esuranさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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ベラのワンダフル・ホーム(2019年製作の映画)

4.2

犬好きにはたまらん…。

ゆえに高評価。

だってイッヌが飼い主を探して旅するなんて、フィクションすぎるけど、道中も紆余曲折波瀾万丈七転び八起き起死回生なんでもありだけど感動したわ。

ちゃんと感動し
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永遠の片想い(2003年製作の映画)

3.4

愛の不時着を観終わってだいぶたち、いい加減そろそろ不時着ロスもねーべよ出演者の他作品みても不時着ワールド壊れねーべよとソン・イェジン主演作を掘り起こしてみました。

この時代の韓国映画は「病弱」「記憶
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百万長者の初恋(2006年製作の映画)

3.2

愛の不時着を観終わってだいぶたち、いい加減そろそろ不時着ロスもねーべよ出演者の他作品みても不時着ワールド壊れねーべよとヒョンビン主演作を掘り起こしてみました。

この時代の韓国映画は「病弱」「記憶喪失
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

4.3

アリシア・ヴィキャンデルが素敵すぎたので高めの評価です。

とにかくアリシアありき。アリシアさまさま。

ストーリーはまあ既視感。特筆すべきとこはない。でもね、冒頭から制作サイドの「疾走感」へのこだわ
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スパイな奴ら(2012年製作の映画)

3.2

南に潜入している北からスパイたちの話。

コメディ調で始まっておきながら、なかなかシリアスでした。

北のスパイは、往々にして家族を人質にとられてるパターンが多いのですが、これまた例にもれず。

キム
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最も普通の恋愛(2019年製作の映画)

3.0

まあ突き詰めりゃ男と女の恋愛なんてさ、これでさえ普通といえちゃいますからね。

ただね、酒飲みすぎ!

飲みすぎだーよ。

飲みすぎての失敗談なんて誰しも持ってるもんだけどさ、失敗に失敗をどんどん上塗
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.4

エンドゲームで一旦区切りました都合上、鑑賞までにだーいぶ時間かかりましたが、ようやく観ました。

参りました。

ところどころMCU好きにはたまらん。
たまりませんでした。

情報を遮断していたおかげ
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愚行録(2017年製作の映画)

3.2

原作が好きでした。

いろんな見方ができて面白い作品なんです。
一人の意見や主張を鵜呑みにすれば、あの人は「悪い人だ」となるけれど、よくよく考えれば偏った意見しか視聴者は耳にしてないわけですよ。原作者
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.6

ちょっと哲学的だった。
好き。

モノへの執着を手放す。
つまりは断捨離する。

断捨離して、
過去を捨てて、前へ進もうとする。
ときめかないものは捨ててしまえとコンマリ動画まで登場し指鳴らして消しち
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ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

4.0

よかった。
今回は前作より曲のレパートリーが増えてて、アカペラの見せ場断然多くなった気がしてる。バトル形式のとこは興奮したし、ヒップホップのクラシックが連発されるし、いい曲いっぱい使ってて、よだれもん
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シャーケンシュタイン/フランケンジョーズ(2016年製作の映画)

1.4

ツッコミどころ満載で面白い。

B級といったらB級に失礼で、頑張って作ってみた低予算自主映画のような様相。

冒頭の1940年代のあたりで足元が一瞬アディダスっぽい(詳細不明)のが映ってて、あれ?アデ
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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.4

個性的な役者さんが揃い踏み。

原作の漫画を見たことがあり、話はほぼほぼ変わらないんだけど、映画には映画なりのよさもあった。

主人公の梅宮志乃のメンヘラ度というかめんどい感じがかわいいんだろうなぁ…
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ステップ(2020年製作の映画)

4.0

重松清氏の原作は読んでたけどまさか冒頭から5分くらいでボロボロ号泣するとは思わなんだ。この手の、父と娘とか、シングルファーザーとか、妻に先立たれものとかに弱いのでありました。

にしても、細かい描写が
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

ほろ苦くてね。
愛だの恋だの。
実際、
他の人がどう思ってようとどうでもいいんですよ。
本人にしかわかりえないことなんで。

テルちゃんのマモちゃんへの想い。
仲原くんの葉子ちゃんへの想い。

「そゆ
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台風家族(2019年製作の映画)

3.2

ドタバタすぎるコメディで、
うっかりしていると置いていかれる危険性あり。

にしても、設定がすごい。
ツッコミどころは満載だけど、
ツッコミ入れるのは野暮かな。

めちゃくちゃな家族だけど、
ちゃんと
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うさぎドロップ(2011年製作の映画)

3.3

リンちゃんの里親になるくだりでの必然性を感じなくてポカンとしてしまったけど、松山ケンイチの素朴な演技と芦田愛菜の天性ともいえる演技とこの時期の可愛らしさを堪能できるだけでも視聴価値は充分にあった。>>続きを読む

家族ゲーム(1983年製作の映画)

2.8

実験的。
異色。
シュール。

いろんな言葉が頭の中を行ったりきたり。

とにかく最初に思ったのは目玉焼きチュウチュウからの咀嚼音へのこだわり? 効果音の手探り感?(ボディブロウ音の違和感) ま、意欲
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.3

食と幸せ。
食べ物には人々を幸せにする力がある。
お弁当。
当たり前のように持っていくそのお弁当とは一体誰が作っているのだろう。
手弁当なんて愛情しか詰まってないよ。それが義務化されてようがなんだろう
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

よかったねー。
タイトルのダサい感じと、作品の本質にブレが一切ない感じがまたさらによかった。

大筋だけで語るなら任侠モノはこすられすぎてて前半はもう既視感しかない。既視感しかないんだけど、脇を固める
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紙の月(2014年製作の映画)

3.3

宮沢りえの演技を筆頭に演者が素晴らしい。石橋蓮司の優しい演技とか、池松壮亮のねちっこい(いつもだけど)感じとか、小林聡美の生真面目感とか、田辺誠一のいるだけ感とか、近藤芳正の管理職な感じとか、大島優子>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.4

低予算といっても演者のギャラが安いというだけで、作りに安っぽさなんかまったくなかった。終始独特の空気感が漂よっていて懐かしいアングラ作品に触れてるような感覚。

ストーリーはほかにゆずるとして、じわじ
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.0

原作未読。

まず演者たちの
演技が素晴らしすぎた。

さらに
監督の切り取り方、
秀逸だったのかな、とも思う。

それぞれの断片をつなぎあわせて、ひとつにする。絶妙な展開でありました。

顔を伏せ謎
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.8

よかった。
タイトルと中身の乖離は否めないけれど、思ってたよりよかった。なにせ謎解きの様相を呈するとは想像もしていなかったもので…。

ですので、楽しめました。

なさそうでありそうな話ではあるし、ど
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.6

これは秀逸。

30分ちょいの短編映画で、タイムリープ、リプレイもの。単に時間を繰り返すなら幾度となくこすられてきたSF手法だが、この作品のベースにはメッセージ性が色濃い。

人種差別、昨今の市警察の
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ターザン:REBORN(2016年製作の映画)

3.2

めちゃくちゃ綺麗な映像でして、家の40インチから50インチそこらのテレビで見るのがしのびなくなるレベルでしたよ。ほんと綺麗なジャングルと、ほんとリアルなCGゴリラに感動しました。

映像美がすごいので
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.2

軽い気持ちで観始めたけど、かなり良かった。

ドラッグから立ち直るための軌跡。
ただそれだけっていたらそれだけなんだけど、切り取り方が秀逸だった。そしてドラッグや依存症からの離脱には「支え」が必要で、
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凪待ち(2019年製作の映画)

4.0

いやいやいや。
しみました。

白石和彌監督作にしては出だしから地味な入りだなぁと油断したのもつかの間、ちゃんと「らしさ」を効かせてきて、こちらの感情をもぐわんぐわん揺さぶります。

しかし香取慎吾演
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

おひとりさま。

2割くらいはわかるわかるって気がして前のめりで見れたけど、8割くらいは理解できなくて、でも2割もわかれば充分じゃね?って気もしてる。

予備知識なしで見たから、「勝手にふるえてろ」に
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デッドリー・イリュージョン(2021年製作の映画)

2.8

得意の人もいれば不得意な人もいるでしょうね。
私は後者でした。

現実と妄想がごっちゃになる。
それはわかります。
執筆作業に夢中になると現実と妄想の区別がつかなくなる。
それもわかります。

で、結
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.8

よかったです

韓国のサスペンス、スリラーは、やりすぎなくらいにやっちゃってくれるので衝撃度は高いです。

シンプルなストーリーですが、猟奇的かつ不気味なストーカーという構図で、かつ韓国映画というのが
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オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

3.4

予告編で中年女性二人が海外のレストランで頑張って英会話してる!っていう印象だけでマダム・イン・ニューヨーク的な映画だと思って見てみたら全然違った。

冒頭1分がセンセーショナルすぎてつかみはOKすぎる
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完璧な他人(2018年製作の映画)

4.0

面白かった!
イタリア映画「大人の事情」の韓国版リメイク。日本版もあるらしいけど、どちらも未見。

秘密の暴露大会の様相。
1幕モノの映画としても楽しめる。
ブラックコメディとしても秀逸。
心理戦サス
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.3

すごーい!
時代を築いたヒーローたちの同窓会のような作品でした。スタローンに、ブルース・ウィリスにシュワルツネッガーが一堂に会する瞬間なんか思わず笑っちゃいましたよね。笑うとこじゃない?

ジェット・
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ビーチ・シャーク(2011年製作の映画)

2.5

サメ映画は世の縮図。

特にジョーズを意識してる部分「利益のために何かを犠牲に」という悪だくみ。まさにジョーズも観光客欲しさに何かを隠蔽してやしなかったか? 経済のために何かを犠牲にする代償やいかに…
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コインロッカーの女(2015年製作の映画)

3.5

キム・ヘスとキム・ゴウンの両者の演技力の凄まじさがぶつかり合う作品でした。

内容的には闇社会を描いていて、金回りよさげなのに私生活が妙に小汚い感じのリアリティ。ためらいなき残酷さ。口から血を出させる
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