デヴィッド・フィンチャー作品なので、基本、サイコパスだけど、いつもより人間臭く、クスッとする小ネタが多め。真面目すぎるがゆえのおかしさ。
仕事って、しくじると余計な事が増えるよね。いろいろ出会いもあっ>>続きを読む
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話の流れがハイテンポで荒いけど、ゲームの中の世界の描き方に新しさがあった。
ラストの強敵キャラとの戦いで、マーベルネタやスターウォーズネタの合間に、GOTのあの衝撃シーンのオマージュ?もはさんできたと>>続きを読む
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とりあえず、ソウルフルな世界のお話ではない。
原題は、Soul。
終始ほんわかとしたノリながら、大人向けのメッセージ性の強い作品だと思う。
同じ監督の作品「カールじいさんの空飛ぶ家」「インサイド・ヘ>>続きを読む
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シリーズ4作品目にして、さらに大人向けになった感はある。
1995年の第一作の頃に子供だった世代が、24年後の2019年、いい大人になっているであろう世代に向けて作られているようような内容にも思えた。>>続きを読む
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評判があまりよくないけれど、いやいや、楽しい。
先の読めるような展開ばかりではあるけれど、許容範囲。
魅力的なキャラもいっぱい出てくる。
L-3のジャンヌダルク感も好き。
ほとんどのキャラが早くに退>>続きを読む
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日本で公開された2006年以来の鑑賞。
当時、内容を知らずに観に行って、映画館を出るときに、何かすごいものを観てしまった気持ちになったのを今でも覚えている。
映画館のスクリーンで観て良かったと思える>>続きを読む
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今はアドニス・クリードの時代なんだと、思い知らせてくれる快作。
これまでロッキーが積み上げてきたものがあるからこそ、成り立つ作品でもある。
最後のタイトルマッチは、全シリーズを通しても、最高の戦い>>続きを読む
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これまでになく残酷な描写が多い。
ランボーと敵の関係性が薄いぶん、戦闘に重きを置かれている。
少数vs圧倒的多数は毎度だけど、今回はあっさりと決着が着いてしまった印象。
最後は、帰りに海賊に襲わ>>続きを読む
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単体としても十分に面白いと思うけれど、これまでのロッキーシリーズを見てきた人にとっては、かけがえのない作品がまた一つ増えたと思えるような作品。
前作ロッキー・ザ・ファイナルは、1作目との結びつきが強か>>続きを読む
何かと酷評されたり、無かったことにもされがちな作品ですが、これはこれで面白い。ちょっとした需要と供給のミスマッチもあると思う。
ただ、敵となる存在にいっさい魅力がないのと、後味の悪さはあるので、そのあ>>続きを読む
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ロッキーのシリーズ1作目とは、全体の雰囲気も近く、ストーリー上の結びつきも強い。
相変わらず、いつまでもダメ義兄なポーリーだが、今やいるだけで安心する存在に。過去の思い出に浸るロッキーに対して、過去は>>続きを読む
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何十回も見てるが、いつ見ても懐かしい仲間たちに会えた気持ちになれて楽しい。いまだに新しい気づきもあったり。
アンディのパンツ見えすぎ問題とか。最後の飛び込みもただのサービスシーンのような。
スロー>>続きを読む
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これまでのシリーズ作品に比べて、娯楽映画としての印象が強く、80年代のコミカルな空気感も随所に。
ロッキーがソ連に乗り込みアポロの仇を撃ちに行くという、ストーリーが本当にシンプルすぎる。時間も約90分>>続きを読む
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ふとしたときに見たくなるけど、何度見ても熱くなる名シーンが多い。
ロッキーが自身の小さな世界(この時点では)を守り抜くために、大きな世界に挑み、虎の目でぶつかる姿勢は、自分が年を重ねるほど、胸に迫るも>>続きを読む
攻殻機動隊 S.A.C で、この作品をオマージュしたエピソードがあり、それがきっかけで観たいと思っていて、やっと観れた。
どこか寂しげなベルリンの街を舞台に、淡々と詩的な天使の?セリフが語られ、街の人>>続きを読む
評判の良さは知っていたものの、邦題が酷過ぎて、ずっと身損ねていたけれど、やっと見れた。たしかに面白いけれど、ベタではある。
どんなときでも、ユーモアがあると、心が救われる。それを知ってしまったフィリッ>>続きを読む
人類史上最強の映画。10年以上にわたるシリーズの積み重ねでこそなし得る厚みのあるシーンばかりで期待値をはるかに超える内容だった。
しょっぱなから最後まで衝撃の連続に圧倒され、怒涛の勢いは止まらず、集大>>続きを読む
ベン・キングズレー演じるガンジーは本物そのまんまのような佇まい。インドの村々の生々しい光景や膨大なエキストラの迫力もあってか、実際にインドの歴史の転換期を直に見届けているようなリアリティを感じる。ただ>>続きを読む
青年2人の会話はテンポよく軽快でノリでユーモラスだが、なんとなく楽しめる程度である。鬱屈した日常をどうにかしたい、というのは伝わってくるが、自分自身がアメリカの社会的背景をよく知らないため、言わんとし>>続きを読む
噂どおり、戦国時代の合戦シーンのリアリティが高く、生死を賭けた攻防に息をのんだ。城郭の作りも縄張りをしっかりと意識させる見せ方でこだわりを感じる。いつものノリで最初から最後までテンポよく、とても面白い>>続きを読む
出演する大人たちはみな、実際に戦時中を生き抜いたことに感慨深いものがある。それもあってか戦争の生々しいリアリティが感じられもする。人の価値観は時代に影響されやすいのだとあらためて思う。時代が違えば子ど>>続きを読む
手を振ってさよならをするという行為が、こんなにも清々しく感じられたのは、濱田岳演じる便利屋さんとのいくつもの心に残るやりとりの積み重ねのなせるものなのだろう。そんなことを思いながら、人類はよくぞ、手を>>続きを読む
子どもの頃、テレビ番組で懐かしのアニメや歌謡曲などを見て楽しんでいる大人に良い気分がしなかった記憶がよみがえってきた。今、レトロなものが流行ったり、昔を懐かしむのも全然悪くはないけど、そればかりだと、>>続きを読む
想像力を働かせば済むことだが、いくつかベトナム戦争の悲惨さがわかる映画やドキュメンタリーなどを観ていた方が、報道側の行動をより応援したくなると思う。新聞の印刷過程から発行して届けられるまでのシーンは、>>続きを読む
18世紀のヨーロッパを舞台にした、1975年の映画。二部構成で、アイルランドの農家に生まれたバリーの成長譚といえる一部と、衰退していく二部。絵画のような映像が美しい。時計じかけのオレンジでは作家を演じ>>続きを読む
ずさんな犯行に、あっけなく事件解決するだろうと思いきや、最後まで何が起こるかわからない展開。最後の最後はコントの王道のような引っ張りぐあいに心底笑ってしまった。
破滅願望をくすぐられる映画。元々30分のショート映画に、あとから30分ずつの2編が追加されている3部構成で、それぞれのオチの皮肉めいたクレイジーさが好物でした。クールの女の子、エヴァがなんとも魅力的。>>続きを読む
嘘をつけないバカ正直な夫から浮気の告白をされる妻。何を言ってるんだろうこの人は、と妻が見せる表情がなんともリアル。それでも仲睦まじくなるのが、痛ましくもあり、微笑ましくもある。内容は実はヘビーな話でも>>続きを読む
話の展開がテンポよく、ぐいぐいと引き込まれる。主演はもちろん脇の役者陣たちの細かい立ち振る舞いもに魅せられる。とくにディクソン警官の憎らしさ愛らしさは一級品で、この映画自体がディクソンの成長譚ともいえ>>続きを読む