvs.人類最強シュワちゃん。
久しぶりに観たらシンプルに面白かった。
最後くらいしか覚えてなかったけど、マシナリーに見えて生き物な造形は一周して秀逸だと思う。

サーモグラフやモーションセン
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七人の侍(1954年製作の映画)

3.4

今更ながら初鑑賞でした。
なんという陰影礼讃。いろいろ凄かったけど、なかでも土砂降りの雨の中の戦シーンはずっと記憶に残りそう。
洋の東西も、時代も武器も関係なく、戦って怖くて空しい。

荒野の七人より
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グリーン・ゾーン(2010年製作の映画)

2.9

歴史の真相は闇の中ですねーー。
アメリカ人が製作公開した忖度含め、ここまで事が大きくなると何が因果かなんて悪魔の証明並みに至難。

アクション映画として観れば、流石ボーン・シリーズの監督で、揺れるカメ
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.4

こんなに高揚感のない宇宙映画は初めてだった。でも観てよかった。
メリエスの月世界旅行から60年後、月に行く現実の厳しさが深々と伝わってきた。
輝かしい成功はキラキラしたものばかりで構成されるわけじゃな
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月世界旅行(1902年製作の映画)

3.2

先日SLIMが月に着陸しましたね。JAXA会見の感動が伝わりづらい地味さが愛らしかったです。

記念に、観てみたかったショートフィルムを鑑賞。
120年以上も前、まだ宇宙が本当にファンタジーだった時代
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96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.0

お父さん強っよ! の第2弾。前作以上に敵に同情してしまうほどリーアム・ニーソン無双だった。

お父さん、娘さんが心配なのはわかるんですけれども行動があまりに一方的すぎて。トラウマに立ち向かう娘さんの頑
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.1

無表情で誰の心も読めないのに分かる気がしちゃう不思議。
イロナがだんだん可愛く見えてきたし、メラルティンのラストカットがよかった。どんなになっても友がいる優しさ。

良い悪いじゃ切れない人間模様とか美
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美しき棘(2010年製作の映画)

3.1

平気なわけないじゃんね。その棘は誰よりも自分に刺さってるんだよね。

鬱屈していて観る人を選ぶかも。でも美しいレア・セドゥの静かな涙は一見の価値ありだと思いました。

虚無感を紛らわすためだけにうろつ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ようやく観ました。
カルト映画といわれる所以がわかった。彼自身がカルトだから。いやある意味で人は皆カルトか?

期待値が高すぎたのかアッと言わされ度はセブンを超えられず、途中からオチは読めちゃった…。
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.0

まさかのエドワード・ノートンと思ってたら、ティム・ロスまで!へーこういう作品に出るんだ!めっちゃ意外。

共演なのに演技派な2人の素面があまり見れないのは少し残念、変身する設定だから仕方ないけども。
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.0

ロバート・デ・ニーロが全部持っていった。心許ない人物像が多いなか、彼の言葉は腑に落ちた。

確かに怖い思想だけど、"国家を揺るがす陰謀"というほどのスリルには及ばず。というか、そちらを謳うなら将軍側か
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アニー・イン・ザ・ターミナル(2018年製作の映画)

2.5

アメコミ感あるイギリスの寓話。
マーゴット・ロビーの豊かな美貌と表情が見れるのでファンの方にはいいかも。真っ赤な口紅がこんなに映える人、他にいるだろうか。

アリスの世界が絡むのかと思いきや、いまいち
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.2

面白い。それは事実なのか知覚の歪みか。揺さぶってくるなー。
感情と切り離されてるはずなのに、主観によって歪められる臓器って不思議だ。

意外にも分析ラボに留まらないフィールドワークの捜査と、音と視線の
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M(1931年製作の映画)

3.3

いやいや凄い。これは社会派映画だ。

サスペンスとしては自分には古すぎたが、裏市民による裁判シーンは期待を超えた!
殺人犯よりも衆の原理が断然怖かった。
製作中にナチスが台頭し、封切りの2年後に上映禁
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フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

3.1

いい話。口は悪いけど歌声はやさしい。そしてコーンウォールの空と海が美しい。
漁港の住人達はジョークが鋭いのなんのって、都会の失礼な奴らが黙っちゃうのは胸がすいた。
ありがちな田舎はいいぞ!じゃなく、田
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ブルース・リーの神話(1984年製作の映画)

3.0

せっかく伝説の人を見たので。
ブルース・リーの猛々しい身のこなしとニコっと素朴な笑み、ギャップに魅了されるんだな。

没後10年記念に製作されたドキュメンタリーだそうで、生い立ちなど初めて知る事と観た
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.2

今更ながら初鑑賞です。
いろんなアチョー! が聞けて満足。
ブルース・リーの無駄のない上半身、生身のアクションはやっぱり凄かった。ワイヤーもスピードカメラもなくてこの躍動感は凄い。

思ってたよりもシ
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.0

"ダンスの時間"は最後の20分。
ステイサムに頼りすぎ? 敵もチームもキャラの魅力が弱い気がする。
衣装はかっこいいし所々の台詞はシャレててガイ・リッチー監督っぽさはあるけど、全体的にちょっと物足りな
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ズーランダー(2001年製作の映画)

2.9

これベン・スティラーの悪ふざけでしょ🤣
チラっと映るだけの有名人は数知れず、この映画のために集まった出演者がホントにすごい顔ぶれ。
オレンジモカフラペチーノ飲んでみたいような幻であってほしいようなw
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

どこまで笑っていいのか…ブラックジョークが過ぎるw
シリアル・キラーに詳しすぎるし、急に過激派に成り切ったり、奥さんが一番サイコ。ハーブも調味料も効かない毒っぷりが凄まじかった。
信条は自由だからこそ
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.4

思わず2回観ちゃった。
生き直す男の姿がいろいろ考えさせてくれる、風変わりなギリシャ映画。

記録と記憶の違い、自我とはなにか、忘却と反復の皮肉、などなど思考が巡る。
感じ取ろうとすればするだけ、名前
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.2

"音楽や神の前に立つときは自分を消す"

自分を追い込んでいくリディアの姿が辛い。カリスマ性も名声も才能もない平凡な身でも自省を促される普遍性、ケイト・ブランシェットの力演だった。

誰しにも光陰の二
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.3

気になってた作品、凄かった。
ずっと心がざわざわして、バリー・コーガンの独特の存在感が遺憾なく発揮されていた。

歪んだ生存欲。人の物を欲する欲。人で空虚を埋めようとする欲。
持たざるサイコの狂気、い
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.0

ベタだけどビタミン剤みたいにチアフル。みんな声も癖も強くて楽しかった。
ジェシー役スカイラー・アスティンの伸びやかな歌声は圧巻!
アナ・ケンドリックがこんなに歌唱力がある人とは知らなかったな〜

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.2

母ちゃんは強い。ダメな父ちゃんはちっとも安心できなくて、泣き顔を見せない娘に泣かされて、素晴らしい演技だった。
旅行にいく車の窓をあけて笑う子ども達に、自分の記憶が重なって昔を思い出しちゃった。ストー
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

2.9

とても異文化を感じました。
猫が思ったより出て来ないけど、猫みたいな自由人ばかりだった気もする。

ドタバタしたロマの暮らしは、地に足が付いてないようで打算的な面もあって、でも逞しいとは違うような馴染
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

2.5

うひゃー不気味…not for meだった。。
言いたいことはわかるけども。映画よりも絵本で見たほうが良かったもしれない。

ドラーグ族の文様はデイダラボッチのようで、オム族たちの廃園は腐海の森のよう
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用心棒(1961年製作の映画)

3.5

初のジャンルでノれるか不安だったけど思ったより面白く観ることができた。
西部劇と時代劇は構図がよく似てるのかな。
事の運びは荒っぽく、それだけに野武士の情けと対比が効いていたり、時代劇なのに洋楽器の音
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.1

Let's RACE!!
新年一発目は景気よく派手に。
あっちもこっちもファミリーで予定調和だけど、エンタメとしてハズレなしの安定感でした。
ダンテは馬鹿っぽくてホントにこの作戦を練ったの?って感じ
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