horahukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

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ブラッド・ハウス/恐怖がつきささる(1988年製作の映画)

3.6

ウチの爺婆は殺人鬼かも…?

9月は爺婆②

両親を亡くした姉弟リンとデビッドは爺婆の家で暮らすことに…。テンション高めに迎えてくれる爺婆と鬱陶しがる姉弟。気分が底なデビッドは夜に外を見ていると、爺婆
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ファンタジー・アイランド(2020年製作の映画)

2.8

どんな願いごとでも叶えてくれる島!

そんな夢のような場所にツアーでやってきた男女5人(だったと思う…笑)。どうせVRかなんかで見せてくれるアトラクション的なやつだろ…とか思って気楽に構えてたら、ガチ
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アンダーウォーター(2020年製作の映画)

3.3

エネルギーの未来…

水深1万メートルにある油田掘削基地内で大事故が発生し基地の70%が損傷。僅かに生き残った者たちが不可能とも思える海面への脱出に向かい進んでいく中で、海底に潜む「何か」の気配を感じ
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レイジング・キャット/サイコ・キャット 人間狩り乱舞交響曲(1968年製作の映画)

3.2

女ハンターから逃げのびろ!

マンハッタンを舞台に、1人の女ハンターから24時間逃げ切れば10万ドル、捕まれば即死刑という逃走中のパワーアップバージョン。チャレンジャーに選ばれたのは3人の男たち。会場
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悪魔の毒々おばあちゃん(1988年製作の映画)

3.1

ババア無双!

9月は爺婆①

金持ち婆ちゃん×2の誕生日に大勢の子供たちが駆けつけた!嬉しくてウキウキな婆ちゃんたちだったけれど、子供たちは全員遺産目当て。必死こいて婆ちゃんたちのご機嫌とりをしてた
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牡丹燈籠(1968年製作の映画)

4.1

ご一緒に黄泉の国にお連れいたします…

8月は心霊⑩

カランコロンの下駄の音でお馴染みな牡丹燈籠の山本監督版。不条理な武家社会への恨みを根底に、腐りきったこの世を捨て去る「死による抵抗」と、腐ったシ
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

4.2

最高だった…😭

見るんなら通しで見るって決めてて3作目の公開待って一気見しました。確か原作の中でも桜ルートって一番長かったと思うけれど、映画三作だけで良くこれだけ綺麗に纏めたなと。それでいてオリジナ
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.3

まさかの和洋折衷!

8月は心霊⑨

事故物件住みます芸人に扮した亀梨くんが四つの事故物件に住む連作短編。芸人多めで画面固めてくるなか、チョイ役にも関わらず宇野祥平さんの圧倒的存在感が流石だった🤣あと
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アトミック・ブレイン 大脳移植若返り法(1964年製作の映画)

3.4

猫は好きだけど…😱

自分の脳を若い子に移植して生きながらえようとする金持ちばあちゃんが、家政婦として女子を雇って裸にしては体を吟味する変態ホラー。これもAmazon字幕で見たのだけど、コワルスキー2
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吸血怪獣ヒルゴンの猛襲(1959年製作の映画)

3.3

突きつけられる征服の虚しさ

昨日に続き、イカツイおっさんたちがオネェ言葉を使う自由度高めな字幕が楽しいSFホラー。そんで女性陣は何故か男言葉。夫婦が性別逆転した言葉違いで話してるのがツボでこれもめち
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X星から来た吸血獣(1958年製作の映画)

3.7

必要なのは距離感!

イカツイおっさんたちが何故か突然「〜なのよ」とかオネェ言葉を使い始める自由度高めな字幕が楽しいSFホラー。いつも酷いけど、このAmazon字幕はむしろ優秀!めちゃくちゃ笑っちゃっ
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ラビッド・ドッグス(1974年製作の映画)

4.4

ホラー秘宝でバーヴァ特集とかいう素晴らしい企画をしてくれたおかげで、大好きな『血ぬられた墓標』を劇場鑑賞できてサイコーにハッピーな気持ちになってます。改めて見て、『血ぬられた墓標』って劇場がこれほど合>>続きを読む

憲兵とバラバラ死美人(1957年製作の映画)

3.4

仙台 vs 東京

8月は心霊⑧

井戸の中から出てきたバラバラ死体の犯人捜査を巡って、仙台憲兵と東京憲兵がどっちが早く犯人捕まえられるかっていうくだらないバトルを始めるホラー風味のミステリ。東京はそ
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メビウスの悪女 赤い部屋(2020年製作の映画)

3.0

医者と結婚した姉を妬んだ双子の妹が、姉を殺して成り代わろうとするそこそこエロいサイコサスペンス。江戸川乱歩の『双生児』の現代翻案。今年のホラー秘宝まつりは開催しないのかと思ってたので、とりあえず開催さ>>続きを読む

ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

3.5

一家に一本キンチョール!

蜘蛛みたいな足に生首が乗っかってる気持ち悪い化物にジュリーがキンチョールで挑むジュブナイルホラー。勿論うちも常備してるけど、こんな化物にまで効果ありとか優秀すぎん?ストック
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シー・フィーバー 深海の怪物(2019年製作の映画)

3.6

「神殺し」が如何なるものか!!

未知の寄生虫に感染して、上陸すべきか否かを議論する某なんちゃら号を何となく思い出さずにはいられない海洋ホラー。妙に現実とリンクするように思えてくる映画が事態の顕在化直
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トイレの花子さん(1995年製作の映画)

3.7

無垢ゆえの悪意

転校生が美人で大人びててモテモテなんで、クラスの女子たちに「トイレの花子さん」に仕立て上げられて虐められちゃう話。小中学生くらいの年齢の子たちがほとんどを占める中、血まみれの廊下だっ
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ケーブル・ガイ(1996年製作の映画)

3.5

テレビが作り出した化物

ジムキャリーの顔面的・演技的・キャラ的濃さが絶妙な「ヤバイ人」感出しまくってて堪んない。そんなジムキャリーが友達になろうよ!って迫ってくるんだけど、そういう発言する奴でヤバく
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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

2.9

総合格闘技の世界チャンピオンが父親譲りの「黄金の右」で悪魔たちを次々にKOしていく話。

いくら悪魔が乗り移ろうが肉体自体は人間なんやから、そりゃ筋肉モリモリマッチョマンな世界チャンプに勝てるわけない
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悪魔のバージン(1973年製作の映画)

3.6

お酒の広告なのにパンツ脱ぐの?

モデルの仕事でやってきた場所は悪魔崇拝者の巣窟だった系オカルトエロホラー。お酒の広告撮影なのに何故か全裸にされるという、広告にまでR指定かけてくる姿勢が素晴らしい😂未
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怪談かさねが渕(1957年製作の映画)

3.8

恨みを忘れて成仏してください…

8月は心霊⑦

三大怪談にもう一本加えるとしたらやっぱり累ヶ淵。累ヶ淵は、三大怪談とは異なり二代に渡る因果応報を描いたもの。父・宗悦とその娘・豊志賀の幽霊が恨みを晴ら
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四谷怪談(1965年製作の映画)

3.9

負けやしねぇ!
首が飛んでも動いてみせる!

8月は心霊⑥

お盆はやっぱり四谷怪談で!日本の怪談の中でも、四谷怪談は怪猫まではいかないながらも相当な作品数を誇る一大ジャンル。ただ戦前のものはほぼ現存
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怪談番町皿屋敷(1957年製作の映画)

3.6

ただ一日でも夫婦の暮らしがしたかった…

8月は心霊⑤

日本三代怪談のひとつ、皿屋敷の映画化作品。岡本綺堂によるものを下敷きに、美空ひばりをお菊さん役に迎えた皿屋敷映画の最後の作品…と言われてるんだ
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性談・牡丹燈籠(1972年製作の映画)

3.5

8月13日にお迎えにあがります…

8月は心霊④

結婚を約束した女は幽霊だった!約束の13日に備えてお札と観音像で鉄壁の守りを築く主人公に、あの手この手で家の中に入る計画を練るお露さんとの攻防を描く
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She Dies Tomorrow(原題)(2020年製作の映画)

4.2

私は明日死ぬ!

突如そんな考えに取り憑かれたエイミー。友人のジェーンはそれを聞いて馬鹿にしてたけど、気づけばジェーンにも同じ考えが芽生え、更にウイルスのように周囲に伝搬していく。そんな「不安の伝搬」
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The Iguana with the Tongue of Fire(英題)(1971年製作の映画)

3.9

セルフスローモーション!

イタリアホラー界の巨匠リカルドフレーダによるジャーロ。フレーダやバーヴァがジャーロ的には先輩なのだけど、興行的にヒットした後発のアルジェント『歓びの毒牙』の影響で動物タイト
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羊とオオカミの恋と殺人(2019年製作の映画)

3.6

殺人の愛情表現

まいんちゃんが華麗な技で人を血祭りに上げていくラブコメスプラッター。まいんちゃんがサイコパス役ってだけで最高なんだけど、料理を振る舞うシーンが多いのも笑えた!「うまい!」とか言って食
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ラビッド(2019年製作の映画)

3.7

作るべきは大衆向けか?
限られた人のみのアートか?

ワキにできた女性器から生えてきたナニを男どもにぶち込んでいく伝説的変態映画のリメイク。力の入ったホラーリメイクが連発されてる近年でも、オリジナルの
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ラビッド(1977年製作の映画)

3.8

欲望にまみれたクリスマス!

交通事故で皮膚移植したら何故か性欲お化けになってしまった美女が、男女気にせずナニをぶち込んでいく変態ホラー。前作の『シーバース』でも性欲パラダイスとか作ってたけど、クロー
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アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

3.3

ウォータースライダー版『13日の金曜日』

ウォータースライダーにトラップ仕掛けられたせいでプールが阿鼻叫喚地獄絵図になるティーンなスラッシャー映画。何というかもうジャケ画像が見せ場的に全てだった。ポ
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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.5

メルセデスよりポルシェが好き!

近所の優しいおばちゃんが実はサイコババアだった!っていうブラムハウス製ティーンホラー。中年女性が高校生たちに自分をママと呼ばせて一緒にパーティ開いてはしゃぎまくってる
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喜劇 怪談旅行(1972年製作の映画)

3.3

8月は心霊③

死んだ奥様の幽霊に付き纏われてる男が新しい女にガチ恋したせいで嫉妬される三角関係コメディ。浮気はOKだけどガチはNGな幽霊奥様だったのに、「自分に似てる女ならガチ恋もOK👍」とかいう価
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吸血髑髏船(1968年製作の映画)

3.3

8月は心霊課題②

船員全員を皆殺しにして大金強盗したは良いけれど、殺した奴の身内にヤベェのがいた!っていうリベンジホラー怪談風味。ほとんど顔の圧力だけでビビらせて殺していく強キャラ幽霊さん…なのか強
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リヴィッド(2011年製作の映画)

3.9

ババアな『ドントブリーズ』!

『屋敷女』『レザーフェイス』で有名なジュリアンモーリー&アレクサンドルバスティロによるダークなお伽話であり、吸血鬼映画の変種であり、泥棒に入ったとこの家主がヤベェやつだ
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東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

4.9

この恨み晴らさずにおくものか…

8月は心霊ということで心霊映画の代表格を。

中川信夫×石川義寛という『亡霊怪猫屋敷』の名コンビが放つ、数ある四谷怪談映画の中でも最高傑作の呼び声高いレジェンド中のレ
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死霊のしたたり2(1989年製作の映画)

3.8

指と目の合成生物がなんだか可愛い!😂

初ブライアンユズナ。あの前作を経てハーバートウエスト&ダンケインコンビでどうやって蘇生研究を続けられたのかと思ってたけど、割と変わりなく研究してたからとりあえず
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