AtushiMachidaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

【全然長くない】
169分と聞いて少しためらいましたが、全然長さを感じませんでした。
重力によって時間の経過が違うとか、5次元世界とか
たしかに難しい部分も多かったですが面白かったです。
客観的理論に
>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.9

【スーパー バイオレンス アクション】
戦闘シーンが圧巻です。
SUPER人造人間たちのアクションは迫力満点。

【いい意味で裏切られる】
想像していたよりも、もっとエグい世界を見せてくれます。
特に
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

①Yeserday
Yeserday all my troubles seemed so for away・・・♫
事故にあった主人公の売れないシンガーソングライターのジョンが歌い出す
あのシーン。
>>続きを読む

激動の昭和史 沖縄決戦(1971年製作の映画)

4.0

【海の色が見えない】
「本島西海岸一体は・・・米艦艇のため海の色が見えない!!!」米軍の艦砲射撃を受けて言い放つ高橋悦史のこのセリフ。圧倒的な戦力の前にして、絶望を通り越して笑みさえ浮かべているような
>>続きを読む

レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.6

「素敵な家族は・・北の工作員」
設定だけで、面白そうだったので観ました。冒頭での食堂での食事のシーン。まず義理の父に食事を運ぶ妻の姿は、まさしく良妻賢母。昔から年長者を敬う朝鮮文化の象徴だと思いました
>>続きを読む

ザ・ファイター(2010年製作の映画)

3.7

「過去の栄光」
どんなに過去に輝いていても、過去は過去。おじさんになると、過去の栄光を語る人が多くなります(笑)なんなら、少し盛って話しているオジサンもしばしばです。兄のディッキーは天才でした。しかし
>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.1

「COLOR」
貧困、ドラッグ、ネグレスト、マイノリティー、同性愛、いじめ、様々の問題がシャロンに絡みつき苦しめます。そんな、やや重めのストーリーとは対象的に画面の色彩がとても美しかったのが印象的です
>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

「原題 サリー」
劇場で1回目に観た時、原題は「サリー」なのに・・って思いました。すぐに「奇跡」とか言うワードを入れがる、最近の感動あおり運転的な傾向にある邦題がどーも嫌だななんて思っていました。でも
>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.7

「強烈な皮肉」
オープニングの言葉の後にHands Across Americaという、みんなで手を取り合って協力していこうぜ的なキャンペーンがテレビで流れています。これは1986年にアメリカで実際に
>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

「オープニングがカッコ良すぎる」
未来を選べ!人生に何を望む?出世、家族、大型テレビ、洗濯機、車、CDプレイヤー、健康、低コレストロール、保険、固定金利の住宅ローン、マイホーム、友達、レジャーウェア、
>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.8

映画「日本で一番悪い奴ら」


「国民不在の持ちつ持たれつの関係」
北海道道警で実際に起きた前代未聞の不祥事が描かれています。暴力団と密な関係を築きながら次々に点数を稼ぎのぼり詰めていく諸星。また、諸
>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.6

「カルテル怖い」
カルテルと言えば麻薬組織というイメージです。前作は確か麻薬を扱っていた気がします。でも今回のカルテルのビジネスは密入国です。密入国なら、栽培や精製の手間もかかららない。しかも密入国を
>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.6

「残酷ショー」
もしも自分の人生がショーとして世界中に中継されていたとしたら・・・相当ショックです。絶対にイヤです。「リアルな表情や動きは、どんな演技にも勝ります。」みたいなことをプロデューサーが言っ
>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

4.1

「歴代最強の副大統領?」
副社長、副委員長、などなど、「副」がつく役職っていっぱいありますね。
偉いのは分かるんだけど、何やってるんだか分からないポジション。アメリカの歴代の大統領はなんとなく言えても
>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.8

「役者の力って凄い」
マンソプを演じるソン・ガンホが最高です。
一言で言うとお調子者おじさん。
デモ隊の学生に「まったく、今の若者は・・」とブツブツ文句を垂れます。
あの感じ。どんな時代も、おじさんと
>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.5

「時代背景」
オリジナルを見た後に鑑賞した。
ストーリーはオリジナルに忠実という印象。
オリジナル版はアメリカへの憧れと軍事政権下の緊張感みたいのが
入り混じった当時の韓国の社会の様子うかがえたが
>>続きを読む

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.7

「青春時代の思い出」

幸せではあるものの、家事に育児に追われてきたイム・ナミは
高校時代の仲良しグループ「サニー」のリーダーだったハ・チュナと再会する。
チュナが末期の癌だと知らされたナミは
チュナ
>>続きを読む

あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.8

「日本版 怪しい彼女」
母カツは娘の幸恵を育てるために、たくさんの事を犠牲にしてきた。
すべては娘のため。それはカツの生きがいでもある。
しかし、そんなおせっかいが嫌な幸恵。
ある日、孫のことで二人は
>>続きを読む

怪しい彼女(2014年製作の映画)

4.2

「うるさい婆さんが・・・」
冒頭の口やかましい婆さんのマルスンが強烈。
とにかくうるさい。
あーだ こーだ こーしろ あーしろ。
誰にでもズケズケものを言う。
そんなうるさい婆さんが
ある日突然、若い
>>続きを読む

キューポラのある街(1962年製作の映画)

3.9

「ひたむきな少女に力をもらう」
高度成長期の日本。
埼玉県川口市はキューポラが立ち並ぶ鋳物職人の街。
そこで暮らす中学3年生のジュン。
ジュンの父は働いていた工場が買収されたことで解雇されてしまう。
>>続きを読む

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.3

「昭和20年8月15日」
アメリカに広島、長崎に原爆を投下され、ソ連は約束を破って参戦。
ついに追い込まれた日本はついにポツダム宣言の受諾を決める。
無条件での敗戦の受け入れは、
明治維新以降負けたこ
>>続きを読む

マージン・コール(2011年製作の映画)

3.8

「嵐の直前」
2008年リーマンショック。
あの世界的な金融崩壊が起きるまでの
わずか24時間を描いた話。
ウォール街のある投資銀行で行われた
突然の大量解雇。
解雇された上司から託されたUSBメモリ
>>続きを読む

リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.0

「母との繋がり」
5年前 突然家を飛び出した母からの手紙。
母との思い出。
馬が合わないはずなのに、深いつながりを感じるエピソードの数々。
料理という共通点が時を超えて二人をつないでいる。
馬が合わな
>>続きを読む

リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.0

「自給自足の生活をする女子」
都会の生活に馴染めず故郷の小森に戻ってきたいち子。
何もない田舎の暮らし。
ほとんどのものを自分で作る生活。
ジャムにホールトマトにウスターソースまで。
なんでも自分で作
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.2

「マイノリティに対しての過酷な試練」
同性愛に対して差別と偏見が強く根付いていた1970年代のアメリカ。
実話ベースの映画。
育児放棄された子どもと家族のように暮らすゲイカップル。
歌手になることを夢
>>続きを読む

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.7

「4つのルール」
恋人と破局したフィンランドの青年ペトリが自分に課した4つのルール。
1:自分の持ちモノ全てを倉庫に預ける。
2:1日に1個だけ倉庫から持って来る。
3:1年間、続ける。
4:1年間、
>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

衝撃の実話
ボストンはカトリック信者が多い街。子供の頃から教会に通う人々にとって神父は絶対的な存在。そんな神父の一部の中に児童への性的虐待をしている人がいたとしたら・・しかも、何十人もいて、それが組織
>>続きを読む

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

4.2

感想
①ストリートアートがカッコいい
②アートとは?
③上っ面でも売れちゃう??

①ストリートアートがカッコいい
90年代後半からストリートカルチャーに憧れていたから、
やっぱりメチャクチャカッコい
>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.4

感想
①恐怖政治
②独裁のツケ
③人間は人間

①恐怖政治
スターリンが支配してきたソ連。
恐怖によって支配されていたことがこの映画を通じてよく分かる。
粛清に次ぐ粛清。
反体制派はもちろん、同士であ
>>続きを読む

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.5

感想
①リアルなカラー映像
②近代化された兵器の恐怖
③世間と戦場の乖離

①リアルなカラー映像
とにかく映像がリアル。
白黒の背景、カクカクした兵士や動きが、突然、色鮮やかなで滑らかな動きの映像に切
>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.4

映画「きっとうまくいく」

正直、今のコロナのことや後の経済のことを考えると暗くなっちゃう自分がいる。そんな時、この映画は本当に効く〜。胸を軽く叩き「うまーくいーく」ちょっと変な発音。でもその言葉がと
>>続きを読む

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.3

2020/3/17
アメリカのダウ平均は
史上最大の下げ幅を見せた。
2月につけた史上最高値からの
下落率は31%。
コロナウィルスの終結は見えず 
経済活動の冷え込みを考えると
おそらくまだ下がる
>>続きを読む

ソ満国境 15歳の夏(2015年製作の映画)

3.2

3.11前に見た。
中学生日記的な感じだけど、歴史的にも現代的にもグッと踏み込んでくる印象

東日本大震災から1年後の福島。
仮設住宅で暮らす15歳の敬介は、放送部の作品づくりができないことを仲間たち
>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.1

未知の驚異「ゴジラ」今、このタイミングで見ると自分的には「コロナ」なんだよなぁ

あらすじ
東京湾内で爆発が起こり
アクアラインのトンネルが崩壊。
内閣官房副長官の矢口(長谷川博己)は
巨大な生物の可
>>続きを読む

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.0

国とか民族じゃなくて 個人と個人。
戦争始めたヤツら ふざけんな!

あらすじ
1945年5月、ナチスドイツの占領から解放されたデンマーク。
北海に面する美しい海岸線には
ドイツ軍が埋めた150万もの
>>続きを読む

ハロルドが笑う その日まで(2014年製作の映画)

3.4

ある意味、IKEAの懐の広さを感じた。

あらすじ
ノルウェーで40年以上にわたって
小さな家具店を営んできたハロルド。
高級でクオリティの高い家具にこだわって商売を続けてきたハロルドの店の前に、
>>続きを読む