おーたむさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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メメント(2000年製作の映画)

4.0

インターステラー、インセプションと観て面白かったので、ノーラン監督作品を視聴。
構成が独特なのは知ってて、それが作品の面白さにどう寄与していくのか楽しみだったけど、よかったです。
この監督さんは、観客
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用心棒(1961年製作の映画)

4.7

自身3作目の黒澤映画を視聴。
評価の高いものを選んで見てるので当然ですが、面白かったです。

荒涼としてて、殺伐としてるけど、からっと乾いてて、重苦しくなく見ていられる感じ。
犬には唖然としましたが、
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ただ、君を愛してる(2006年製作の映画)

4.2

宮崎あおいのキラキラを、かくも鮮やかに映し出したという点だけでも、この作品に価値はあると思います。
人を好きになることの素晴らしさや美しさを、奇をてらわずストレートに描いてあって、好感。
設定がストー
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.6

グロいの評判は聞いていたので、逆にグロいとは感じませんでした。
軽快な台詞回しには楽しませてもらいましたが、それ以外に同ジャンル作品と比べて魅力的な部分があったかといえば、疑問符。
平均的なヒーロー(
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.6

黒澤明二本目。
やはり面白かったです。
特に、脱出劇が始まってからは、全て見せ場ってぐらいに楽しかった。

言うことを聞かない百姓二人に、これまた難物の雪姫という足枷をつけられながら、知略と武力で敵方
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.4

これもSFの傑作との評を聞き、いそいそと視聴。
GHOST IN THE SHELLに影響を与えたとも聞いてて、楽しみにしていました。
はたして、評判に違わぬ、高品質の作品でした。

これは、世界観を
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NOEL ノエル(2004年製作の映画)

3.0

クリスマスムービーとして。
なんだかちょっとぼんやりした印象でした。
困難の中にいる人々が、奇跡によってちょっとした救いを得るという筋は手堅いので、まあ、クリスマスムービーですね。

俺物語!!(2015年製作の映画)

3.1

原作は読了しているので、実写化がどんなものだろうと思って、見てみました。
もちろんハッピーエンドで終わるので、後味悪くはないですが、「少女漫画原作作品」のジャンルを超えるような作品ではありませんね。
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クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

3.5

クリスマスムービーで。
クリスマスにオムニバスは好相性だし家族ものだし、そんなにハズレではないだろうと、手に取りました。

まあ、思ったくらいの映画でしたかね。
奇跡の日の話にご都合主義とかは野暮なの
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羅生門(1950年製作の映画)

4.6

私にとって初めての黒澤作品は、この羅生門でした。
後に他の黒澤作品を見てみて、この作品が相当な変化球だったことに気づくわけですが、初視聴後は単純に、おもしろかったなと感じたことを覚えています。

いわ
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武士の献立(2013年製作の映画)

2.9

題材が面白そうだなーと思い、手を伸ばしてみましたが、期待が高すぎたようで…。
つとめに興味のない包丁侍を、その妻が内助の功をもって開花させるという筋は、よかったと思うのですが。
スケールが小規模にとど
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ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.6

バーターでレンタル。
法廷ものならハズレはないはずと、選んでみました。
被告人の記憶が曖昧だということも手伝ってか、この手のジャンルにまず求められる緊張感は、終盤まで保たれていたと思います。
ただ、見
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.2

私にとって、初イーストウッド監督作品でした。
面白くならないわけがない題材だと思って見ていましたが、きちんと面白い作品でした。

変なひねりのない、ストレートな作品という印象です。
マンデラは穏やかで
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ビリギャル(2015年製作の映画)

3.0

大雑把に言うと、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」です。
サクセスストーリーなりの面白さはあります。
出来すぎ感は、実話であるという点が、和らげてくれてます。
が、
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小野寺の弟・小野寺の姉(2014年製作の映画)

2.8

日常系のほっこりした話を期待して、微妙な肩透かしを食ったような感覚。
作品の志向する方向が贅沢なのか半端なのかわかりませんが、雰囲気を楽しむ映画にも、ストーリーで魅せる映画にも、なり損ねた印象です。
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.2

マーベルだけでなくDCも見たかったので、まずはスーパーマンを。

明朗快活なヒーローというイメージで見始めたので、面喰らいました。
このシリアスなテイストは、はたして図に当たっていたのかどうか。
自分
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チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年製作の映画)

2.0

ジョニー・デップという点のみで手に取った作品でしたが、自分の感性には合わない映画でした。
恐らくコメディだと思うのですが、終始上すべり気味で、全く心に引っ掛かって来ず。
「ああいう感じ」のデップだけ見
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

テレビで取り上げられてたのを見て、見てみたいなと興味をそそられ、視聴。
やはり良かったです。

個人的に面白いと思ったのは、盛り上がりが中盤に持ってきてあるところですね。
見ていて最も爽快だったのは、
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.5

野球を観るのは好きなので、興味を持ってレンタル。
大まかに知っている事象についてだったので、新鮮さは感じませんでしたが、常道を外れた者のサクセスストーリーは手堅い面白さがあるなーとは思わされました。
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.0

目当ての映画のバーターでレンタル。
予備知識全く無しで見ていましたが、リーマンショック関連のノンフィクションだったんですね。
主要人物たちの成功が、世界的な金融不況によってもたらされるわけなので、最後
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

2.9

マーベル・シネマティック・ユニバース視聴の流れで。
ハルクがどういうヒーローかは承知しつつも、やはりシリーズの作品の中では、地味さが目立っているように思えます。
ノートンやティム・ロスの無駄遣い…とは
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.5

話は普通というか、「ハリウッドアクション」と聞いてイメージできる流れです。
ただ、トム・クルーズ×キャメロン・ディアスというキャストが、世界各地でハリウッドアクションしてる画面は、えらく華やか。
妙な
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.9

ラブロマンスを見たいなと思い、特集コーナーが設置してあった中からレンタル。
まずまず良かったです。

老いた男が女に聞かせる形式と、すなわちそれは、生涯連れ添った男女の話だという点は、特徴的ではありま
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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

2.5

うーん。個人的には、リリー・コリンズ以外に特筆するもののない作品でした。
家族各人のエピソードがどれも浅いように感じられてしまい、引き付けられるところまで行きませんでしたね。
まあ、ビターな味わいもあ
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.3

映画館で視聴。
楽しい娯楽作品でした。

現実に魔法や魔法生物を見たことがない人なら、ビジュアルだけでも一定程度は楽しめそう。
ハリー・ポッターの第一作よりは、全年齢対応って感じです。満足。

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