Ayakashdさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

3.5

何か物語の力を思い起こしてくれるものが観たくて。少し散漫な感じもしたし、トールキンの内面を掘り下げるには少し深さが足りず、よくある一次大戦前後の青年の物語になっていた部分もあったけど、それでもトールキ>>続きを読む

やっぱり契約破棄していいですか!?(2018年製作の映画)

3.6

笑えたwwいかにも英国人の悪ふざけって感じの、ちょっぴりブラックだけどキュートなコメディ。日本の劇場だと声だして笑う人少なくていつも寂しいけど、本作は思わずクスクスしてしまうジョークの連続で、みんな笑>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.8

タランティーノウィーク!

なにこれめたくそに面白いwww最初の2作品も、ワンスアポンアタイム〜も「あ、会話長いな」って思ったけど、これはあっという間だった。役者も曲者揃い、会話の密度も異常なほど濃く
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

タランティーノウィーク中。
やっぱり、さすが面白い。会話と時間を自在に操るタランティーノ節が2時間半をのびのびと見せきる。時系列の操作に、おきまりの展開に、予想外の展開。配合がすごい。計算され尽くした
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.7

ワンスアポンアタイム〜鑑賞記念でタランティーノウィーク開催。まともに全作品観たことなかったので、一作目から。

時間の操り方が最高に巧い。

長々とした会話、中身のないジョークの全編を盛り込むタランテ
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

面白かったー!!メンタル豆腐のレオ様と、ナチュラル、ワイルド、ワーキングクラスなブラピの、ほっこりバディコメディwwwめっちゃ笑えたwww泣き虫レオ様最高。ブラピが途中でサイコだって判明する展開を期待>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.6

タロン・エガートン……!!歌い始め鳥肌たった…!!歌うまいのは有名だったみたいだけど(SINGの声ですでにエルトンの曲歌ってた)それでもびっくりした。歌唱力、というだけではない、「歌に魂が入ってしまう>>続きを読む

最初に父が殺された(2017年製作の映画)

3.6

なるほどなぁ…全体主義の到来を、訳がわからないままただ呑み込まれた少女の目線で体感する。一方、俯瞰で差し込まれる空撮のショットが、俯瞰図であるにも関わらず、行われていることの凄惨さをより間近に感じさせ>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.0

蠱惑的でフェティッシュ。なだけといえばなだけの映画だったかと…南米独特のカラフルさや、光の入り方はすごく綺麗だった。コミカルなシーンもままあって、ベイビーフェイスの悪戯天使を無邪気においかけたという、>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.7

日本に生まれただけで信じられないくらい恵まれている。病院で取り上げられ、名付けられ、出生書類を提出され、戸籍を与えられて、水道のある家で育った。この映画を見ると、そのことがほとんど奇跡のように思える。>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.6

オリジナルへの愛と敬意に溢れた作品だった点で深く共感。また、やや逆説的に、改めてオリジナルがいかに優れたアニメーションによって描かれていたかを強く喚起する映画だった。ケニアの大自然をバーチャルに構築し>>続きを読む

マーウェン(2018年製作の映画)

3.7

観てよかった!個人的にめちゃくちゃ好きだ。空想がちな本の虫だった子供の頃の想像力を思い出して、グッと来た。そんなに評価高くなかったから、期待せずに行ったけど、ドール達が活躍するマークの空想世界が予想以>>続きを読む

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.1

ヴァネッサ・カービー最高☆☆☆☆☆
まーでも役柄としてはMIのほうがミステリアスで印象的だったかなぁー。今回はアクション増し増しで、これスタント自分でやってるかなーと思う場面もあり、活躍が嬉しいばかり
>>続きを読む

グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダル(2019年製作の映画)

3.7

この件に関してはいくつかの大きな報道しか追ってなかったから、こんな生身の人間が、こんなふうに闘ってたんだと、真実味があった。自分自身のデータについても、自分の元に届く情報についても、本当に考えさせられ>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.6

金大中にまつわる韓国の歴史ってこんなに闇が深いのか…98年にこれってこないだじゃん…実話かよ、という感想が一番だわ。逆に、70年代の金大中事件とかは、映画かよと思ってしまうよね。でも、当時軍事政権だも>>続きを読む

COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.7

映画はこんなにも美しい芸術だった。と今更のごとく気づかされる映画だった。どのカットもあまりにも美しくて、1秒1秒厳密に時間をかけて撮影した静止画のつなぎ合わせなんじゃないかと思うくらいだった。でも違う>>続きを読む

レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-(2019年製作の映画)

4.2

これはぶっ刺さる。いま現在もオカシオコルテスが一切失速していないことを思ってなお、感動する。この人はどうしてこんなに魅力的なんだろう。なんだか、ピーター・パーカーなんじゃないかと思ったりする。真っ直ぐ>>続きを読む

Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.4

Controversial である映画はいい映画である。という言葉に依拠するなら、いい映画だと言い切れる。だけど、映画への自分の「賛否」や「好悪」やもっと本能的な反応のポジネガが、こんなに揺れる経験っ>>続きを読む

アジズ・アンサリの"今"をブッタ斬り!(2019年製作の映画)

4.2

「笑って泣ける」って言葉では言い尽くせないこの充溢感。アジズのエスプリ、ユーモア、皮肉、インテリジェンス、批判精神、で、かつ、超「普通の人」の感覚。
なんかweird じゃない?とか、なんかembar
>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.6

いやぁ、いいなぁ。満たされる。こういうふうに歳をとりたい。あたたかくて、ささやかで、ユーモラスで楽しい。銀行員が彼を繰り返し形容した"happy"という言葉が愛しくて笑えた。幸せそうなロマンスグレー強>>続きを読む

ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.6

きれいな映画だった。終始、画が美しかった。アメリカの片田舎で起きる、アイボリーの優しい光に照らされた、家族の少し悲しい物語。個人的にかなり好きだった。
ジェイクとキャリー・マリガンの演技はもちろんだけ
>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.9

わたしたちがいまどういう日本を生きているか。「嘘かどうかを決めるのはお前じゃない。国民だ」「俺は"国側"の人間だ」幻想の共同体を作り出し共同幻想で統治する。権力が繰り返すそのやり口に警鐘を鳴らす意味で>>続きを読む

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.8

唸るような名優陣。彼らの重厚な演技ゆえ、どっしりとリアリティを持った、硬派な古き良きウエスタン。で、ありながら、思わず口元の緩むコメディ要素もあって、そして息を呑むサスペンスでもある。なんて巧いんだ。>>続きを読む

わたしは生きていける(2013年製作の映画)

3.0

ロンドンに核爆弾が落とされるというカタストロフィ映画。野心はわかるし、この世界情勢では荒唐無稽とも思えない題材だが、シアーシャローナンのキャラクターも、物語も分裂ぎみ。後半のアポカリプスがスリリングで>>続きを読む

ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016年製作の映画)

3.3

プランBにしてはWhat’s the point?な映画だな。しかし思いがけずロバート・パティンソンが良い。セドリックかトワイライトのイメージしかなかったし、そんなに好きじゃないから作品追ってもなかっ>>続きを読む

ウィンターストーム 雪山の悪夢(2016年製作の映画)

3.5

うむ、天晴れトムホ。思春期の、ナイーヴでちょっと反抗的な青白い男の子を演じる…のかと思いきや後半、なかなかにヘヴィーなサスペンスを演じきる迫力!!追い詰められた表情、決然とした表情、疑念の表情、怒りを>>続きを読む

白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.5

わたしはいったいなぜ今こんなにトムホが好きなのか…ああ、トムホが好きになりすぎてつらい。はい、トムホ出演作digシリーズ。
彼はどこでも”Hey, kid.”って筋骨隆々ガイたちに肩に手を置かれるんだ
>>続きを読む

レジェンダリー(2017年製作の映画)

3.5

トムホランド出演作dig中!
この作品のインタビューでジョン・バーンサルがトムホをくっそ褒めててまじきゅんとした。もうなんか「俺トムホ大好き!!」みたいなジョンバーンサルまじいい。トムホ愛されすぎでし
>>続きを読む

インポッシブル(2012年製作の映画)

3.6

ちょっと!!!これもうトムホランドの映画やないか!!!トムホランド天才子役やないか!!!彼の最高にイノセントで勇敢で、クレバーな演技が、この瞬間の輝きがフィルムに収められていることにまじで感謝する。ね>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.8

エンドゲーム後になお私たちを驚かせ、感動させ、笑わせ、泣かせるMCUまじで偉大だ…驚いた。本当に、フェーズ3のフィナーレにふさわしい作品。
数々のアイアンマンへのレファレンス。トニーへの愛。ツェッペリ
>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.3

オールアジア人キャストの凄み!なんでタイトルから「アジアンズ」取るかねぇ、日本人の僻みかしら。それにしてもシンガポールにいる華僑の富豪ってまじこんな感じなのかな。すげぇな。あとこの、多少デフォルメされ>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.5

ジョン・ファブロー、やっぱキュート!Netflix で彼と、この映画の料理監修のロイが始めた”the chef show”が良くて、ついに映画も観た。とにかくさー、あの人たちバターとオイルとパンと肉と>>続きを読む

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.8

しょーげき。おもしろ。むちゃくちゃにカラフルでくっそダーク。「世界も、生きるも、大人になるも、くそくだらねーしだせーけど、絶望のほうがだせーから、とりあえず、生きる。」っていう、とてつもなくピュアでシ>>続きを読む

メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.3

うむ、まあ、ソーとヴァルキリーinMIBって感じだったかな。クリヘムもそろそろキャラ変してもいいのでは。
てか、宇宙屋じゃないほうの彼のあのカメオはシークレットだったの?あの場面が一番うけたよwエイリ
>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

3.6

いや、ウィルスミスよくやったよ。よくやったww心配したほど悪くなかったし、予告から想像したよりずっと良かったよ。ただね、やっぱり、あくまでもオリジナルへのノスタルジーですね。これは。a whole n>>続きを読む