accelcinemaさんの映画レビュー・感想・評価

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抱きしめたい(1978年製作の映画)

3.5

ロバート・ゼメキス監督の長編デビュー作。
ビートルズを一目見たいと奮闘する3人の女性ファンを描いたドタバタコメディ。

まさに狂おしいほど熱狂的なファンに囲まれるビートルズ。当時の人気ぶりが伺える。
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(1990年製作の映画)

3.6

「こんな夢を見た」で始まる8つのエピソードが綴られたオムニバス形式の黒澤明監督作品。

日本の色彩豊かな風景、
怖い夢をそのまま映像にしたような恐ろしい光景、
どれもとにかく魅入ってしまう。


“マ
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.8

母親に対して強烈な嫌がらせばかりする息子。
母は、精神的苦痛を抱えながらも、なんとか普通の暮らしをしようと振る舞う。

過去と現在を行き来しながら描かれ、なんでこんなことに?とわからないまま進んでいく
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

キャストが完成版を観たのが10日前らしい!
初めて舞台挨拶生中継をみたけど、ワクワクしながら映画本編に入れるのはとてもよかった!

唐突なスタート。
あれ、そっからなん!もう変身して逃げてるやん!
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スモール・ソルジャーズ(1998年製作の映画)

3.4

軍用チップが搭載された兵隊おもちゃが人間を襲う!

トイ・ストーリーの実写版かと思いきや、リアルに釘やら火炎放射やらで人間に勝負を挑むハイスペック玩具の猛攻。ちょいホラーかも!


キルスティン・ダン
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.3

めちゃめちゃ好きなイップ・マンシリーズの4作目であり集大成。

ドニー・イェンの静かなる強さが本当にかっこいい。落ち着きすぎて簡単そうに見えるから、憧れちゃうなぁ。


少林サッカーのゴールキーパーで
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

妻が唐突に家出。

仕事ばかりで、家事も育児も妻に任せきっていた夫は、急遽一人息子と二人三脚で生活することに。

フレンチトースト作りは手こずるし、
息子は母が恋しそうだし
それでも仕事がんばらないと
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

カオスとはこれです。
辞書にそう記してください。


コインランドリー店員のおばちゃんが、違う次元の自分から力を引き出して戦う。
設定が面白くて、戦いをもっと見たい!という気持ちだったが、ストーリー的
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ジャングル・ブック(1967年製作の映画)

3.3

捨て子だったモーグリは、オオカミ一家と共にジャングルで育ったが、人間嫌いのトラに狙われないうちに人間の村に返そうと動物たちが思索する。

絵本をそのまま映画にしたようなファンタジーでコミカルな動物たち
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.2

いい映画に思いがけず出会ったとき、言葉にできない心地良さが全身を包み込む。


1980年代の映画館「エンパイア劇場」を舞台に、様々な困難を抱えながらも希望を持って生きていく人間ドラマが描かれる。
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バビロン(2021年製作の映画)

3.7

セクシーな映像と音楽と色彩で始まり、
なんだこのカオスな映画は!
とワクワク全開のスタートダッシュ。

おっぱいどころじゃない。
あれもこれも見えまくりです。

1920年代のハリウッドを舞台に、映画
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.8

アリめっちゃすごいんやけど!
そしておじいちゃんがめっちゃかっこいいんやけど!
よくよく考えたら家族みんなに見せ場があって、よくできてたなぁ。

ユーモアがシンプルに面白かった。
好きなキャラが何体も
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コレクター(1997年製作の映画)

3.4

姪のために、管轄外の刑事が東奔西走する話。

モーガン・フリーマンが叔父なら人生何も心配することないのに。

怒り(2016年製作の映画)

4.4

言葉が出ないほどすごい映画だった。

1人の人間が、因果関係のない人たちの関係までも崩壊させていく。怒りが怒りへと連鎖し、強い悲しみと後悔に姿を変える。
どうしようもない無力さをどう消化すればいいのか
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.5

はたから見ればただの会計士。
実際は裏社会の帳簿を仕切るコンサルタントで、戦闘能力は最強、しかも命中率100%のスナイパーって何者?!

自閉症ならではのこだわりが作品によく投影されているが、全体的に
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.2

めためためためたおもろいです👏👏
皮肉たっぷりのジョークも、ホームアローン顔負けの仕掛けも、タッカーとデイルみたいなバイオレンスアクションもどれも最高!

良い子にしていれば、サンタさんは本当にきます
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.5

警官の夫と美容師の妻が、結婚15周年記念ヨーロッパ旅行中、意気投合した富豪に招待された船上パーティーで殺人事件がおき、容疑者にされてしまう。

ミステリーとして面白く、ラストは怒涛の展開!
アダム・サ
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ビリギャル(2015年製作の映画)

3.8

受験生のみなさん、
勉強お疲れ様です。

家庭環境、経済面、障害や病気、
課題や特性、目標はそれぞれだと思います。
それを踏まえた努力も人それぞれです。
それでも、個別の苦労をわかってるくれる人は、社
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100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

1.8

死ぬまで残り何日ってカウントダウンされていくワニくんの運命を、Twitterでリアルタイムに見てた僕には、それを超える感動がありませんでした。

前半は総集編みたいで懐かしかったです。
後半のカエルは
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.7

ディズニー作品とはまた違った心温まる物語。

テーマは父と子。そして生と死。

人は完璧じゃない。
ミスをするし、怒ることもある。
大切な人と出会い
愛することができたのなら
永遠の命なんてない。
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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

4.1

「ロミオとジュリエット」のロミオは、実は
作者であるシェイクスピア本人がモデル?!

とてもドキドキしました。喜劇ベースだけど、ロマンス色の濃い作品。
身分の違う男女の恋模様を、演劇のシナリオとしても
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

ウェス・アンダーソン監督作品が苦手な僕でも面白かったです!

サスペンス色が濃く、物語に一貫性があるのと、ある程度色んな作品観てきたので、常連メンバーがいつ出てくるのかというワクワクがありました。
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ローマでアモーレ(2012年製作の映画)

4.0

ローマを舞台に、4組の男女の恋模様が描かれる群像劇。ウディ・アレンが監督・出演、他にも超豪華なキャスト、気分が勝手にあがる陽気な音楽、めっちゃよかった。シャワーのとこが個人的にツボです。

浮気は本当
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

羊ではない何かを我が子のように育てる羊飼いの夫婦。ほかの登場人物は夫の弟くらいのシンプルで静かな作品。ところが、色んな伏線を前やら後やらに表現し、あの異様なラストを迎える。


多くを語られないので、
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.9

アニメ監督が初監督作品を世に出す過程で抱える多数の悩み。人間関係、仕事の内容、ストレス、世間の評価、数字。


目的がわからないのにやらないといけないことってすごい嫌。目的とかやりがいの大切さを改めて
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トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合(2006年製作の映画)

3.2

さすがに庇い切れないやらかしを数多くしながらも、新婚夫婦にとってかけがえの無い存在となっていく居候のデュプリー。

デュプリーもしんどいが、正直新郎に対する義父の嫌がらせの方がしんどいのに、結末はあっ
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

牧場主のフィルは、弟の新妻と連れ子のピーターを冷遇していたが、とある秘密をピーターにつかまれ、態度を変えていく。

西部劇なのに銃を使うことなく幕切れする今作は、落ち着きの中にじわじわくる驚きがある。
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

2023年映画館初めしてきました。
DOLBY cinemaで鑑賞。
半端なかったです。
劇場で観られて本当によかった。

めちゃめちゃ面白いです。
3時間があっという間。
前半はアトラクションのよう
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.8

夏休みに従姉の住む玻璃ヶ浦に1人でやってきた恭平くん。
従姉家族が経営する旅館の宿泊客である湯川先生に興味津々。
一緒に実験をしたり調査をしたりしたのであります。
叔父さんとも一緒に花火をしたよ!
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フォー・ルームス(1995年製作の映画)

3.6

舞台は大晦日のとあるホテル。
新人ベルーボーイが4つの部屋で珍事件に巻き込まれるオムニバス形式の作品。

4話目はタランティーノも出演し、らしさ全開の演出で面白い。
1話目でおっぱい出たり、2話目が盛
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デストイレ(2018年製作の映画)

1.0

54分の地獄にあなたは耐えられるか。
スマホで撮られたであろう今作は、
映画とは思えないクオリティの低さ。

おっさんの長時間アップ
謎の途中休憩
YouTubeでよく聞くBGM
ひどい炎の演出
オナ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.2

豪華キャストで絶望的につまらない2時間。

いらないキスシーン、
なぜか繰り返す下ネタ、
不必要なスローモーション、
いかにもなCGのクオリティ、
いくつかある「あの人しかいない」的な表現がわくわくし
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クライ・ベイビー(1990年製作の映画)

3.4

ジョニーデップ初主演で、異質のミュージカル映画。
癖の強すぎるキャラクターたちと、なんでもありのストーリーは1周まわった面白さ。

全員が濃厚なディープキスしてるカオスな空間と、ジョニーデップのおやす
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クレイジー・ハート(2009年製作の映画)

3.8

ジェフ・ブリッジスがアカデミー賞主演男優賞を受賞した本作は、落ち目のカントリーミュージシャンが、酒や金や女に没頭していた自分を、不器用ながらも変えていこうと奮起する“渋い男の生き様”を描いた作品。>>続きを読む

チャンス(1979年製作の映画)

3.8

外の世界を知らない庭師の「チャンス」。
テレビ漬けの日々を送っていた彼は、字も書けないし読めない。庭のことならとても詳しいが。

屋敷の主人が急逝し住処がなくなり、行き場もなく彷徨う。そんな中、巡り巡
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ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

ウェスアンダーソン監督作かのような作品で、ウェス・アンダーソン作品が苦手な私としてはあんまり楽しめなかった。

大好きなサム・ロックウェルだけど、話題にならない理由も納得の中身。
舞台監督の殺害を操作
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