単なるハッピーエンドで終わらせないところがカウリスマキ監督らしいが、これ以外の作品に比べると出演者の表情も豊かで起伏が感じられる。
マッティペロンパーはいつもどおり、どこか憂いを湛えた名演。彼を囲む>>続きを読む
面会室の演出いらんなー。
思わせぶりなシーンが数多くあり中盤まではワクワクさせられたけど、結末は「ま、そりゃそうよな」という感じ。
それぞれのシーンの説得力がないというか、話を進めるためのご都合主>>続きを読む
個の無力さが描かれている点はすごく現代的だ。
誰もが身の回りの人や顔のない無数の人々の影響を受け、各人なりの哲学や幸せを定義していく。それが及ぶ範囲は自己だけだとは気付かずに。そこに親や教師といった>>続きを読む