horahukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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グアイウ 地下鉄の怪物(2023年製作の映画)

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記録です。

カリコレ2023。地下鉄構内に閉じ込められた乗客たちを『グエムル』みたいな怪物が襲うモンスターホラー。キッズが昔に家で飼ってたイグアナみたいなやつが、廃棄された地下鉄構内で異常に大きくな
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.9

「注目されたい!」

…に行動原理を全振してる承認欲求モンスター女子が拗らせまくってえらい事になるボディホラー。注目されるためなら何でもする!自分以外が注目されると嘘ついてまで注目浴びて…が取り返しの
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.8

記録です。

『リプライズ』『オスロ、8月31日』を思い起こさせる内容。創作と内面、それを人生とリンクさせて毎度語っているように感じた。主人公の生き様は『オスロ、8月31日』の主人公と重なる部分がある
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La mano de un hombre muerto(原題)(1962年製作の映画)

3.8

呪いか?殺人鬼か?

ジェスフランコ監督によるゴシックホラー+オカルトミステリー。タイトルのサディスティックの名に恥じず、当時では珍しい裸女に鞭打つ拷問シーンもあり。そんな監督らしい一面を覗かせながら
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アッシャー家の崩壊(1948年製作の映画)

3.4

記録です。

ネトフリで配信開始したフラナガンのやつ、映画かと思ってたらドラマだった…。本作は1948年版。忠実には映像化されないのは毎度のことだけど、これの魔改造っぷりは笑った😂まさか婆怖い系ホラー
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.6

記録です。

数年前に流行った『RAW』『テルマ』『ブルーマインド』、古くは『ジンジャースナップ』等に代表される少女変容系列のホラー。体操、鳥、綺麗な俯瞰風景(この綺麗な空はカラスが齎してくれるもの)
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アダプション/ある母と娘の記録(1975年製作の映画)

3.8

記録です。

ハンガリーの至宝(らしい)メーサーロシュマールタ監督の代表作。彼氏に子供が欲しいって言ったら結婚してるから無理って言われるわ、ちょうどその時に家にやって来た若い女が若い男と致してるとこを
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Kfc(2016年製作の映画)

3.7

記録です。

監督の舞台挨拶付きで鑑賞。ベトナム映画界初のゴア映画らしい。子ども(しかも女子)にち◯子食べさせるとか頭がおかしいし、オエっとなって吐き出したそれを自分の容器にキャッチするおデブ君もイカ
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オクス駅お化け(2022年製作の映画)

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記録です。

本当に『リング』だった😂『霊的ボリシェヴィキ』も『ザ・ミソジニー』も訳わかんなかったけど、エンタメ系ホラーもやりたいみたいなことどこかのインタビューで語っていたし、それがコレってことなの
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V/H/S/99(原題)(2022年製作の映画)

3.4

記録です。

『V/H/S』シリーズの新作。今年に『V/H/S/85』が製作されたので一個前のやつ。1999年を舞台にVHSのアナログ映像で送る5つの短編からなるオムニバスホラー。前作『V/H/S/9
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The Blackening(原題)(2022年製作の映画)

3.7

黒人ホラー×デスゲーム!

これは面白い!!人種ネタを茶化しに茶化しまくる超ハイテンションホラー!同窓会で山奥のキャビンに集まった黒人たち。でもそこには殺人鬼がいて閉じ込められる…。次々に出題される黒
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黒の教育(2022年製作の映画)

3.5

抜け出せない指チョンパ地獄…

大阪アジアン映画祭上映作品。少しの出来心が思わぬ事態を招くドタバタ青春コメディの始まりを見せ、途中で連続指チョンパなグロ描写を挟みつつ『スタンドバイミー』的な何とも言え
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.7

『死霊館』シリーズ最新作。前作『死霊館のシスター』でもオカルトホラー→モンスターホラーへと舵を切って物理推ししてたけど、前作以上に物理に振ってた🤣ヴァラクさんの基本攻撃手段は首絞め!

中盤以降は恐怖
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芸術と手術(1924年製作の映画)

3.9

接ぎ木による侵略

『カリガリ博士』のロベルトヴィーネ監督によるサイレント期ホラーの傑作!天才ピアニストのオルラックが列車衝突事故で両手を失う→手術で移植されたのは殺人鬼の手だった。そのせいでピアノが
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怪談蚊喰鳥(1961年製作の映画)

3.6

記録です。

心霊要素はほどほどに、3人の男女の愛憎入り乱れるドロドロな人間模様を見せつけられる。三味線の師匠を商いとしている菊次を中心に、ヤクザ紛いのコウと按摩のトクノイチの三角関係。菊次はコウに惚
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.6

記録です。

確かに『エルム街の悪夢』だわ😂そして主演の子のビジュアル強すぎません?あの格好で戦わせるの絶対監督か製作側の趣味でしょ🤣何よりも友人宅でのゴア表現が良かった。接写の割に皮膚の皮膚感が高い
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

3.9

ポスターから想像するような『リベンジ』的リベンジホラーではなくて驚いた。このおデブさんが血みどろになってクソ野郎どもを処していくのかと思いきや全くそんなことはなく、色んな人たちから逃げまくってるだけの>>続きを読む

空飛ぶ生首(1960年製作の映画)

3.3

記録です。

大きくならないBIG作品。幽霊は多少?大きくなっていたけれど。トムが自分で語ってしまっていたように、自身の罪悪感が見せる幻としてヴァイが存在感を高めていく心霊表現を序盤からひたすらに繰り
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激怒(1936年製作の映画)

4.0

記録です。

フリッツラング監督作。面白すぎませんかねこれ。最後まで夢中で見てしまった。花嫁衣装の本から引いていくとウェディングドレス。さらに空間を跨ぐとウィンドウショッピング?してるカップル。この流
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誰も助けてくれない(2023年製作の映画)

3.5

ドローンのせいか乱用されがちな俯瞰カメラに本当に主体がいた的な導入が堪んない!真っ当なホームインベージョンながら、すぐにエイリアン(グレイ型)が姿を現し、実体のある恐怖として襲ってくる。タイトル通り誰>>続きを読む

リリオム(1934年製作の映画)

3.7

記録です。

フリッツラング監督作。会話なんて二次的三次的で、表情と位置どりによりキャラクター同士が呼応していくのが気持ち良い。というよりところどころのユーモアやシリアスの会話センス含めて言葉は頽落的
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PARALLEL(2021年製作の映画)

4.1

自覚に後押しされた仮面

コスプレ魔法少女殺人鬼が気に食わない奴を殺して死体アートを作成→その動画を撮ってネット公開するJホラー。親ガチャで大外れを引いた者同士の絶望的で窒息しそうな“今”を生きる出口
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女囚霊(2022年製作の映画)

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記録です。

女性刑務所を舞台としたミステリー風Jホラー。そこには“入ったら死ぬ”と噂される懲罰房(審判房)があり受刑者たちから恐れられていた。そしてもし死なずに出て来る者がいたら、より恐ろしいことが
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Nefarious(原題)(2023年製作の映画)

3.3

連続殺人犯は悪魔憑きなのか。

死刑執行直前、精神科医が犯人の精神鑑定に臨む!精神異常ならば死刑執行不可、正常ならば死刑執行。執行の可否は精神科医に託された!取調べ室で一対一。自称悪魔と精神科医の鬼気
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.2

記録です。

コカインでラリったクマが森の中で暴れ回るコメディホラー。割合的には9割がたコメディ😂恐らくコメディを主軸に構成が練られており、コント的に設定された個別作為的なシーンごとにコメディを加速・
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ティン&ティナ -双子の祈り-(2023年製作の映画)

3.7

記録です。

『エスター』『ローズマリーの赤ちゃん』『グッドナイトマミー』あたりの影響を感じさせる子供怖い系ホラー。結婚式当日にお腹の中の双子を事件で亡くした夫妻が、修道院から双子を養子に迎える。いつ
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Thousand Year Old Wolf(英題)(1983年製作の映画)

3.5

眼差しによる越境

伝説の白狼が人間になりすまし、狩人一家を内部から崩壊させようと目論む韓国産狼ホラー。激レアらしく、韓国映画資料館でさえもフィルム、ビデオを所蔵していない作品のよう。漢字表記は『千年
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

4.0

記録です。


脚本家として崖っぷちな主人公が金銭的理由でハリウッドを諦め、田舎に帰ろうとする直前、脇道にそれた先に例の「宮殿」が現れる。ノーマの圧倒的なキャラクターが主人公であるギリスを完全に食って
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タブロイド紙が映したドリアン・グレイ(1984年製作の映画)

3.7

記録です。

ウルリケオッティンガー監督のベルリン3部作の1本らしい。すんごい真面目な映画かと思いきや、こんなふざけた映画だったなんて!もう有名人のスキャンダルを追うのは時代遅れ。自分たちでスキャンダ
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レンフィールド(2023年製作の映画)

3.4

ドラキュラの召使い・レンフィールドに焦点を当てたコメディホラー。ドラキュラ役はニコラスケイジ。11月8日から配信開始らしい。ブラック上司と部下の関係に置き換えて「自分」を持つことの大事さを訴える反パワ>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.6

SNSによる思考の先鋭化

防腐処理された霊媒師の「手」を使って降霊遊びをする若者たちを描いたA24配給のティーンホラー。監督はYouTuberで本作が初長編。見てみたら、“ロ”ナルドマクドナルドなる
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X エックス(2022年製作の映画)

3.4

未知なる自分というマヤカシ

4:3の画角から扉を開き事件現場へと徐々にクロースするカメラによって16:9の画角へと変更する、スクリーンを跳躍しての映画内世界に侵入するかのような視野の開く始まりは好き
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The Deeper You Dig(原題)(2019年製作の映画)

3.5

轢き殺したゴス女の霊にストーキングされるオッサンのお話。その母親が娘探しのビラ配ってるの見て、この世とあの世のダブルパンチでメンタルを抉られ続けるオッサンが、日曜大工(毎日が日曜日ver)で家を建てる>>続きを読む

マリとユリ(1977年製作の映画)

3.7

記録です。

ハンガリーの至宝(らしい)メーサーロシュマールタ作品。『ドントクライ…』だった『ナインマンス』に対してこちらは『アダプション』チック。前作の主演2人が役名同じ(関連はなし)で出演してるの
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.5

訪問者が尋ねてくる際のノック回数が7回であるため、タイトルと合わせて冒頭からヨハネ黙示録引用をある程度推測させるような作りになっており、更にはクライマックスで黙示録の4騎士とまで明言される。それでも、>>続きを読む

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

記録です。

サイコーすぎる!!『超コワすぎ』路線だったら最悪だなーと思ってたのだけど、劇場版序章→劇場版的導入を経ての旧シリーズ&『カルト』路線はたまんない!口裂けの呪具もキツネの尻尾もないから、ま
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