AtushiMachidaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.5

ベトナム戦争で海兵隊として従軍した戦友が30年ぶりに再会する話。バーを経営しながら酒浸りの生活を送るサルのもとに、ベトナムで苦楽を共にしたドクが訪れる。ドクはサルにお願いし、もう一人の戦友ミュラーのも>>続きを読む

ランボー(1982年製作の映画)

3.5

たまたまTVでやっていた、午後ロードで鑑賞。むかしTVで見たときは、ムキムキ筋肉のスタローンが弾倉を体に巻いてダダダダダッとM60?をブッ放す!!意地悪な保安官をやっつけてイェーイ!みたいな、そんな印>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.3

この映画を見終わった時「私はダニエル ブレイク」というタイトルが強烈に胸に突き刺さった。59歳で心臓病を患い、医師から仕事を止めらるダニエル。働けないんだから、国に援助を求めるのは当然の権利。彼は大工>>続きを読む

ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

3.7

今年、ニキ・ラウダの死が報じられてから、もう一度見たいと思っていた作品。アマプラに追加されていたので鑑賞。

自由奔放で動物的感性に優れたのジェームス・ハント。冷静沈着で正確無比のニキ・ラウダ。まった
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.7

最初に観た時は「?」な部分も多かったけど 町山さんの解説を聞いてだいぶ分かってきた。

ウィンド リバーとはアメリカのワイオミング州にある先住民居留地のこと。零下20~30℃にまで下がる極寒の地で少女
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ポンペイ(2014年製作の映画)

2.2

午後ロードで鑑賞。うーん。ベスピオ火山の大噴火は迫力はあるけど、CG感が強くて入り込めなかった。二人のとってつけたようなラブストーリー感にもうーん。。。。自分にはいまいち。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.7

あのマクドナルドが世界有数の飲食チェーンに拡大したヒミツ。一時期、話題になった「成功はごみ箱の中にある」の著者レイ・クロックの話。合理的で無駄のない厨房。注文を受けてからあっという間に商品を提供するシ>>続きを読む

レスラー(2008年製作の映画)

4.2

80年代の国民的スターだったプロレスラーが20年後もプロレスを続けている話。往年の大スターも今は過去の人。プロレスの報酬だけでは生活は苦しく、スーパーでバイトをしながらどうにか食いつなぐ生活。年齢とと>>続きを読む

グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

3.7

キング牧師が暗殺されてから約50年が経過して初めての映画化されたというのが驚き。キング牧師については女性関係など(FBIの盗聴が良いのかは別として)スキャンダラスな一面が噂されていたのも事実だが、この>>続きを読む

カリートの道(1993年製作の映画)

3.9

まったく違う話だけど、まるでスカーフェイスの続編のような作品に思えた。スカーフェイスではイケイケの野心あふれる若者を演じていたアルパチーノがこの作品ではもうあんな世界は懲り懲りとギャングの世界から抜け>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.0

あるアイルランド系のギャングがマフィアの仕事をはじめてから25年間の実話。むかし見た時のジョー ペシのあの甲高い声とまくしたてるような会話が強烈に残っていた。ていうか、それしか残っていなかった。今回は>>続きを読む

ベテラン(2015年製作の映画)

3.8

スカッと爽快。韓国の財閥の御曹司の横暴をベテラン刑事たちがやっつける。笑いあり アクションあり 何も考えずに楽しめるエンターテインメント。相手がどんなに権力があろうが、悪いことは許さない。芯がびしっと>>続きを読む

ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.9

FBIに何十年も君臨してきた男、フーバー長官の死去。あらゆる手段であらゆるスキャンダルを握り、歴代の権力者たちを恐れさせてきた怪物の死。ここぞとばかりにFBIをわが手中に収めようとするニクソン。そんな>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.3

人間とOS。OSと恋愛。OSと恋愛?なんか怖い!って思う人もいるかもしれない。だけど人間はみんな自我があり、自分を中心に生きている。だから押し付けがあったり、自分を理解してくれなかったりするとがっかり>>続きを読む

ラーメン食いてぇ!(2018年製作の映画)

3.2

高崎が舞台のお話。セリフ回しがくどかったり気になる点はあるけど、時々背景に映る榛名山にホッとする。それから何といっても ラーメンがうまそう。手打ちの麺に透き通ったあっさりスープ。モデルとなった今は無き>>続きを読む

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.6

とても有名な映画だけど、今まで観たこと無かった。一言でいうと バカ映画。バカ万歳。じつにくだらない。バカみたいに車がぶっ潰れます。これでもかっていうくらいの おバカ カーチェイス。そんなおバカ映画だけ>>続きを読む

地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

4.1

ワルキューレの騎行の曲とともに行われる、ヘリ部隊による空襲のシーン。昔見た時、あのシーンが強烈に残っていた。今回 久しぶりに観なおしたがやはり強烈。キルゴア中佐のクレイジーぶりも強烈。誰が一般人で誰が>>続きを読む

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.5

やっぱり名作。昔見た時は、前半のシーンが長いと感じたけど、あの教会はロシア正教のものだし、ロシア系移民の人々がペンシルベニアの鉄鋼の街で肉体労働をしながら貧しくも助け合いながら生きていたのかな?なんて>>続きを読む

一人っ子の国(2019年製作の映画)

3.8

最近まで行われていた 中国での一人っ子政策。あの時代、人口増加の制限を設けなければ多くの人々が飢餓に苦しんだのか?自分にはわからない。でも国策として行った指導が多くの悲劇を生んだことも事実。強制的な人>>続きを読む

全員死刑(2017年製作の映画)

2.8

原作が強烈だったので気になってた作品。ついにプライムに追加されたので、さっそく鑑賞。正直、原作を読んじゃうと、映画の方はうーん…って感じ。実行犯である次男が獄中で書いた手記を元に展開する原作のほうが迫>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.9

20の頃、モヒカンにしたトラビスのポスターを部屋に飾っていた。あの頃は、あの絵が単純にカッコいいと思って貼っていた。久しぶりに観返してみて、こんな結末だったんだっけ?という感じ。若いころは見た目のカッ>>続きを読む

アシュラ(2016年製作の映画)

3.5

メガネをかけたファン ジョンミンが松重豊に見えて仕方なかった。目的のためなら手段を選ばない。市長も検事も刑事も、みんなクズ。お互い、自分の利益のためになりふり構わない姿が、人間らしくて面白かった。血み>>続きを読む

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.7

アフリカから奴隷として連れてこられ、奴隷としてモノとして働かされてきた黒人たち。リンカーンの奴隷解放から100年経っても、州によっては奴隷のような扱いを受けてきた彼らの怒りと悲しみ。白人に対して徹底的>>続きを読む

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.0

冒頭のシーンで、中東系の外国人をバカにしていた若者を見て、老人になったドクスが掴みかかるシーンがある。映画が進んでいくうちに、あのシーンの意味が分かる。朝鮮戦争で故郷を追われ、その時に父と妹とは生き別>>続きを読む

スパイな奴ら(2012年製作の映画)

3.4

「lucky」のイメージでユ・ヘジンを観てたら、ずっと冷酷なままだった(笑)北のスパイが金銭面で南での生活に苦しんでいる姿が面白い。人生で大切なものは国家の維持か?それとも、個人の幸せか?スパイたちの>>続きを読む

俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

3.7

昔、テレビで観たけどぜんぜん覚えてなかった。デニーロとショーン・ペンの言葉を交わさない2人だけの会話がとても感動的だった。それにしても、若き日のデミ・ムーアは美しい。あのハスキーボイスも大好き。

アジョシ(2010年製作の映画)

3.1

ウォンビンの腹筋がすごい。アクション満載。敵が臓器の密売組織という設定はなかなか日本では考えられない。でもアクションが強すぎて 自分的には・・・・

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.0

久しぶりに再鑑賞。サマーみたいな女の子って絶対にいると思う。この映画を観るとやっぱり男の方が女々しくて、女の方がスパッとしてるんだよなぁなんて思う。この映画の好きなところは話が順を追って進むのではなく>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

凄すぎる。smailという曲が頭から離れない。病を抱えながら母親の介護を続ける、心優しいアーサー。世の中の理不尽に容赦なく、これでもかと痛めつけられるアーサー。そして。。。アーサーがなぜジョーカーにな>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.9

ジョーカーを鑑賞する前に観ておこうと思った作品。スコセッシ監督作品のデニーロ期といった印象。キレた感じのデニーロの演技はヤバい。キレているんだけど「タクシードライバー」や「レイジングブル」とはまた違う>>続きを読む

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

3.7

「ラッカ」と聞くと、黒ずくめの衣装を着た男たちが車やトラックに箱乗りし銃や黒い旗を高々と掲げているニュース映像を思い出す。怖いという漠然としたイメージ。でも「ラッカ」という街にはもともと、そこに暮らし>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに観たけど、色々と感じる事があった。

多数の人間を救うためには少数の犠牲は構わないのか?

多数の人間を救うためにはモラルはいらないないの?

そのあたりはドローン爆撃を描いた「アイ インザ
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

2.9

戦闘シーンがドラゴンボール。スーパーサイヤ人のスーパーマンに対してバッドマンは強さはピッコロ的ポジション。それはそれで良いだけど、話が強引にまとめすぎててちょっと‥

ジェシー アイゼンバーグのIT長
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傷だらけのふたり/恋に落ちた男(2014年製作の映画)

3.6

今まで借金取りとして自由に生きてきた男が、ひとりの女にひとめぼれするはなし。口下手で不器用な男のやさしさにグッとくる。細かい部分の演出で少し冷めてしまった部分もあるけど、全体的には良い映画だった。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.9

熱い。熱すぎる。同じ状況なら、お前ならどうすんだ?おまえなら闘えるのか?自分に問いかけた時、宮本の言葉がグサっと胸に刺さる。決してスマートとは言えない、バカ丸出し、感情むき出しの愛に時に笑い、時に涙し>>続きを読む

その怪物(2014年製作の映画)

3.0

なぜテスは殺人マシーンになったのか?兄や母との関係もよく分からないし、登場人物の背景をもう少し知りたかった。でもアクションシーンは凄い!