rikaさんの映画レビュー・感想・評価

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おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

4.0

ボジョレーヌーボーと共に頂いたのだけど、めちゃくちゃよかった。毎年変わらないルーティーンのあるワイン農家の、変わらないけど変わってゆく関係性。

パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

3.5

ありがちっちゃありがち、でも画が只管に美しい。全てはラストシーンのための前戯。

ロシアン・ドールズ(2005年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウェンディー!!お前は最高!!!と度々先生と言い合いながら授業で見た。前作の方が良いのはそうなんだけど(今作は助走が長いのが気になる)、今作はウェンディーの格好良さがキレてて良かった。完璧になり得ない>>続きを読む

スパニッシュ・アパートメント(2002年製作の映画)

4.5

学校の授業で見た。交換留学やErasmus、語学学校の類をやったことのある人はまじで漏れなく死ぬ。Un étranger dans des étrangers、もうこの先の人生で二度と同じメンバーで一>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

綺麗事並べてんじゃねえという他の方のコメントにも頷きつつ、Quand on dit la vérité à un ami, il vous en veut pour la vieというセリフだけで口頭>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

またフランスのアップリンク的な映画館で見ました(今回も最前列以外みちみちだった)。まず、窪田くんが凄すぎるのと、人権だのポリコレだの大声で叫んでいる人であっても家柄やルーツを一度も気にせず対人関係を作>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

フランスのアップリンク的な小さな映画館で見たのですが、本当にぎゅうぎゅうでびっくりしました。淡々としてて、でもちょっとずつ変わっていく今の中でみんなが少しずつ小さな喜び/小さな妥協を抱えている姿がリア>>続きを読む

ヒューマニティ通り8番地(2021年製作の映画)

3.5

リリアーヌ・ロヴェール見たさに見た。コロナ禍のロックダウン、もうみんな落ち着いて!!と見てて気が狂いそうになる場面もありつつ、最後は悲しくも住民が一丸となる姿が描かれていてほっとした。序盤のリリアーヌ>>続きを読む

画家ボナール ピエールとマルト(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

フランスの映画館で見ました。なぜ特にあの時代の芸術家は他人の人生をめちゃくちゃにしてしまうのでしょうか、、、序盤のバスタブに浸かるマルタのシーン、それから川沿いの風景が本当に綺麗で、そういう一瞬一瞬の>>続きを読む

グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

3.5

リヨンが舞台、かつ、語学学校でpardonner(赦し)を題材に勉強したので見たのですが、ジャニオタの私は心底抉られる内容でした。権威と被害者との間で一筋縄では行かない押し問答があるのはやっぱりそうな>>続きを読む

おかしなおかしな訪問者(1992年製作の映画)

3.0

フランス人の補助輪付きで見た(奥さんのフランス語はフランス人でも集中しないと聞き取れないノーブルなアクセントとのこと)、愉快。

WASABI(2001年製作の映画)

3.0

フランス人の友達と一緒に見た。広末涼子の仏語が普通に上手で私も歌う人だったらもう少し耳で感じたまま話せただろうかと羨ましい。話は一昔前の日本ステレオタイプてんこ盛りって感じだったけどそれはそれで面白か>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

フランスの映画館で見ました。(タバコのくだり超ウケてたw)前評判を見ていて、難しいかなと覚悟していたけど、大きなメッセージが2023年10月を経た今見ると突き刺さって抜けないです。
特に「悪意のある石
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都会のガゼルたち(2013年製作の映画)

3.0

フランス人のヒャクゼロな感情をモロに浴びられる。それ以上でも以下でもない、、

オートクチュール(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Dix pour cent S1-3再履修すべくナタリーの出てる作品を見たくて見た。恋愛描写はまったく存在意義を感じなかったけれど、個人的にディオールに思い入れがないので、さらりと、でも結構熱いヒュー>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

セシルドフランスが見たくて視聴。これは見るのに相当集中力が要るので、劇場に缶詰で見た方が絶対にいい(集中力足りなかった人)
やけに立面的な映画だなーと思ったんだけど、途中の場面で舞台の大道具のシーンに
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.5

カラフルを大昔に読んだ森絵都党なのですが、今更映画見た。山田杏奈ちゃんと八木莉可子様が麗しすぎてそれだけで最高(佐々木蔵之介は無駄遣いだったと思うw)、長尾くんも頑張っていたと思う。一方、あいつの身体>>続きを読む

軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

3.5

男女逆転世界の恋愛の話。化粧も脱毛も私自身のためにやっていると思ってきた自分にとってはそうだっけ?と思うところも所々あったけど面白かった。最後のオチが面白い反面、Alexandraに現実に来させて何が>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

フランスの映画館で。凄く面白いわけではないんだけど、論理的に説明できることの方が多分少ない人生について裁判という論理的に説明せざるをえないシチュエーションを用いて展開する脚本が面白かった。(複雑になる>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

8月15日にフランスで見ました。(そして間違えて(間違えてない)仏語版で見ました)
個人的には、原爆投下後の演説機会の観客の異様なまでに歓喜する様子、原爆投下地の被害を想起させる幻影を見ながら、アメリ
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ノートルダム 炎の大聖堂(2022年製作の映画)

3.5

ノートルダムが焼けた時のドキュメンタリーで、当時の映像もあり、しっかり内部まで作り込んだCGもあり、臨場感があるし、いかにもフランス!!な場面(タバコ、オーガナイズされていない鍵、交通ルールを守らない>>続きを読む

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

話自体はたいしたことないと思うんだけど(というか能が雑音になってる感じがする)、作間さんが凄かった。そこに居るだけでこんなに上手いこととかあるんだと思った。
あの嘘に塗り固められた村の中で、嘘をつかな
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

3.5

さすがにクライマックス面白すぎて声出して笑った。哀ちゃん、、、

名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

3.5

謎解きは面白かった(個人的に京都の見たことのある景色がたくさん出てきて楽しかった)一方、動機としてはそうなんだ、、?と思ってしまった。何はともあれ平次かずは派閥、大歓喜すぎる!!!

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.5

ぼちぼち面白かった。いつも通りやりすぎな笑アクションは楽しかったんだけど、ちょっとロマンス狙いすぎてて最後ほぉ、、、となってしまった。ハロ嫁が刺さりすぎてたのもある。あと、キュラソーが一瞬出てきたのは>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.5

結構グロめと聞いてひよってたんだけど、TravisJapanが今度BSフジで踊るようなので、慌てて駆け込んできた。(あ、この後痛いシーンだ、とわかるつくりにはなっていたので自己防衛しながら見れば私は問>>続きを読む