彼方むかうさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

双生児 GEMINI(1999年製作の映画)

4.0

カメラワーク、音楽、身体の動き、美術、全てが不気味

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.9

「このカメラは誰目線なんだよ」というモヤモヤ感が終始あるのが嫌だったけど、それを臨場感が凌駕してる。

クレイジージャーニーの神回

セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

終盤にかけての突き抜け方が良い。

正直、序盤からどうしようもない奴らしか出てこなくて、地下水道の大パニックシーンで人が殺されていくのを見ながら、「どうせならこのまま全人類殺してくれ!」と思ってたから
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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.3

邦画は「空白」の時間をカメラに納めて映画に昇華する術を知っている。
日本人特有の感性と風土が織りなす空間では、時は緩やかに流れるし、静かでありながら耳を澄ませばとてもうるさい。
この映画は、時間の流れ
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.7

哀愁を帯びた理想郷、ユーゴスラビア。その崩壊した夢の残り香は、まるで霧のように物語の背景に漂い続ける。監督の胸に秘めた熱い政治思想は、陽気な役者たちの奔放な演技と、色鮮やかなファンタジー要素に巧みに包>>続きを読む

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

4.4

最高と言うしかない!

ラリーを重ねるたび、ボールは重みを纏っていく。
コートを往来する度に深まる物語は、加速するのに対し、映像はスローモーションがかかる。
絶えずリズムを刻む音楽は心臓と共鳴。

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リーサル・ウェポン(1987年製作の映画)

3.7

女性の裸、おじさんの裸、マッチョの裸、銃!銃!爆発!80年代ヒャッハー!!!