mさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

4.8

本当に観てよかった。
東田さんの言葉を通して、様々な文化圏で暮らす自閉症の方々の世界を想像することで、文化が違えど共通する部分があることとそれだけでは一括りにできないそれぞれの個性があること、そしてそ
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彼女(2021年製作の映画)

1.5

邦画はマイノリティを扱うことの意味を真剣に考えてほしい。もやもやが収まらない。原作は評判いいのでそっち読むべきだったな…。ところどころいいセリフ、いいシーンもあったけど酷い部分が多すぎた。
まず主人公
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お嬢さん(2016年製作の映画)

5.0

久しぶりに沼る映画に出会えた。もう好きが止まらない…。
過激さやエロ、ドロドロした騙しあいやどんでん返しの面白さという要素に純愛、そして男性社会からの女性の解放という社会的なテーマが融合した新感覚の映
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.0

アリシアヴィキャンデルとデインデハーンは、顔の系統とか雰囲気が似ているからなのか、とにかく2人並んだ時の画面の美しさが半端なくて見とれた。
まず「チューリップバブル」というものがあったことを知らなかっ
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ミスエデュケーション(2018年製作の映画)

4.0

この作品は、同性愛をテーマに扱った作品にありがちな、ドラマチックな演出や悲劇的な演出がほとんどなく、淡々とドキュメンタリーのように施設での生活やそこでの人間関係に焦点を当てているのが良さであり、反対に>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.7

今監督作品の中で一番怖いと聞いていたので、ビビって観れてなかったけど、なんというか怖さよりも悲しさや切なさが残る作品で、個人的にはパプリカと並ぶくらい、もしかしたらそれ以上に大好きな作品だった。なぜも>>続きを読む

ロッタちゃん はじめてのおつかい(1993年製作の映画)

5.0

小さい頃大好きで、今も細部まで鮮明に覚えてるくらい狂ったように何度も何度も観てた映画。
北欧映画でしかもクリスマスと復活祭が舞台になっているので、インテリアも服装も豪華で全部が可愛い💭
当時はロッタち
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キャロル(2015年製作の映画)

4.7

本気で女の子を落としにかかるケイトブランシェット様は恐ろしいってことを証明する映画ですこれは🤦🏻‍♀️私的にはケイト様とルーニーちゃんっていうキャストだけでもう100点満点です◎
個人的には、「美しい
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Cowspiracy: サステイナビリティ(持続可能性)の秘密(2014年製作の映画)

4.4

もちろん誇張されている部分はあるにしても、大筋は事実なんだろうと思う。
畜産に限らず、私たちが普段様々な商品を安価で大量に手に入れられる背景には様々な犠牲があることは誰もが何となく分かってはいるものの
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

「on fire」というタイトル通り、タバコ、ろうそく、暖炉、焚火など、火が二人の心情を象徴する役割を果たしていたのが印象的でした。この作品に出てくる火は恐ろしさや危険さを忘れるほどに美しく、特に二人>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.4

これをみると「君の名前で僕を呼んで」はかなり特殊な環境だったことに改めて気づく。2人ともそれなりに裕福で、生活にゆとりがあり、両親の理解もある。さらに時間と空間が限られているために二人の間に邪魔が入り>>続きを読む

Daughters(2020年製作の映画)

4.3

こういう女×女作品を欲してた。男と結ばれることだけが女のハッピーエンドじゃない。こういう作品もっと増えてほしい。
まずなんといっても映像美に心奪われる。色使いも構図も撮り方も全てがどタイプすぎた。アー
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

4.7

日本のLGBT作品は価値観が古いのも多くてなかなか安心して観れないけど、これは期待を裏切らない作品だった!
CMBYNに通ずるものを強く感じる。
ラブシーンも腐女子ウケを狙ったものではなく、2人の心情
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.8

圧倒的"観る麻薬"。なんでか分からないけどとにかく大好きで崇拝してる作品。インセプションもみたけどやっぱりパプリカが好き。映画館で観れて大感動だった!
この大胆な色使いと頭がやられるような世界観が中毒
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.9

今敏監督にしては、毒がなくて優しい作品と言われてたけど、ほんとにその通りだった笑 ほかの今敏作品みたいに狂気的なシーンがないのがなんか不思議な感じ。
メインの3人はホームレスというだけでなく、過去にそ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

一見親切で常識的な家族に見えるが、物語が進むにつれ「何かがおかしい」という違和感を抱かずにはいられなくなるような演出がおもしろかった。
特に黒人の女メイドさんの演技がなんともいえず不気味で、登場シーン
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千年女優(2001年製作の映画)

4.0

やっぱり今敏×平沢進の作品が大好きです。
色んな映画の場面にコロコロ切り替わっていくから、どこからが千代子さん本人の話でどこからが映画の中なのかがわからなくなってくる感じがたまらない。平沢進の不思議な
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はちどり(2018年製作の映画)

4.2

ヨンジ先生があまりに素敵すぎました。最初のタバコ吸ってる後ろ姿をみたらウニじゃなくても惚れてしまうんじゃないかってくらい。出演シーンはそこまで多くないし、大事なキャラクターでありながら「漢文塾の先生だ>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.8

観ると元気になれる大好きな映画。
音楽は人を救い、人と人を繋ぎ、人を変える事が出来る。改めて音楽のパワーってすごい!と思える。街で演奏するシーンも、2人で音楽聞きながら夜の街を歩くシーンも大好き。何気
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.6

もっと明るい気持ちになれる系かと思ってたけど、意外と考えさせられる。
自分がまだ10代なのもあってあんまりピンとは来なかったけど、フランシスの謎の能天気さとポジティブさに元気もらった。フランシスの恋愛
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

人気俳優を集めた中身の薄いミーハー映画かと勝手に思ってた自分をぶん殴りたくなりました。予想を遥かに超えてきた。グレタ・ガーウィグ凄すぎる!
登場人物多いし時系列もかなりばらばらなのに、誰一人描写がいい
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マイ・ガール(1991年製作の映画)

3.7

思ってたよりずっとハードで重い。こんな小さな女の子にどうしてここまで色々な災難が降りかかるんだろう。。
周りの大人たちは優しいんだけどみんなどこかしら自分勝手で、ベーダは大事な時いつもほっとかれてしま
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.1

全員ぶっとんでる。
展開が二転三転していくのは面白いけど、正直「結局エミリーは何をしたかったんだ?」とか「そこまでやる必要あったか?」とかモヤモヤは残る。
でもブレイクライブリーのハンサムさ、アナケン
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.8

IMAX版最高でした。。普段アメコミ系全く見ないけどヒースのジョーカーは無性に見たくなる。
この映画をまだ私は理解しきれてないなと感じる。この世の秩序は大多数の人間が良心と常識をもち、それに基づいて行
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

改めて映画館で観て、今まで何を見てたんだろうってくらいこの映画の何も理解できてなかったことに気づいた。言葉で表せないくらい感動した。
やっぱりエボシ様かっこいいよな。女性やハンセン病患者が生き生きと働
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

本当に本当に大好きな映画。映画館の大画面&大音量で観られる日が来るとは…。
ジブリのヒロインの中で私は千尋ちゃんが1番好き。最初は臆病でどんくさくてまともにお礼も挨拶もできなかったのに、最後には大事な
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アイム・ノット・ゼア(2007年製作の映画)

3.2

完全にヒースレジャーとケイトブランシェット目当てで見たけど、思ってたよりおもしろかった。
まったくボブディランのこと知らなかったから分からない部分は多かったけど、ディランが持つ様々な側面を一つ一つ人格
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

まだCGもそんなに発達してないし、ホラー苦手な私でも見れるのではと思ったのが甘かった。
ジャック・ニコルソンが怖すぎる。残酷なシーンがある訳でもないし、びっくりさせる系でもないのに、ほぼジャック・ニコ
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.5

ほんとに大好きなのに辛すぎて軽々しく見れない映画。
マイクが救われない。どうしてもリヴァー本人と重ねてしまうから余計辛い
「別れが悲しいのは、会えなくなってしまうことそのものが悲しいのではない。本当に
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パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

3.5

小さい頃見てめっちゃ泣いた作品。これアヤカ・ウィルソンだったのか。

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.5

小さい頃みた。かわいい映画。出てる映画によって顔違うから昔はジョニデの本当の顔がわからなかった。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

リリーコリンズ可愛い。最後はキュンキュンした。

紙の月(2014年製作の映画)

3.5

2時間に収めないといけないから仕方ないけど、夫のクズさとか平林息子との出会い方とかがはしょられてて残念だった感はあるなーー