ハル奮闘篇さんの映画レビュー・感想・評価

ハル奮闘篇

ハル奮闘篇

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.0

【 イーストウッド91歳の〝青さ〟と〝甘さ〟 】

 今年、スピルバーグの「ウェスト・サイド・ストーリー」とともに期待していた外国映画。
 テキサス州。かつてロデオ界のスターだったマイクだが、落馬事故
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

【 集大成だというこの映画は、愛のカタマリなのか 】

 予習のためと思われる旧作のレビューや、早々に観た新作のレビューが僕のTLに流れ始めた頃。
 僕はサムライミ監督3部作だけ観ている。さすが名匠、
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ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

5.0

*こちらのレビューはいろいろあって喫茶店みたいになりました。
 まっとうなレビューを読みに来てくださった方、申し訳ありません。


【原題】「DAWN OF THE DEAD」
【国際題】「ZOMB
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

4.3

【 葛藤する〝ふたり〟 シリーズ最高のラブストーリー 】

「…君を失うことはできない」
「だから私と一緒にはいられないって言うの?」

 映画の序盤、主人公ピーター・パーカーとヒロイン グウェンの会
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男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年製作の映画)

5.0

【 シリーズの魅力がすべて詰まった第15作 】

 子供の頃から、「男はつらいよ」シリーズが大好きです。
 このシリーズはかつて、年2本の新作を公開する「日本のお盆とお正月の風物詩」であり「国民的映画
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.8

【 彼女はさぁ、今の世の中をまっとうに生きてるだけなんだよ 】

 「茜色に焼かれる」は、今日1月7日レンタル開始です。(回し者ではありません)

 正直、好き嫌いの分かれる映画だとは思います。
 ち
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.3

【 2021年日本映画マイ・ベストテン & 変人男女のズレまくる恋 】

 僕の2021年の日本映画ベストテンを紹介させていただきます。

1位「アジアの天使」
石井裕也監督・脚本。日韓のふ
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スーパーマン(1978年製作の映画)

4.3

【 スーパーマン愛のテーマをご存知ですか 】

 時々、思い出したようにこの曲を聴きます。1回聴くと、あまりにも美しいので2回、3回と繰り返しこればかり聴いてしまいます。ご存知でない方に伝えたくて、レ
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

4.5

【 青春をともに歩いた歌手は だれですか 】

 音楽業界の片隅で生きる三人の男女の、全国ツアーの物語。
 インディーズの女性デュオ「ハルレオ」はハル(門脇麦)とレオ(小松菜奈)、そしてローディーのシ
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のど自慢(1999年製作の映画)

4.0

【 おバカな焼き鳥おじさん大友康平の アツいひとこと 】 
 <2021.12.27一部修正>
 
まず能書きを。わたくしハル奮闘篇、ちょっと新しい試みをします。

 僕はレビューを書くときに「その映
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ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

3.8

【 狙撃・逃走・リベンジ・バディ×2 見どころ満載! 】

 初めて「火薬と筋肉を愛する会」に参加させていただきます。ハル奮闘篇です。(ハル)は森田芳光、奮闘篇は寅さんからです。ハルと呼んでください。
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ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

5.0

【 あなたの人生の中から大切な思い出をひとつだけ選んでください 】 

 その映画のチラシには、モノクロの三十人の顔写真が整然と並び、その下に慎ましやかな小さな文字でキャッチコピーが添えられている。
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ブロンコ・ビリー(1980年製作の映画)

4.8

【 行くぜブロンコ=ビッグな男! すてきな仲間をひきつれて 喧嘩と恋を道づれに 広いアメリカ旅から旅へ! 】
 ※さすらい農場さんに教わった封切時のチラシのコピーです

年明けにクリント・イーストウッ
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君が生きた証(2014年製作の映画)

4.8

【 息子の心に寄り添おうとした ひとりの父親の物語 】
 <2021.12.8 修正>

 主人公は、一人の青年の父親。
 演じるのはビリー・クラダップ。「20センチュリーウーマン」も良かった。
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バックコーラスの歌姫たち(2013年製作の映画)

4.0

【その存在のスゴさに気づいたのは「ブルース・ブラザース」!】

 たくさんのバックコーラスの黒人女性シンガーにインタビューする中で、「父が神父だったの」「私もよ」「私も。典型よね」みたいなシーンがあり
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ボディ・ダブル(1984年製作の映画)

4.3

【デ・パルマらしさ炸裂! 「傑作以外」ではベスト!?】

 1980年「殺しのドレス」81年「ミッドナイトクロス」(ともに製作年)の封切の時は高校生でした。
 当時は裸が出てきさえすれば何でもコーフン
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天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

5.0

【上質なロマコメ! 封切時のタイム誌レビューの絶賛っぷりがスゴい】 
<2021.12.1 「デイブ・グルーシンの主題曲をYouTubeで」を追記>

 子供の頃に見たアニメ「トムとジェリー」の「天国
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オーメン(1976年製作の映画)

4.5

【サスペンスフルな面白さ 悪魔が非力な幼児だってところがポイント】

 この映画は展開が面白いし、しっかり怖いです。監督は名手リチャード・ドナー(「スーパーマン」「リーサル・ウェポン」「3人のゴースト
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チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

5.0

【 「アパートの鍵貸します」とチャップリンの代表作に共通すること 】

 Filmarksさんを利用し始めて半月ほど。ここまでレビューを投稿した6本は、いずれも何度か観ている、お気に入りの映画たちです
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

5.0

【オッサンも おかあさんの唄に 涙する】

 数年前のこと。映画好き仲間のOさん(一回りくらい年下かな)に「細田守では何がいちばん好き?」と聞かれました。
 彼は、いつもアツい映画を語りあう相手の僕が
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

【一番ツラいときを支えてくれた みんなで拳を突き上げる映画】

「ボヘミアン・ラプソディ」、劇場公開からもう3年になるんですねぇ(しみじみ)。

公開時、この映画には、本当に救われたのです。

当時は
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アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

4.8

【人を信じられない彼と彼女 ラスト5分で世界は変わるか?】

「ニューヨークを拠点とする映画作家、ハル・ハートリー」。
なんか、こう書くだけでカッコ良すぎて、こっちが照れてしまう。
この映画は1989
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シンプル・プラン(1998年製作の映画)

4.5

【そして、みんな静かに狂っていく】 

 アメリカの雪深い田舎街。いかにも閉塞感がある。
 ある夜、兄弟と悪友の3人が森の奥で、墜落して雪に埋もれたセスナ機を発見します。機内にはパイロットの死体と(日
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

5.0

【同じような窮屈を だれもが感じているのかも】

 高校時代に、多かれ少なかれ誰もが持っていただろう、ヒリヒリした感覚。漠然とした孤独感や、将来への不安。僕のようなオッサンでさえ、「そう言えばあの頃は
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

5.0

【誠実に生きている人は幸せになれる そう信じられる】
<2021.11.21 「ラスト5分間の奇跡」について追記>

 映画が好きになり始めた小4のときにテレビで見て大感激!
 子供ながらに「誠実
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