lienさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.0

ドラマは未見だけど、映画は重厚なミステリーで面白かった。

人が次々と死んでいくのが切ない。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

完璧な生活が保証された街で、
してはけないことは外へ出ること。

煌びやかで誰もが憧れる生活をしているが、
違和感が抜けない。その不穏さをサブリミナルの映像を見せることで観客にも不安を伝播させる手法が
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.5

映画のストーリーは終わったけど、アシスタントによって菅田将暉の家族は狙われる、ということを暗示させてた

深瀬さん、サイコパス役が上手すぎて先の読めない行動に観る側としてドキドキさせられっぱなしだった
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

「君たちはどう生きるか」というタイトルと
「アオサギ」の情報しか無く、情報化が進んでいる世の中で広告を一切打たずに上映までするという前代未聞過ぎる作品

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〈 感想 〉
観ている間
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

ミッションインポッシブルシリーズ史上最高難易度のミッションだけに、迫り来る敵もレベル違い。
更に今作はAI ×人間。
人間が築き上げてきたデジタル技術から立ち返り、アナログで勝負をしなければならないと
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パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

2.9

寿命を移植できる時代に、家が火事に見舞われ担保にしていた妻の人生40年を富裕層に移植されてしまう。失われた40年を取り戻すべく夫と妻はドナーを誘拐する。

時は金なり、の同じような映画だとTIMEの方
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N号棟(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

とりあえずミッドサマーに謝ってほしい。
ミッドサマーをオマージュしているんだろうな、と感じるシーンが何ヶ所か出てくるけれど、全部安っぽいし、ストーリーが無くて薄っぺらい。

生と死との境界線を無くし、
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黒い家(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ヒトコワ系ホラー
あまりにも衝撃的で当分観たくない(褒めてる)

保険会社に勤める内野聖陽のところへ、大竹しのぶ が自殺した場合保険金が下りるのかと電話を入れる。内野聖陽は、大竹しのぶが自殺をするので
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オカルト(2008年製作の映画)

3.5

お告げの継承。
オカルトというか、カルトは非社会的な行為も
民を救う、と大義名分を掲げて大量殺人を
企てるんだなぁ、と。

神様は怖いね。

黒沢清監督が出演されてて驚き。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

庵野監督のヒロイン像があまりにも綾波レイぽくて、そのフェチに若干引いた。
短髪で、人格欠如した女性が男性との出会いによって人間らしさを取り戻し、そして痛い目に遭う感じが…

話の展開もコロコロ変わって
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ノロイ(2005年製作の映画)

3.7

「カルト」を観てから白石監督のホラー作品が観たくなったので。

モキュメンタリーで現実にありそうなストーリー。
若かりし頃の松本まりかが出演していたとは知らず、びっくり。すっごくかわいい。

得体の知
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カルト(2012年製作の映画)

3.6

え、え、え、めっちゃ面白いんだけど。
来る、でも思ったけど水商売してる霊能力者最高過ぎませんか??

最初は胡散臭いフェイクドキュメンタリー映画のような始まりと在り来りな除霊でハマらないなぁ、と思って
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サイトレス(2020年製作の映画)

3.0

どこまでが本当のことで、どこまでが想像なのか分からない。
序盤あたりで犯人は解るけど、そこからの展開も結構観てて飽きない。

バード・ボックス バルセロナ(2023年製作の映画)

3.5

バードボックス、前作の何者かに追われる不気味さがよかったので続編も観た。
やっぱり2は1を超えられないな・・・

「あれ」を見ると自殺する衝動を抑えられなくなる、あれへはあまりスポットを当てられず、預
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.5

プレーリードッグがかわいい...

軍の施設に拉致され、逃げた先が核爆弾の実験場所だったシーンが凄く好き。
精巧に作り込まれた街全体がマネキンしかいない異様な気持ち悪さが素晴らしい。

最初の作品のラ
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.5

ジョーンズ博士の若い頃をリヴァーフェニックスが演じていて、それを観られるだけでも価値がある。

インディがずっとお父さんのことを「パパ」と呼んでいてかわいい。
バパとのコミカルな掛け合いが良い。

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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.5

トロッコチェイスシーンがハラハラドキドキした〜〜
まだ動いている心臓が燃えるシーンが衝撃的

おびただしい数の虫が出てくるので鑑賞注意
観てる自分も体がざわざわする

猿の脳みそ、目玉のスープなど世に
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.5

緊張と緩和の使い方が上手い。
息付く間もなく ジョーンズ博士に試練が起こる。

ジョン・ウィリアムズの音楽が心地良い。

悪役の俳優がドロドロと溶けていくのが衝撃的。

まぶたに love you っ
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

人は見たいものしか見ない
それぞれ視点が変われば真実は変わり、怪物の見方も変わっていく
子どもの見えている世界と大人の見えている世界は違う
全てのシーンに意味があり、目が離せなかった

同性が恋愛対象
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

2.8

チェコの民話に着想を得て作られたダークファンタジー映画。

あらすじ:
不妊に悩む夫婦がおり、ある日、夫が庭の手入れをしていると、偶然見つけた切り株が子どもの形に見えたことから、それを持って妻に見せる
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ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

2.2

POV系ホラー映画。

曰く付きの廃墟に潜入し、カップルYouTuberとして動画を撮っている2人。
海の底に沈んだ廃墟に潜った2人に待ち受けるものとは...

空間と時間が限定的になっているからホラ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

独り身で生きること = 罪

そんな世界で私は生きられるのだろうか...
もしも動物に変えられてしまうなら、
何になるだろう。
空を飛んでみたいから オウムかタカかなぁ。
そんなことを考えていたら、何
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

4.0

新しい展開で面白い。

前回同様、エスターの狂気性は変わらないが、
次は母親が持っている家族を守るという狂気性もテーマに加わっていた気がする。

前日譚なので、少しエスターのサイコパスさが完璧に出し切
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X エックス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

保安官がラストで
「くそったれのホラー映画」と言うセリフがある。
これは正に本作のことを指しているのだろう。

端的にこの映画を伝えるなら、「若さへの妬み」かな。

エロとグロは相容れないようで実は物
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.8

あらすじ :
30年現場一筋で動いてきた時代錯誤の指導をしていた鬼刑事が上司に盾を突いたことで警察の音楽隊へ左遷させられる。

観やすい映画だった。
挫折からの成長。
50過ぎての左遷からでも、人との
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ファブリック(2018年製作の映画)

4.0

不気味で変態的、アーティスティックな映画だった。
洗脳されそうな音楽が効果的。
深紅のドレスを手にした人たちに訪れる惨劇。
デパートのCMも洗脳されそうな奇妙さがあって良い。

マネキンを洗体するシー
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

2.5

この映画の良さがあまり分からなかった...
ただただ呑んだくれアル・パチーノは下品な罵りをするし、学生に無謀なことをさせるし、最後まで魅力を感じない性格のまま終わってしまった。

ただ、アル・パチーノ
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.3

「80代が若者に観ておくべきと思う映画6選」の中に入っていた映画作品だったので鑑賞。
ちなみに他の作品は以下の通り。

① ローマの休日
② 君の名は
③ おくりびと
④ 二十四の瞳
⑤ 風と共に去り
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.4

好きなことを見つけて、それをずっと好きでいること、それを変わらず貫くことって相当できることじゃない。
だから、主人公であるミー坊のことがすごく羨ましいなぁ、と思った。

魚以外の勉強は得意では無いけれ
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.5

グリーンマイル、ラスト1時間ずっと涙堪えながら観てた。
最後はもう号泣...

生きることが人間に与えられた罪と罰なのかな...
感受性や共感性の強い人が生きづらい世界。

ジョンが「生まれたことを謝
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

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何かの使命感を感じて観なければいけない作品の1つに入れていたけれど、あまりにも悲しい話なので気持ちの整理を付けるまでに2年の歳月がかかった。

大人の表情をあまり見せず、子どもの目線でカメラが動く。
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.9

心が疲れた時に観る映画として丁度良かった。

来る者拒まず 去るもの追わず な主人公の生き方がさっぱりしていて素敵だなぁ。
最初は閑散とした雰囲気だった「かもめ食堂」が少しずつお客さんが増えて、最後に
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