ayaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.1

ガチャガチャしていなくて集中して観られる空気感が良かった。生活の音が大きい整音し過ぎないような雰囲気、最初は気になったけどだんだん面白く感じた。
子どもが生まれたからといって、親に急になれないというこ
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アムステルダム(2022年製作の映画)

2.5

『アメリカン・ハッスル』を観た時にも思った通り、デヴィッド・O・ラッセルとは相性が悪そう。驚くほどの豪華キャストで面白くなりそうなのにちっともピンとこない。今作は歴史の知識があればもう少し楽しめたのか>>続きを読む

ボヴァリー夫人(2014年製作の映画)

2.5

何度も映画化されている作品だから期待値が上がった分、ただの不倫の話で拍子抜け。ボヴァリー夫人は頭の悪い女という感じで話に深みもなく。
ミア・ワシコウスカは相変わらず可愛い。エズラ・ミラーも輪郭のわかり
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.9

驚くほど共感するところがあり、自分のことをあれこれ考えてしまって物語に集中できなくなるくらいだった。なんだか諭されているような部分もあって、確認したくて翌日にまた観た。
自分も含め、私の周りにはユリヤ
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

同性愛者なのに異性と結婚して子供を産むことができるのがすごいと思ってしまったが、そうするしかない国柄と時代だったのだと思い直した。もちろん違う選択もできるが、茨の道だとしたら。自分は今とても幸せな環境>>続きを読む

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

2.5

監督の前作『コロンバス』と同じ感想。観るタイミングが違えばもっと好きだったかも。でももしかしたら全く好きじゃないような気もした。もう少し理性的、理論的な部分がある方が自分は好きなのかもしれない。でも、>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.2

ツボを押さえているというか、ヒットさせるテクニックのようなものを感じて、それが心地良かった。心に残るシーンがいくつもある。怖さ、不気味さ、グロさ加減が大変うまい。ケイディがもっともっとミーガンに心酔、>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

子供向けと思っていたけどそんなことなく面白かった。2Dのゲームをしていた大人の方が楽しめる気も。任天堂愛がいっぱいだった。マリオがあの独特の走り方してるのが可愛くて少し泣けた。クッパ城かっこ良かった。>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

1.9

私はこの作品をかっこ良いと思う感性を持ち合わせていなかった。すごくつまらないというわけでもないけど。リドリー・スコットが日本で撮影した作品、と楽しみに観たら結構がっかりな内容だった。
時代の変化、技術
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ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~(2004年製作の映画)

2.1

キャラクターデザインは悪くないし、ルパン一味が仲良くみんな出番もたっぷり、ヒロインもでしゃばり過ぎずだけどストーリーはいまいち盛り上がらなかった。テンポと脚本が悪くてキャラの魅力が出ていないような。も>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

3.2

見応えがあった。なんだろうこのずっしり感。バリー・コーガンやっぱり好きだ。彼の表情からのタイトルインがとにかく最高。そこがピークだった感はある。
演出は好きじゃないところがちらほらあるけど気味の悪さが
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ファゾム 海に響く音(2021年製作の映画)

1.9

クジラについて知りたいという思いで観るときっと物足りないけど、綺麗な海とクジラの歌をのんびり聴いているのは心地良かった。好きなことをして生きるのは理想だ。自然の中で生命を感じた時、日頃の悩みが一瞬でも>>続きを読む

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

2.3

劇場版だからか感動させよう、の部分はあまりのれないんだけど普段通りのキャラたちはやっぱり面白い。酔っ払って顔真っ赤なヒロシと友蔵最高。まる子にヒジでグリグリーってするのとか。なるべく面倒なことを押しつ>>続きを読む

65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

2.4

脚本が悪いのか、とにかくストーリーに魅力がない。せっかくアダム・ドライバーなのにもったいないと思ってしまう内容。ジュラシック・パークはあんなに面白いのになんでかなぁと考えながら観るはめに。
設定が微妙
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キング・オブ・クローン(2023年製作の映画)

1.7

全て想像の範囲内というか、内容薄くて物足りない。
研究結果の捏造や研究自体を進めていなかったとしたら罪だけど、卵子提供を募るのはそんなに悪いことなのかな。“自然の摂理に反している”みたいな感覚よりもっ
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リマスター ボブ・マーリー(2018年製作の映画)

2.5

政治絡みの部分をきっとわかりやすく描いているんだろうけど、それでも構図が掴みきれなかった。
影響力が大きいと敵も増えるのはわかる。そこに殺人が絡んでくるのはわかるようでわからない。
誰かを殺すしかない
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クロニクル(2012年製作の映画)

2.6

ありそうでなかった雰囲気でなかなか。でも、POVである必要があまりなかったような。
後半ヒーローものみたいにドッカンドッカンになって、もう少し渋い展開を期待していたのでちょっと残念だった。
デイン・デ
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チィファの手紙(2018年製作の映画)

2.0

始まってしばらくして、これ前に観たっけと思ったら『ラストレター』と同じ原作だった。同じ監督が国を変えて2作つくるってすごい。
『ラストレター』同様、全く好みではなかった。夢みがちな展開と現実感のバラン
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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

2.7

監督の前作『心と体と』と同じく、なんともいえない男女の関係。まどろっこしく感じたり変な駆け引きにイライラしたり、でも妙にリアルだったりで面白かった。
レア・セドゥとハイス・ナバー、とても良かった。ハイ
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

1.7

伝えたいことやバランスを考慮してこれぐらいの雰囲気で製作したのかと思うけど、過酷さや悲惨さが伝わってこなくて、感情が動かなかった。
最初の離れ離れになるところ、旦那の状況もわかりにくいし、なぜもっと必
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

2.5

特別良いところも悪いところもなく。テンポ良くて楽しめた。チームだといつも頭脳担当に惹かれる。
ジェイソン・ステイサムのキレのある回転ブン殴りかっこ良かった。

恋人まで1%(2014年製作の映画)

2.2

下品でおバカな話かと思いきや微妙に良い話にしようとしている感が好みではなかった。キャストはそれぞれ良いところもあったけど、脚本が悪いのかストーリーの散漫さが残念。
ヘコんだ時に友達とアイス食べながらお
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(2023年製作の映画)

2.0

茶番というか、コントというか。どういう心持ちで臨んだら楽しめただろうか。
まずタイトルが斬られてペローンってなる演出で「ダサッ」ってなったし、その後の画面切り替えの横ワイプ、カメラワークとで変な出方に
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ナポレオン(2023年製作の映画)

2.7

今作のナポレオンの印象は、結構恋愛に溺れちゃう人なんだなぁ、だ。恋愛模様の印象がウェイトを占めてるのは観る側の問題だろうか。ジョゼフィーヌ、浮気しといて相手を丸め込む手口もっと詳しくみせて。ヴァネッサ>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.4

ティモシー・シャラメの魅力で大満足。コミカル芝居は最初違和感があると思ったけど、すぐに慣れた。感情がのりつつ自然で、ちょっとベチャっとした歌声も良かった。
映像も華やか。女の子と風船持って歌うシーンと
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

2.6

なるほどありそうな話。自己肯定感の低さとアル中の合わせ技は本当に見ていて辛いものだった。お酒は程々にしないとと、改めて胸に刻んだ。
エミリー・ブラント、レベッカ・ファーガソン、ヘイリー・ベネット3人と
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アザーズ(2001年製作の映画)

2.6

ニコール・キッドマンの美しさが作品の格を上げている。本当に綺麗。門に顔つけた時、なんか錆びてそうだけど綺麗な顔に傷がつかない!?って心配になっちゃったくらい。どの角度も綺麗。背筋もシャンとしていて、自>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

2.5

面白くなりそうだったのにそうでもなかった残念。脚本の詰めが甘いというか、登場人物の語りが長くてそれが退屈で頭に入ってこない。キャラもみんな中途半端に謎めいて、何を見せたいのかいまいちわからなかった。>>続きを読む

ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

3.1

やっぱりうまいなぁと思う。恋愛観や仕事のゴタゴタにすごく共感できるし、テンポが良いから飽きない。脚本も流れも隙がないといういうか。
人間臭さがたまらない。特にマイケル・ケインの気持ち悪い感じと、ダイア
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

2.7

作品全体の質感はとても良かったけど、気持ち悪いという感情がずっとあって心底楽しめはしなかった。あまり味わったことのない複雑な気持ち。
攻めの姿勢も良いし、メイン二人がとても魅力的だった。演出が良いんだ
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレ踏まずに観られて良かった。イルファン・カーンの表情がどうも胡散臭いのと、聞き手の丁寧な確認がダサかったのが惜しい。もう少しさりげないバラシ方だったらもっと好きだった。
評判どおり、映像も楽しめ
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

2.1

ケリー・ライカートとは相性が悪いようだ。『ナイト・スリーパーズ』と2作しか観ていないが、淡々とした描き方は共通していた。今の自分では受け取る能力不足か、チャンネルが合っていないといった感じで退屈してし>>続きを読む

ノイズ(2022年製作の映画)

1.8

かなり中途半端な仕上がりでもったいない。藤原竜也成分控え目な演出なのになぜ余貴美子さんをあの仕上がりにしたのか。波岡一喜さんも。島の閉塞感の不気味さで硬くするか、思いっきりシュールに振って欲しかった。>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

1.9

ポスターヴィジュアルのデザインから勝手に上質なホラーをイメージしてたら、安っぽいホラーバラエティという感じだった。この雰囲気だと90分くらいでも長いかも。
クレイジージャーニーでタイの呪物マーケットを
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美女と野獣(2014年製作の映画)

2.3

アニメ版は観ていないけど、ディズニープリンセスのイメージとかけ離れた性格の悪そうな口のきき方はなかなか面白かった。
でも、独特のファンタジーな世界観にいまいちハマれないまま終わってしまった。CGの気持
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シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)

2.5

ニコラス・ケイジがあんな至近距離は笑っちゃう。なんかもうずっと顔芸みたいに感じてしまうし、作品とちゃんと向き合えていない気がするけど途中まではなかなか楽しかった。マグリットの絵みたいにおじさんがたくさ>>続きを読む