あつうにUNIさんの映画レビュー・感想・評価

あつうにUNI

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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

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社会奉仕を仕事にする母親と、配信でお小遣いを稼ぐ高校生の息子。
大ゲンカってほどじゃないけど、全然噛みあわない。
お互い、とある人にそれぞれ入れ込むんだけど、それがもう見ていて痛々しい。共感性羞恥って
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ヤジと民主主義 劇場拡大版(2023年製作の映画)

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“しずかにお話を聞きましょうね”

まるで聞き分けのない子どもにいうような空気を権力者は作り上げた。
そうじゃないよね。
まず弱い者の声を、強い者は聞け。弱い者の声は届かないからヤジるんだ。
そしてヤ
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市子(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

歪みが弱い者へ押しつけられる、その不条理さと冷たい社会。
ただ描き方が一辺倒というか、スティグマをそのまま可視化しているようなところが気になった。そこまで単純にわかりやすくせなあかんかったのかな。観客
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

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Netflixでなんとなく見始めたら思いのほか面白かった。
二世議員としてかつぎだされた宮沢りえ最高。
漢字が読めない、進次郎構文、女は産む機械的発言、それに群がる国旗アカウント…ていねいにツボ押しし
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

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伊藤蒼の声にならない声の出し方、わずかな震え、恐れを些細な視線の動きで表す力に救われた。
音楽てんこもり、エフェクトてんこもりでわたしには疲れちゃう作品だった。肝心なときに護衛が手薄やし。

そうだ、
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

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他人への悪口は全部イケてない自分のこと。自分中心に世界はまわってるのは自分の人生なら当然だけど、どう考えても自分の人生、一人ぼっちだ。ティーンの一番醜くて辛いところを凝縮した痛々しい作品。
結局恋愛至
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聖なる証(2022年製作の映画)

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最初と最後はどういう〜?!
めっちゃ解説読みまくりたい。

聖なるものを欲する社会で、手をほんのすこし伸ばしたら救える人がいる。

儀式には儀式を、これは映画自体がそういうようなものに思えた。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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やっと観れた
娘を拒絶するわけではないけれどどうしても自分とは別の宇宙の人だと考えられない母親像はアジア系アメリカ人の文芸作品にもよくみられるテーマ。
儒教的なんか?
(まったく知らずに書いてる)
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

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ティーンか?ってくらいピュアでうまくいかない。
監督の夢が詰まってるのかなぁ
恋をすると走るよね〜
ストーリーは全然違うけど「KIDS」を思い出した。

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

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ストーリーおもしろ〜
こんなにも大量の俳優さん……
大変やったやろなぁ
テンポ良く観れた

見た目に揺さぶられるのは観ている側も一緒やし、作り手も結局見た目重視やったかも。

お風呂や歯磨きの時間に細
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ちひろさん(2023年製作の映画)

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傷を負った人を詰め込みすぎではと思いつつも。水中に沈むように眠る魚とちひろさんがよかった。美しい魚を売ることが風俗業のメタファーのようにも思えた。
全体的に汚し足りんと思わん?

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

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ヤモリとかカモメとか神社が喋るんが好きやった。
関西弁非ネイティヴを作品に使う必要性についてまたしても考えさせられた。
アニメ苦手星人でも観れるアニメだった。
ストーリーは…ラストが女であることの枷と
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

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ごはんの時間(に見るもんじゃないというシーンもあるけど)や歯磨きの時間にちまちまと観た。おみごとコメディ。いろんな国のコメディが観たくなる。お父ちゃんのベリベリマジックテープ財布やグダグダニューバラン>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

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松原タニシの恐味津々にこの監督がゲストに出ていたので観てみた。

「ことばあそびに過ぎない」という揶揄が一般的にあるけれど、この時代のこういう層の人たちにとってことばはとても真摯なものだった。

それ
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ハッピー・アニバーサリー(2018年製作の映画)

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主人公がそこまで変人に思えなかったけど、ダサカワキュートムービーだった。
エンドロールのイラストもラブリー。
なんにも考えたくないときに良い一本。

ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

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ティーンの痛々しさがつらかった
終わり方もなんやかんやで恋も仕事も…かーい

主役の子はそろそろ違うパターンのお話があってもいいんじゃないかと勝手に心配

ミス・ポター(2006年製作の映画)

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テレビ放送。
うさぎ年だからか💡

美しい映像だった。
ピーターラビットはじめ動物たちのアニメーションもほどよく抑えられていて上品。

ビアトリクスがおっさんに説教されそうになったときに放ったセリフ、
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クロティルダの子孫たち -最後の奴隷船を探して-(2022年製作の映画)

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“わたしたちの物語が語られないことが怖い”
奴隷を買う人に“良い主人も悪い主人もない”

天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ただただ好みじゃなかった。
最後の三姉妹の名前を言っていくところがダサすぎて身悶えした。

ところでイルカに邪心はあるし、イルカを狭いところに閉じこめて芸をしこむのは好きじゃない。

のんちゃんは復興
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

2.0

破れ鍋に綴じ蓋ストーリー。
my body, my choice的なところがあると思いきや「オカマ」「バカな風俗嬢」を執拗に繰り返すところがあったりなど、自分のなかで好き嫌いの波が激しく巻き起こった。
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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生きることはごはんを食べることだね〜
途中も最後もごはんのシーンがよかった。

ブラック企業のスローガン、ふたつはうろ覚えだけど smile happy のあとに earth ときたのがバカで面白かっ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

あてがきかなと思うほど、のんにぴったり。好きを追求する怖さ、生きていくにはお金が必要なこと、一緒に生きようとするとスルリと逃げてしまう珍しいお魚みたいな人間もいるってこととか、ほろ苦さもありつつ、全体>>続きを読む

恋は光(2022年製作の映画)

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観ました

マンガっぽさ満開のセンセイ(男の子)の喋り方が本当に苦手(お、おう とか お前なのだ とか)だったけど、ストーリー内でそういう喋り方になった背景を描いてくれたからなんとか乗り越えられた。
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

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仕事への葛藤や夢へ向き合うことへの恐怖が、だいぶ大人になったわたしからはキラキラして見えた。

転換が早いようにも思えたけど、映画全体が主人公の回想シーンだと見るといかにも若かりし日々という感じ。
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