アツキさんの映画レビュー・感想・評価

アツキ

アツキ

映画(108)
ドラマ(12)
アニメ(0)

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.5

以前から観たかった映画!
字幕版は上映館が近くになかったので観る事が叶わなかったが、今回全国上映でこちらでも観られて嬉しい

シンプルなラインで描かれているけれども、その分リアルな動きが映えると思う
>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

凄惨な幕開けから一転、素朴かつ平凡に育ったジャユンは優しい養父母と気のおけない親友に囲まれて幸せに暮らしている

記憶喪失で、今は平穏に暮らしているのだからそっとしておいて…と、観ている方は願うのだが
>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.3

主人公の小さい頃のトラウマが現実に?…からの、実は主人公家族だけじゃなく他の人たちにも(アメリカ中の人?)それぞれ影の存在がいて
それらが襲撃してきて…という、どこにも逃げ場がない絶望感
そしておおか
>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.0

面白かった!
2回目を観てみると、職員たちのテディへの視線の意味や、ほかの患者たちの仕草が意味を持ってくる感じがする
誰が現実にいて、誰が妄想の住人かわからなくなってくる

終始引き込まれて観ていた
>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.0

卵が先か鶏が先か--
最初は気付かずにいたけれど、この何気ない言葉が重要な意味を持つ

前半はある人物の過去をずっとなぞらえるので淡々と進むが、中盤以降、畳み掛けるように伏線を回収していくので、少しも
>>続きを読む

残酷で異常(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

意図しなかった妻殺害の罪で繰り返し妻殺しのその時をループする主人公

煉獄のような場所で、同じように罪を犯した者たちと懺悔のディスカッションをさせられるが、なんとかそこから脱出しようと試みるも…
結局
>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.8

大団円だった前作の続きが、意外なキャラから幕が上がる

またもやタイムリープに巻き込まれる前作の主人公ツリー

なんとタイムリープした原因が機械で、ホラーよりもSFみが強く出ているのが面白い

ツリー
>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

ある女の子が自分の誕生日の1日、朝から夜見知らぬ人物に殺されるまでをずっとループするお話

主人公のツリーは最初自己中で嫌な女なのだけど、ループを繰り返すうち、自分を見直して行動を改めるが残念ながら結
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

暖かな日差しの温もりすら感じる映像
晴れやかさと対照に心は冷え冷えとしてくる

壁の絵に全てが暗示されている

人の笑顔は怖いものだとしみじみ思う

予想した中で最悪な方向で事が進んでいく

2時間超
>>続きを読む

カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)

3.8

西部劇&SF
SFみを求めて観ると肩透かしかもしれない
実質、保安官やバーのマスターなどの定番キャラが登場する、割とちゃんとした西部劇です

嫌な奴(ドラ息子)のパパという微妙な役どころのハリソン・フ
>>続きを読む

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.7

死人や危険な悪霊が見える青年オッド
可愛い恋人や理解力のある警察署長が周りにいて、小さな事件を解決して過ごしている
ある時、知人女性が大量殺人の夢を見たと時を同じくして危険な悪霊の大群が街に現れて、オ
>>続きを読む

クリスティ(2014年製作の映画)

3.2

感謝祭で皆出払った寮で1人を満喫する主人公
警備やメンテナンスの人もいて安心と思いきや、主人公を狙って来たカルト教信者にバタバタとやられてしまう

敵4人から逃げ回る描写がほとんどで途中気がもたないけ
>>続きを読む

ドリームハウス(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公が会社を辞めて、引っ越した新しい家に帰るところから物語が始まる

物語中盤で謎が明かされる訳だが、以前の住人が残した痕跡が、実は主人公家族のものだったのに気づくと、前住人が子どもの背を刻んだ柱を
>>続きを読む

ラブリーボーン(2009年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

幸せな家族との時間、恋の始まり、無限の可能性…14歳で殺されてそれら全てから切り離されたスージー

死後の世界は穏やかであり、あまりにも美しく、悲しみを安堵に置き換えてくれる

だが、スージーは先に進
>>続きを読む

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

4.0

1人しか生き延びられないため、7人でひとりの女性を演じるというのは面白い設定

月曜日から日曜日、自分の受け持つ曜日だけ、カレンとして外に出ることができる7つ子

基本隠れて暮らすのだが、7人分の食費
>>続きを読む

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.9

1作目と、前作を少し知ってるくらいでしたが、アクションたっぷり、笑いもちょっと泣けるところもあってあっという間に観終わりました
最初はキャラが入れ替わってしまって調子が出ませんでしたが、やっと慣れたか
>>続きを読む

オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

幼い頃に起きた家族の惨劇に、成長後立ち向かう姉弟のお話
さまざまな対策を練って鏡を壊そうとするけれど、幻覚を使ってくる鏡が相手で、過去と現在が交錯して、観ているこちらも混乱してくる
結局は鏡に打ち勝つ
>>続きを読む

ウィッチ・アンド・ドラゴン 秘密が見える少女/秘密が見える目の少女(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

吹き替え版のカバー画像を見てちょっとアジアンテイストなのかなと思ったら、王道の中世ファンタジーでした
魔女の力を持つ少女が秘密を暴いていく勧善懲悪ストーリーかと思いきや、力がどちらかというと地味なので
>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

3.3

物語を見て私たちは、すべからく主人公が正しい、何がしかのアクシデントはあるが最良の選択をしていると思いがちだが、この作品を観るとあながちそうではない
脱出を阻む霧の発生と、出現するモンスターに襲われ、
>>続きを読む

私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.7

どうしてこの人物がここにいるのか、登場人物は何がしたいのか、中盤から展開が変わって、これがこの人だったんだとわかってからが面白くなって最後まで観てしまいました
終わり方は、ベラ視点ではハッピーエンドで
>>続きを読む

花芯(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

林遣都さん繋がりで観ました

結局私は純粋に妻を愛す雨宮(林)という夫が嫌いになれず…婚外恋愛によって夫も産んだ息子も失った(というか捨てた)園子が残念でならない(園子自身はそれで満足なんだろうが)
>>続きを読む

ラザロ・エフェクト(2015年製作の映画)

3.0

亡くなった人間にラザロ血清を打って蘇るまでが中盤で、それまでは少し退屈でしたが、終盤はホラーテイストが濃くなります
が、研究チームのメンバーが結構速攻やられてしまって、いまひとつ盛り上がりに欠けた印象
>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

4.0

ベラーズの個性味のあるメンバー(特にリーダー)と主人公がかみ合わなくてモヤモヤしながら観ていたけど、クライマックスにはなんとかまとまって盛り上がりつつスッキリした後味
アメリカの青春だなあ
続編も観て
>>続きを読む

フェイク シティ ある男のルール(2008年製作の映画)

3.0

クライムアクションとしては良い出来だろうけど、話がどことなくすっきりしない
結局警察内の殺し合いで、最終的な敵も予測がつく相手だった
キアヌが好きならおすすめ

バトル・オブ・ライジング コールハースの戦い(2013年製作の映画)

3.2

全編通して地味で、各登場人物の心情が伝わりにくく、民衆が戦いに集うのもいつの間にか増えた感じでわかりにくかったが、乾いた風や馬の息遣い、蹄の音などが心地良かった
雰囲気としては好き

パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.2

途中見たことある俳優さんだなと思ったら、やっぱりサプライズの主演の人だった(シャーニ・ヴィンソン)
ショッピングセンターが水に浸かってサメと戦うはちゃめちゃぶりが面白かった

言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

しっとりとした、雨の情景が心を洗うような作品でした。

>|