興奮が部屋にも伝わり、滝のように天井から水が流れ出し、段々と水が赤く染まっていくのが良い
こんなにサイコパスが沢山出てくるのに一番ゾクっとした演技が黒木華の命乞い
顔と顔の連なり。
ショト外から奇襲のように顔や物がやってくる。
近づいては遠ざかる。
吹き抜けたと思うと窮屈に。
霧、方向感覚を狂わせる土地、そして巨大建造物。
踊り子ってだけでそんなに貶められるのか。貴族の考えはよく分からない。
ブレッソンらしい演出が確立する前の普通のフランス映画だった。
でも、車を何度もバックさせ、車窓から何度も主人公の女性が見えるシー>>続きを読む
凄まじい映画。
好き嫌いはっきり分かれると思うけど、さっちゃんが出てくる場面はどれも名シーンだというのは否定できないはず。
めちゃくちゃジブリ映画で見たことあるようなシーンが登場する。宮崎駿がこの映画をめっちゃ好きだったことが分かる。
城のデザインとかもろカリオストロの城。城の滑る屋根など地味な動きにスリリングさがあって>>続きを読む
カメラもストーリーもあちこち駆け回って、ドタバタし続けている。
「怒り」って面白い。
毎度のことながらドキドキハラハラする。
伝記ものだから結末が分かってるのに先の展開がどうなるか分からない。
ただ正しいことをしているだけの普通の人間による英雄譚。
重厚感あるずっしりした王道のアメリカ映画で良かった。