ひろくん1104さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ひろくん1104

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エターナル・ドーター(2022年製作の映画)

3.9

ワンアイディアものだが、
結末はぞっとさせられる。
結局何も起きないが、思わせ振りな演出はお見事です。

梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.6

自閉症の娘もつ親として観賞。
まあ、加賀まりこの久々の主演映画としても。
あのくらい軽度な自閉症なら羨ましいし、
あんな軽い人いるのかな?が感想。
地域住民の反対運動、当然です。それが現実。

ファニー・ページ(2022年製作の映画)

3.9

救いのない結末。現実の厳しさか?
大人への通過儀礼か?アメリカ社会のコミックコミュニティの世界面白く
よくぞ集めた奇妙な共演陣。

アース・ママ(2023年製作の映画)

3.8

なぜアースママなのか?だろう。
貧しいほど、子供が多い矛盾。アメリカ政府のしっかりとした
監視体制。まるでこの世に捕らわれれ出産させられているようだ。
ドキュメンタリーのような出演陣。

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.2

トーキングヘッズ楽曲、予習してから観賞に臨む。
レーザーIMAX に酔いしれた。これもまた映画鑑賞の快感なのだ。
とにかくみたいアングルが全て見られる。 熱狂が伝わってくる。
デヴィッドバーンの踊り、
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ロー・タイド(2019年製作の映画)

4.1

低予算、ノースターの極上のスリラーだろう❗
こんな映画なら毎日でもみたい。
60年代の避暑地のムードもたっぷり出ている。

猟銃(1961年製作の映画)

4.0

なんとも濃厚なメロドラマだ。
そもそもそんなジャンルでくくっていいのだろうか?
白磁に投影する心象風景、濃厚な色彩設計、にじりよるカメラ。
ただ一点、山本富士子の演技が気になってしょうがない❗

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.8

なんとももどかしく、かったるい人々と展開。
小汚ない鳩が飛び立つカタルシスのために、
この下地があったのか?しかしながらこの
映画をコンペ作品に選ぶカンヌ映画祭には改めて
敬意の念を禁じ得ない❗

フタバから遠く離れて(2012年製作の映画)

3.7

すごーく変なこと言いますね。
ほんの数時間帰宅を許された家族に持ち帰りをお願いする
おじさん。DVDを持って帰ってきて。マッドマックスシリーズ、
猿の惑星シリーズ、ダーティーハリーシリーズ。
ハリウッ
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.1

原作の大ファン、感謝の大映画化に満足な出来。
大ロケーションに大アクション。あまりみたことのない
体張ったアクション。結末に続々出る新キャラ。
こんなに風呂敷広げて大丈夫?まだ3巻ですよ!

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.7

キテレツな世界のキテレツな主人公の
お話だが、脳をいじって云々という内容が
個人的に嫌悪感。意外と話はエピソードの羅列。
結末はまあ月並みですし、決して愉快ではない。

苦い銭(2016年製作の映画)

3.6

追っている人間がクルクル変わるので
少し見辛い。しかしどうやってこんなにカメラ意識しない映像を
とれるんだろう?過酷な、とはいえスペースはゆったりしているので、
少し変な安堵。労働効率、どうなんだろう
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

4.0

まるで三谷喜劇のような絶体絶命からの脱出劇。
特に複数の出し物、一挙にやるパート、三谷喜劇の
クライマックスのよう。あれ舞台なら大拍手。ただし、最終部分の
実は舞台裏では、があまり面白くない。パンツの
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.4

善良なるアマルフィの街を牛耳る悪者たち。
我慢に我慢に重ねて一網打尽。
景色は良かったが、話はあまりにありふれ過ぎ。
アクションも少なめ。

愛のまなざしを(2020年製作の映画)

3.3

狙いはいろいろあるんだろうが、
中身と演技は深夜の三流ドロドロドラマ。
杉野ききのみ美しく光っているが、演技はダメ。
深読みしすぎてしまった。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

大傑作です。角川ってさすがいろんな原作ご存知ですね。
まずおふざけに終わらず、きっちりカラオケに焦点当ててます。
綾野剛のかっこよさ。学校、家庭描写のユニークさ、暖かさ。
そして主役ふたりの友情。
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

4.0

ディストピア世界も韓国でやるとこうなりますか?
共産主義社会に対する仄かな憧れと恐怖、いり混じる?
結末はこうしかないでしょうね❓
廃墟のステンドグラスはまるで「夜の女たち」。
俯瞰風景に救援機、飛ば
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.4

開き直った面白さと聞き、一作目以来の観賞。
まあワイルドスピードと同じような印象。
トニージャーのアクション出色、アジアの誇り❗
スタローンの中抜きには驚いたが。
ただビッチな女二人、カッコいい❗

殺しの烙印(1967年製作の映画)

3.4

まあかのカルト映画なんで、
絵作りは立派。特にロケーション、この時代だから出来た
廃墟はいい。「蘇る金狼」に影響❓スタッフ被ってる?
ただ話は酷いな、マンガです。

遠い太鼓(1951年製作の映画)

3.4

ラウールウオルシュ、またもえぐい異色作。
こういう監督なのか?
西部劇とはいえ、ジャングルに青い海、ワニ食われる兵隊。
ネイティブアメリカンに捕らわれ、地下牢に入れられていた女。
そして酋長の娘と結婚
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

前半の「犬神家の一族」まんまの展開は
流石にいただけない。子供中心の場内で汚れた当主の性癖描写にはドギマギ。
話題の秀作だけに絵はお見事だが、怨霊の描写は10年1日。
子供を乗っ取った描写も同じ。

神の道化師、フランチェスコ デジタル・リマスター版(1950年製作の映画)

3.7

なんといっても名作「ブラザーサン,シスタームーン」
の前日譚をみられた有りがたさ。加えて共同脚本の
フェリー二の、かの「道」への補助線としての
存在を感じた。なんとなく日本人にはぼんやりとする、
ジェ
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ブロンコ・ビリー(1980年製作の映画)

4.1

人生のベストワンが「華麗なるヒコーキ野郎」
ということもあり、どうしてもどさ回りの芸人物には引かれてしまう。
実は暗い過去をもつ人たちのウエスタンショー、
というだけでぐっとくる。実に地味な映画だが味
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犯罪河岸(1947年製作の映画)

3.8

ジョルジュクルーゾーって独特の怪しいムード
がありますね❗ちょっと際ものっぽい。今だったらA-24か?
謎のオチには面食らう一方、クリスマスを迎える一夜の攻防、
そしてその翌日、みたいなことがやりたか
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西部の人(1958年製作の映画)

4.2

善良そうな男が昔はヤクザ、偶然再びあったかつての仲間に
悪の道に引き込まれそうになるが、かつての凄腕で全員を倒して
再び善良な男に帰っていく、てのはよくあるストーリー。
これの原型か?強烈なジュリーロ
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夜の女たち(1948年製作の映画)

4.2

しかし焼け跡に残る廃墟の
教会のマリア像のステンドグラスに映る娼婦二人の影、
なんて凄いアートな映像を昭和23年に撮ってたんだな?溝口健二。
カメラワーク、クレーンでかっちり見せる。なんといっても凄い
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

4.1

久々劇場用テレビアニメ、堪能しました。
すべてのキャラが魅力全開のいい話。
アーニャのうんちネタ、場内の子供たち爆笑、楽しい。
ヨルさんのアクションシーン壮絶。
3人がそれぞれ特技言えない状況、うまく
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.7

元々プリンセスものは派手さに欠ける?
歌がいい曲ない、脇の仲間たちのキャラ弱い。
星の精がしゃべらないので面白み欠ける。
福山雅治の悪役、似合わない。
そして「願い」って意味、ちょっとわからない。
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最悪な子どもたち(2022年製作の映画)

3.8

企画が斬新ぽいんだが、
実はありきたりの展開か?
オチがないんんだよな❗
結局、映画撮影で皆いい子になりました?
冗談じゃねぇ

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.8

この映画は、ファーストカウが何を意味してるか?
の映画ですね。意地悪くいうと、その一点。
開拓初期に出現した、新しい「富」ですか?
当然、泡と消え。2人は自然死。
画面暗いシーン多く、眠かった、回りも
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屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

3.4

オリジナリティはねえな!ゼロ❗
話はピーターパン以来、何千回目❓
絵とキャラクターはジブリ×0.3。
いかにジブリ偉大か?証明した。
冷蔵庫キャラ、は良かったよ。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.4

まずは、この映画が日本映画であることに感謝。
日常の淡々描写、ということになっているが、
全く飽きさせない❗何故か?どれ一つとして、同じアングルがないのだ❗
とにかくこの主人公の生活に強烈に憧れる、寅
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.4

全てはラスト10分、と思いつつ観賞。
いよいよラスト10分。周りの女子小中学生号泣の中、平凡な結末に
がっかり。オチ欲しかった。ただもろもろすっ飛ばした特攻隊映画は
存在意義、感じる。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.6

意外と面白い、というか大ミュージカル映画だったし、
こてこてのイギリス映画。MR.ビーンも登場、加えてヒューグラント
も小人で登場。この場に及んでヒューグラント、セルフパロディでキザ(笑)
ファースト
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

参った❗まるで一筆書で書いた名画だ。
ツキもなく夢もない男と女の出会いの話。
相当面白いギャグかましてるんだが、誰も笑わないのが
きつかった。これは笑う映画ですよ。

ティル(2022年製作の映画)

3.7

あまりに有名で大きなドラマのため、慎重に
大事に描きすぎ。よって冗漫、やや退屈。
しかし真実の重みには唖然とさせられる
法廷ではろくに白人たちは映らない演出、効いている。