吉田さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

吉田

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無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

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学校側の保守的な隠蔽体質は、トガニの映画や昨今の国内のいじめ問題を見ても、どこも同じなんだなと思った。嫌だも助けても聞こえる大人達が聞こえないふりをして、訴えに蓋をした結果、繰り返され放置されてしまっ>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

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解決して平穏な親子の生活に戻ってからの…ラストは秀でたものを感じた。娘が探していたのはここまで繋がってたんだなと思った。ここ数年で起きた実際の事件を彷彿させる描写で嫌悪感があったけど、話の全貌が見え始>>続きを読む

あの娘は知らない(2022年製作の映画)

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オンライン試写会にて。
静かで繊細な映画だった。
昼間の美しい景色と夜の電柱や信号機の灯りに照らされる景色が対照的だった。
2人がそれぞれの喪失感を抱き、お互いに
どこかで繋がり始めていく。友情や恋愛
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

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邦画は刹那的な印象を受けたけど、こちらは切なくて美しい時間を感じられた。邦画版がベースのとなってはいるが、単なるリメイクではなく、リスペクトも感じつつ、韓国映画らしさと現代的なアレンジで彩られた映画と>>続きを読む

チェイサー(2008年製作の映画)

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緊迫感と恐怖感。
あと少しあと少しで潰される希望。
警察の無能さ。実際に起きた事件がベースにあるから、より一層胸糞が悪くなる。

捕まった犯人が、虫を殺すくらいの感覚でしれっと犯行について詳しく警察で
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光と血(2017年製作の映画)

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デイアンドナイトを観た時と同じ気持ちになりながら観た。それぞれの罪や辛い出来事に向き合って、これからも生きていかなければならないことに気づいて、最後は少し救いも感じられた。役者陣の演技もすごく良く、特>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

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兄妹がいるから、少し共感してしまった。
喧嘩するシーンは、心がえぐられてしまった。(あんな激しいのはしたことないけど)大人になるにつれ、兄妹間のいやなことに対して、どうにでもなればいいって思うこともあ
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闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

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ドラマシリーズから見始めて、ついにファイナルまできてしまった。ファイナルは、闇金の話というよりは、完全にウシジマくんのお話だった。彼の過去を知って、思ってたよりも優しい人間なんだなと思った。あと、中学>>続きを読む

闇金ウシジマくん Part3(2016年製作の映画)

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お金は大事だけど、慎重に考えて使いたいなと思った。ウシジマくん食べるシーン多くて、闇金グルメ作品なのかな??って思い始めた。

映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

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簡単にお金を得ようとするより、地道に働いて得たお金の価値について考えてしまった。ウシジマくん、商売柄そうなんだろうけど、他と比べてきちんと人を見てるなぁと思ってたな。あとは未来ちゃんが、映画の中で真っ>>続きを読む

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

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妊娠したことで今まで互いに踏み込まなかったことが見えてきて、本心を知れば知るほど男も女もどっちもどっちだと思った。日常を切り取ったようなカメラワークも2人の演技が自然で上手くて良かった。後半の木竜さん>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

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公害病に関して、学校の授業で少し勉強しただけだったが、改めて考えるきっかけとなる作品だなと思った。感情的な描かれ方ではなく、劇中のユージンの言葉を借りるなら『最大限の配慮と敬意を持って』撮られた作品だ>>続きを読む

マイ・ダディ(2021年製作の映画)

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全体的には良い作品だったけど、ストーリーが薄く感じられてしまった。主役周りも良い人たち多すぎて、話の重さを感じられなかった。役者陣の演技に助けられてるようにも思った。ムロさんの親子じゃないと病院で知ら>>続きを読む

嘘喰い(2022年製作の映画)

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単純に面白くなかったです。
原作が好きで、実写も楽しみだったのですが脚本がまずダメでした…

このクオリティなら、伽羅は出ないで正解だったなと思いました。

モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

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物語に入ってくまでは、少女漫画実写だなぁって感じで観てたけど、なかなかアクション映画だなとも思った。
訓練してるシーンなど、消防士の姿を垣間見ることができたのはとても良かったです
。あと、めるる可愛か
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

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岡田のシーンと森田のシーンが螺旋を描くようになりながら、だんだんと交わっていく感じ。意図的に演出されたんだろうなと思ったシーンはエグさも感じた。この映画で初めて森田剛の演技を観て、ここまで振り切って演>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

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何度も観れそうにないのに、また観たくなる。岸井さんとムロさんの演技がとてもよい。特に怒りが抑えきれなくなった田母神さんのシーンはすごかった。怖かった。田母神さんは今まで人に優しく生きてきたことも何も意>>続きを読む

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

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個々に複雑なはずなのに、思っていたよりも綺麗にまとまってしまうのが不思議だった。子供たち、物分かりが良すぎると思う。ただ、サンカヨウという花を知れて良かったと思う。役者陣の演技はとても良かった。でも、>>続きを読む

雨とあなたの物語(2021年製作の映画)

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過去と未来を行ったり来たりするから、入り込むまで戸惑った。たったひとつの思い出だけを頼りに想い続ける姿を純愛ととるべきなのか少し悩んでしまうな。最後まで観て、ああそういうことねってなると、ソヨンのヨン>>続きを読む

愛うつつ(2018年製作の映画)

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どちらにも共感はできないのに、恋人同士のやりとりの生々しさが、まるでドキュメンタリーを見てるように思った。特に喧嘩のシーンとか、ああこういう風になるよなぁって、役者陣の演技に集中してしまった。終わり方>>続きを読む

映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

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この作品の、原作のキャラクターの再現度とビジュアルは素晴らしいなと思った。
一人一人の個性が際立ってるから、今回のゲストキャラが薄くて、別にギャンブル最強というわけでもないし、何したいんだ感があり、す
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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思ってた感じよりも日常のシーンが多くて、でも終盤のアクションシーンはとてもかっこよくて、その温度差がなかなかクセになって、面白かった。2人は正反対なんだけど、この2人だからこそ良い!
危ない組織の娘も
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

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とても優しい映画だった。
この作品で2人を繋いだものはBL漫画だったけど、純粋に作品を楽しむ2人の姿が素敵だったし、好きなものを語り合うのに歳の差もジャンルも関係ないなって感じた。いくつになってもワク
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

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オンライン試写にて。(原作は未読です)

「あみ子」をどういう女の子であるかを捉えるのが難しくて、難しくて。
それは、家族のあみ子への態度からも感じて、すごく苦しかった。
風変りであることが、周りから
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

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良い意味でコナンっぽくなくて、とても面白かった。犯人が分かるまでの物語の運び方が上手くて、分かってからも最後までドキドキしながら観た。劇中の音楽もかっこいいし、オープニング映像も凝ってる。安室さんメイ>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

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文の孤独とポーの詩集の使い方が好きだった。あとは、映像と音楽。特に、殴られた後に文のカフェまで走っていくときのカメラワークがすごく良かった。文との思い出と現実の時の光と影の感じが印象的。
映画は、より
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

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1匹の猫と男女4人の話。
最初は、離婚を考えてる夫婦の殺伐とした感じと互いに別の人と関係を持ってるから、ドロドロするかなと思いきや、むしろ1匹の猫を巡って4人の関係が変化し始める展開が面白かった。
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愛なのに(2021年製作の映画)

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多田さんと岬ちゃんの距離感がとても好きだった。あとは、今はいろんな媒体で気持ちを伝えられる時代なのに、手紙を渡すというところも良かった。
熊本さん、意外に嫌いになれない登場人物だった。

こんな気持ち
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望み(2020年製作の映画)

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事件に関わっているかもしれないという家族の不安をよそに、まだ犯人だと確定もしていないのに騒ぎ立てるマスコミや誹謗中傷する外野など見ていて腹が立ちながら、今も同じことがどこかで起きてるなと思った。加害者>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

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小さい頃に観た時よりも大人になってから観る方がすごく心にグッとくると思った。
ジジが言葉を話せなくなってしまったの、昔は何で??が大きかったんだけど、成長して新たに踏み出していくキキには、ジジの言葉は
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映画 おそ松さん(2022年製作の映画)

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幻の第1期の1話目を思わせるようなカオスっぷりだった。トト子ちゃんとちび太可愛かった。おそ松とチョロ松のラブストーリーはずっと笑ってたし、エンドがオリジナルキャラとしては面白かったと思う。トド松と一松>>続きを読む

HANA-BI(1997年製作の映画)

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哀愁と刹那を美しく映し出した映画だった。言葉が少ないのがすごく良かった。

優しい暴力だった。
この映画のラストが好きです。

ハニーレモンソーダ(2021年製作の映画)

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UAやYUKI、羊文学と劇中での音楽は、とても好きだった。ただ、実写映画では仕方ないかもしれないけど、展開が早く脚本もいまいちで残念。原作を読んでないので、登場人物のイメージ合う合わないはわからなかっ>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

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映画としては、う〜んって思ってしまって、見せ方なのか脚本なのか、ちょっとその辺が微妙でした。
ただ、流れるように映される友人と過ごす楽しい時間と薬を分けてる描写と小説を書き始める描写に切なくなってしま
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イノセント15(2015年製作の映画)

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監督の描きたいものはわかるけれど、主人公周りの設定に詰め込み過ぎてる感じもした。
多感な時期な上に未成年で、それぞれの家庭環境や行き場のなさや迷いなど、15歳が抱えるには重くて、でもこの映画の大人達っ
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