しょしょしょさんの映画レビュー・感想・評価

しょしょしょ

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映画(784)
ドラマ(2)

哀愁(1940年製作の映画)

4.2

「哀愁」なんて言葉じゃ足りない。重苦しい悲恋。運命のイタズラに翻弄され、すれ違う2人。

後半ヴィヴィアンリーの視線が現実の先の空白を見つめ焦点が合っていない様子。目の前に愛する人がいるのにあの出来事
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.8

「凄い」とりあえず感想として最初に出てくるのは凄かった。本当に凄かった。

スペクタクルな場面を随所に盛り込んで、華麗かつ壮大なスケールで描かれた令嬢スカーレットの奔放な生き方とロマンス。
栄光と失意
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ガス燈(1944年製作の映画)

3.8

新婚生活を踏みにじるやつは許さない!

正気を失うよう仕向けられた嫌がらせ、奇妙なハプニングが次々と新婚妻を襲い、
精神的に追い込まれ自分を失うイングリッドバーグマンが日々狂っていく。
バーグマンの次
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.7

《Oh My God》
こういうストーリーだったのか!なんか意外だったな。
観る前はパッケージからハイスクールミュージカルのシャーペイ的なイメージで、学園内で盛り上がるgirls⤴︎ ⤴
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

4.1

息をのむほど美しいとはこの事、映画史に残るミュージカル。

エレガンスとは一朝一夕に培われるものではない、日々の努力もさることながら持って生まれた性質によるところも多い、序盤の訛ってた頃からうわべでは
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失われた週末(1945年製作の映画)

3.6

アルコール中毒者のアルコール渦から抜け出せないもろさと異常心理をワイルダー監督の抜群の描写力でその不安さと絶望を表現している・・・にも関わらずアルコール摂取したくなる!!途中から自分まで我慢出来なくな>>続きを読む

真昼の死闘(1970年製作の映画)

3.5

イーストウッドとマクレーンの異色すぎるコンビ!この2人の共演ってだけでもう好き。

年代的にはレオーネ三部作のすぐ後で、イーストウッドのウエスタンはもうお馴染みだったけど、その世界観にマクレーンが入る
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.8

こんなコッテコテなロマンスの始まり方でそんなのあり?って感じだけど、それでいいんです、そこがいいんです。

ヒューグラントがヘナチョコなんだけど、やる事ちゃんとやってくれるバランスがめっちゃ良かった。
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ニノチカ(1939年製作の映画)

3.7

資本主義のアメリカと社会主義のソ連とのカルチャーギャップを風刺喜劇に仕立て上げ、舞台パリ。宝石の売却を巡ってゴタゴタしてるうちに、異変を察したソ連は同志ニノチカをパリへ派遣する・・・
満を持してニノチ
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.7

星に願いを、見えないだけで2級天使はいつもあなたのそばにいるかも。

肝心なもんは見えないし触れない、なんとなく過ごす、ごく普通な毎日を重ねるうちに今日の喜びが霞んでく。
不幸とは幸せだと気付けない事
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

4.0

暗くなるまで待ってってそういうことか。
「スージーか?」
「いいえ、バットマンよ」
の伏線をちゃんと回収。
暗闇のシーンはもっと長い方が面白かったな。
おふざけもロマンスも無しな本格的なサスペンス。話
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七年目の浮気(1955年製作の映画)

4.5

これもめっちゃ好きだ〜、
既婚者男性の悪徳と美徳の間悩む愛すべき負け犬具合、家族は帰ってこないのに被害妄想だけが膨らんでく。
理性が吹っ飛ぶような隣人と出会えるアパートに住みたい!
ポテチとシャンパン
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あなただけ今晩は(1963年製作の映画)

3.9

余談ですが、
男ってそういうもんなんです。
伝えられなかったのは思いが足りないせいじゃなくて、伝えたい事が多すぎるから。
ロマンスが不完全燃焼だったけど、そういうもんなんです。

余談ですが、
ちょい
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.1

ダンケルクと合わせて観てるべき1本。
ダンケルク(ダイナモ作戦)の裏側、チャーチルの首相就任から作戦実行までの表側。
半分歴史の勉強、重厚な映像にテンポの良いカットでめちゃくちゃ分かりやすかった。
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.7

ほんわかムードの雰囲気映画かと思いきや・・・
人類が地球のヒエラルキーの頂上から落ちる時はどんな時かと考える。
理解を超える存在が現れた時か、科学をもってしても敵わない力を持つものが現れた時か、あるい
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

3.6

スコセッシで唯一?のファミリー向け作品。ガッツリ子供向けって訳では無かった。子供の時これを見てたら面白いかって言われたら多分面白くない笑
というか、テーマの映画愛を子供はたぶん理解できないと思う。
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デジャヴ(2006年製作の映画)

3.8

TENETを観る前にこの作品まで予習出来た人羨ましい。そうです、デンゼル主演、過去と現在をめぐるタイムワープ系。

あれこの、自分がどの時間軸にいるのかなんだかわからなくなる時がある感覚、どこかで・・
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.7

脳がめちゃくちゃ気持ちよかった。

この映像と音響と時間の相乗効果は、映画館で最大限魅力を発揮される、映画館で観なきゃテネットを観たとは言えないと言い切ってもいいくらい。
やっぱ映画は映画館だよ。
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プレステージ(2006年製作の映画)

4.2

主人公2人のマジシャンの争い。マジックのトリックの中で魅せるノーラン特有の遊び。

マジックは3つのパートで成り立っている。最初のパートは「確認」、なんでもないものを見せる、タネも仕掛けもないと。だが
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.7

陸海空に1週間、1日、1時間を加えたセクステット。
3つの時間軸と3視点が収束するノーラン的映像体験。

泥臭さも惨い戦闘も少なく他の戦争映画とは一線を画す、3つの場面を交差する構成なのでいわゆる主人
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

3.9

上の世代のツケを清算するのはいつも下の世代に。

大戦当時ナチスドイツは人類史で最もと言っても過言ではない負の遺産を残したけど、それによってドイツ人を憎み恨むのは違う。って言ってる自分が部外者目線過ぎ
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.7

どこからともなく聞こえた音色で争いが終わる、そんなファンタジーは無い。
モノクロの鍵盤 廃墟立ち並ぶ線の上
身を隠した部屋にはピアノ、踊る弾く手に静けさのみが響く。

当たり前に戦場はピアノを弾ける
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.6

あの時代は…って言っていられる今が幸せだと忘れてる。

あの頃 生きた時代に、暮らしに 、戦争がそこにあっただけ。恨むわけでもなく日常のただそこにあっただけ。
雨が屋根を打つように、夕方の音色が響く
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地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

3.7

フォードコッポラが描くベトナム戦争。
Filmarksのキャスト欄にマーロン・ブランドの名前が1番上にあるからてっきり主役かと思ったら、中々出てこなくてだいぶ焦らされた。

舞台はベトナムのジャングル
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.4

3時間あまりの長丁場を3部構成のスタイルでまとめてあり、その中でも第1部が半端なく良かった。どんくらいいいかって前半パートだけでギャング映画に仕立てて完結させていいくらい面白かった。
BARで「Can
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.2

大人も子供の時のように“ごめんなさい”で仲直り出来る世界ならどれだけいいかって。

純粋さがいつも正しい訳じゃないけど、
友達になるのに理由はいらないし。
大人の世界では柵があったら内と外を決めたがる
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.7

デヴィッドボウイ、ビートたけし、坂本龍一という異色のキャストが揃った奇跡。

出演だけでなく音楽も坂本龍一。
捕虜収容所の残虐さに反し坂本龍一の音楽が幻想的でこのミスマッチな感じが他の戦争映画には無い
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.5

そのコインには裏がある。
どちらか表と決めれば残る一方は裏、
裏が表でもあり 表が裏でもある…

父親たちの星条旗とリンクするシーンだったり同じ場面の目線違いが各所にあって、表裏一体。

二宮くんの役
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.6

硫黄島の手紙は有名だから名前は知ってたけど2部作でアメリカ目線があるのは知らなかった。

“今”と戦場を行ったり来たりする構成だからか、独特の緊張感みたいなのがいちいち途切れるのはあんま好きじゃなかっ
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フューリー(2014年製作の映画)

3.8

ドイツ女と食事するシーンはブラピがひたすらにかっこいい。
師弟の絆に比例してく新兵の戦争に対する心境の変化。

2020.295

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.8

分からん、分からん。
今、この時代を生きてる限り絶対に分からない。
彼らを何がそこまで突き動かすのか。

2020.294

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.8

時間の長さを感じなかった。
ライアン目線の話かと思ったら違った。

戦場のリアリティな臨場感と恐怖がダイレクトに伝わってきた冒頭の上陸作戦のシーン、次々と倒れていく兵士や瀕死で泣き叫ぶ描写は視覚的にも
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.8

ベトナム戦争。
アメリカ正義のような単純さは無く、軍の非人間性と恐怖や絶望、狂気な日々の残酷さ。また徴兵される若者達が、貧困層や黒人ばかりである事。

野生の動物が死体の横を通る、戦争の無意味さが際立
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突撃(1957年製作の映画)

3.8

第一次世界大戦、フランス。
「西部戦線異状なし」における前線の戦闘とほぼ変わらぬ状況がフランス側から描かれていて、数百メートルを奪うために数万の命が落とされている悲惨さ。
ただ、今作は不条理な戦争への
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

4.0

第一次世界大戦、ドイツ。
ただ生々しく戦争のヒロイズムは欠けらも無い、最前線は無意味な死が日常化し、兵士は消耗品として投入される。ひたすら塹壕から塹壕への一進一退の泥まみれの攻防が戦争のリアルな不条理
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.7

思ってた話と180度違った。

出逢うべくして出会った2人?それは…

2020.289

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